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戦闘機連合 ウクライナ兵に対し「F16」訓練開始/反プーチン勢力 ロシア領内で戦闘開始か

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。EU(ヨーロッパ連合)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は5/22(月)、ウクライナへの「F16」戦闘機供与に関連し「(ウクライナ軍の)パイロットの訓練は既に始まっているようだ。近いうちに供与できるようになることを願っている」と述べました。ボレル外交安全保障上級代表はアメリカがヨーロッパの同盟国による「F16」供与を容認したことに歓迎の意を表明。ウクライナにとって「F16」は必要だと指摘。「F16」はEU加盟国のオランダ、ベルギー、ポーランド、デンマークなどが保有。パイロットの訓練には数カ月かかる見通し。

 アメリカのケンドール空軍長官は5/22(月)に行われた会合で、ロシアの侵略を受けるウクライナへのアメリカ製戦闘機「F16」の供与について、「ウクライナの助けにはなるが、根本から状況を変えるわけではない」と述べました。ケンドール空軍長官はこれまでウクライナとロシアの双方が制空権を握ることができていないため、航空戦力が戦況に決定的な影響を及ぼしていないと指摘。「F16」の供与でも、「(状況を一変させる)ゲームチェンジャーにはならない」と述べました。

 ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州のグラトコフ知事は5/22(月)、ウクライナの破壊工作グループが侵入して国境付近の町で住宅や工場など数カ所を銃撃し、市民8人が負傷したと明らかにしました。「自由ロシア軍」と名乗る集団が同日、「自由を守るために武器を取った。クレムリンの独裁政治を終わらせるときが来た」と投稿。午後にはウクライナ国境に近い同州コジンカ地区を「解放した」と主張しました。「ロシア義勇軍団」も関与を認める声明を出しています。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問はロシア人で構成される地下のゲリラ集団との見方を示しました。「状況を注視しているが、ウクライナとは関係がない」と政府の関与を否定。

 また、ベルゴロド州のグラトコフ知事は5/22(月)にドローン攻撃があり、これまでに1人が死亡、10人が負傷したと明らかにし、「ウクライナ軍の破壊・工作グループによるものだ」と主張しました。ロシアのペスコフ大統領報道官はドネツク州の激戦地である「バフムトを失ったことによる政治的影響を最小限にすることが目的だ」と批判しています。これに対して、ウクライナのポドリャク大統領府顧問はSNSで「ロシアのベルゴロド州の出来事を興味深く見守り、状況を調査しているが、何の関係もない」と関与を否定しています。一方で、ウクライナに拠点を置く反プーチン政権派の「ロシア義勇軍」などがロシアに潜入したと明らかにしていて、ウクライナ側も「この攻撃の責任はロシア義勇軍などにある」としています。

 「自由ロシア軍」などロシア人義勇兵の取りまとめ役とされているキーウに住むロシアの元下院議員ポノマリョフ氏は、ロシア人義勇兵は約4千人おり、前線で祖国ロシアと相まみえていると明らかにしました。ポノマリョフ氏によると、ロシア人義勇兵の部隊には約千人を擁する「自由ロシア軍」のほか、「国民共和国軍」や「ロシア義勇軍」があるとし、これら3団体は昨年8月末、キーウ近郊のイルピンでウクライナ軍と共闘するとの宣言に署名。宣言では「ウクライナは勝たなければならない。プーチン政権を崩壊させる」とうたわれたとしています。ロシアのスパイでないと証明するため、ウクライナ軍への入隊時には厳格な身辺調査がある。入隊を支援するポノマリョフ氏は「ロシア人の信頼度は低いが、前線ではウクライナ国旗をつけて戦う。正規軍との連携に問題はない」と話しています。ウクライナが計画する反転攻勢については、「主目標はクリミア半島の奪還。半島に進軍すればロシア政権は揺らぐ」と指摘。「ウクライナの勝利とロシアの自由のため、ロシア人部隊は全力で戦う。できれば今年中に終戦させたい」と述べました。

 アメリカの戦争研究所はドネツク州の激戦地バフムトのロシア軍について「西部の市境界に到達した可能性が高い」と分析。ロシアの制圧主張を認めた形。

 ウクライナ空軍によると、ロシア軍が5/21(日)夜から5/22(月)朝にかけてドニプロを無人機(ドローン)20機とミサイル16発で攻撃し、ウクライナ側が全ての無人機とミサイル4発を撃ち落としたと発表。

 ウクライナのクレバ外相は今週、アフリカ諸国歴訪を開始。南半球を中心とした新興・途上国グローバルサウスでロシアの影響力低下を目指します。ロシアによるウクライナ侵略後2度目のアフリカ歴訪となり、モロッコなどを訪問します。ウクライナ戦争を巡っては中国など複数の国が和平計画を提示しており、クレバ外相はゼレンスキー大統領の和平計画への支持を求めることが最優先課題と説明しています。SNSでは「アフリカの首脳・企業との重要な交渉を控えている」とし、黒海を経由した途切れないウクライナ産穀物輸出への支持やウクライナ企業の進出先を確保したいと述べています。

 国連は5/22(月)、黒海経由でウクライナ産穀物を輸出できるようにする国連とトルコ仲介の合意(黒海イニシアティブ)で指定された輸出港の一つのピウデンニ港について、5/2(火)以降、船舶が入港できていない状況に懸念を表明しました。同港への航行申請が承認されていないとしています。黒海イニシアティブは先週、ロシアの合意で2カ月延長されています。国連の報道官はピウデンニ港の問題に関与している関係者には言及しませんでした。同港はロシアによる侵略前はロシア産アンモニアの輸出港になっていました。ロシアは合意延長の条件の一つに自国産食糧やアンモニアなどの肥料の輸出再開を挙げていました。国連報道官によると輸送船舶を管理するJCC(共同調整センター)ではウクライナへの航行申請17件を受理。7件がすでに承認されましたが、ピウデンニ港行きの申請はこれまでのところ一件も承認されていません。「ピウデンニ港には5月2日から船が入っていない。このような事態を懸念しており、合意の完全運用を改めて呼びかけたい」と会見で語りました。合意の下でこれまでにウクライナの港から3000万トン超の食料が輸出されています。その3分の1強をピウデンニ港が占めています。




 今週のカレーは、ハウス食品「ジャワカレー 大人の激辛」を食べる予定。ハウス食品の商品サイトの辛味順位は、他の商品が1~5段階の数字で示してあるのに対し、「大人の激辛」は "激辛" の表示。ジャワカレー史上最も辛いカレーで、ハバネロを唐辛子中8g使用、ジャワカレー辛口と比べて、カプサイシンが500%以上入っているということで、食べるのが楽しみです。

▼読みもの





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【ヘルス】
[ BMI ]20.1[ 体脂肪率 ]12.1%[ 内臓脂肪 ]5.5
 歩数 : 2,623歩 距離 : 1.9km 消費カロリー : 120kcal

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