SSブログ

ゼレンスキー大統領 軍事援助の約束を果たすよう求める

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は4/11(木)、ロシアによる空爆が激化する中、防空システムなどの軍事援助の約束を果たすよう同盟国に求めました。バルト海、アドリア海、黒海に囲まれた中東ヨーロッパ地域13カ国による協力枠組み「三海域イニシアチブ(3SI)」の首脳会合に参加したゼレンスキー大統領は会合後の記者会見で、「ロシアのテロリストによりハルキウなどの都市で停電が毎日起きている。われわれは新たな支援が近いと日々聞いているが、最終的に現実は言葉と一致しなければならない」と語りました。ポーランドのドゥダ大統領は同国にはウクライナに提供する地対空ミサイルシステム「パトリオット」はないが、ソ連時代のミサイル供与について協議したと述べました。ウクライナはまた、ラトビアと10年間の安全保障協定を締結。ラトビアは国内総生産(GDP)の少なくとも0.25%相当のウクライナ軍事援助を行い、サイバー防衛、地雷除去、無人化技術でも支援を提供します。ゼレンスキー大統領はあらゆる手段を用いてウクライナへの軍事援助を推進するよう首脳らに要請。そうすることが地域の全ての国の安全保障を推進すると訴えました。

 バルト3国のリトアニアの首都ビリニュスで4/11(木)、バルト海、アドリア海、黒海に囲まれた中東欧地域の13カ国による協力枠組み「三海域イニシアチブ(3SI)」の首脳会合が開かれ、日本を戦略的パートナーとして承認しました。3SIはエネルギーや運輸、デジタルのインフラ整備を推進しており、ウクライナの支援や復興で連携が注目されます。戦略的パートナーのアメリカ、ドイツ、EU(ヨーロッパ連合)ヨーロッパ委員会に日本が加わりました。インフラ整備での商機やウクライナの復興事業への貢献を見込みます。中国が海洋進出を強めるインド太平洋地域へのヨーロッパの関与強化を引き出す狙いもあります。首脳会合で採択された共同声明は「日本の関与により、グローバルなサプライチェーン(供給網)やインド太平洋地域とのつながりが強化される」と指摘。会合にはゼレンスキー大統領も出席し、ロシアの空爆から防衛するための防空システムの追加供与を求めました。

 プーチン大統領は4/11(木)、ロシア軍がウクライナの電力インフラを標的とした攻撃を激化させていることについて、ウクライナ軍によるロシア国内インフラへの攻撃に対する「報復」だと主張。また、スイスが6月に開催するウクライナ主導の和平案「平和の公式」を話し合う国際会合に「ロシアは招待されていない」と明らかにしました。首都モスクワで行われたベラルーシのルカシェンコ大統領との会談での発言をロシア大統領府が発表。プーチン大統領はウクライナの電力インフラへの攻撃について、電力需要が高まる冬季にロシア軍が「人道的見地からいかなる(電力インフラ)攻撃もしなかった」と主張。「しかし、ロシア国内のエネルギー関連施設が相次いで攻撃され、報復する必要に迫られた」とした。ウクライナの兵器産業の弱体化が目的だと正当化しました。ウクライナ軍は過去数カ月間、ロシアの国力低下を目的に、ロシア国内の石油精製所や燃料保管施設などをドローン(無人機)で相次いで攻撃。一方、ロシア軍は3月下旬以降、ウクライナの電力インフラを標的としたミサイルやドローンによる大規模攻撃を相次いで実施。ウクライナで複数の発電所や変電所が破壊されるなどし、同国の電力危機が深刻化しています。一方、「平和の公式」を巡る国際会合の開催はスイスが4/10(水)に発表。ウクライナや西側諸国のほか、中立的な第三国などが招待される見通し。これに対し、ロシアのペスコフ大統領報道官は4/11(木)、「ロシア抜きでの協議は無意味だ」と述べました。

 FSB(ロシア連邦保安局)は4/11(木)、イギリスの特殊舟艇部隊(SBS)がウクライナで活動し、ロシア軍に対する作戦を支援していたと主張。作戦は未遂に終わったとしています。FSBはウクライナの破壊工作部隊を黒海の砂州に上陸させる英特殊部隊の計画を阻止したとしています。ウクライナ海軍特殊部隊の幹部を拘束したとし、氏名と生年月日を公表しました。「ウクライナ軍特殊部隊がSBSの1部隊の監督を受けていた」とし、「イギリスによる紛争への直接関与を示す」と主張しました。

 4/7(日)に発生したザポリージャ原発へのドローン(無人機)攻撃について、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長は4/11(木)、「この戦争における重大な分岐点だ」として、更なる攻撃の自制を呼びかけました。ロシアが占拠するザポリージャ原発は4/7(日)、ドローンによる攻撃を受け、6号機の屋根などが損傷しました。ロシアはウクライナの攻撃だと主張する一方、ウクライナは全面的に関与を否定しています。IAEAはロシアとウクライナの双方から要請を受け、4/11(木)に緊急理事会を開催。その冒頭でグロッシ事務局長は声明を発表し、原発の安全性は損なわれなかったものの、「原発事故のリスクを著しく高める行為」だと改めて非難しました。その上で、「この戦争における重大な分岐点だ」とし、「今回の攻撃が極めて危険な局面の始まりになることはあってはならない」と、更なる攻撃の自制を呼びかけました。声明では誰が攻撃を行ったかについては明記していません。

▼読みもの

【メディア】
[ ネット ] 2024/04/12 07:00 (生)
 SHOWROOM──NGT48 新沢葵唯
[ ネット ] 2024/04/12 07:00 (録画・録音)
 SHOWROOM──NGT48 松坂紗帆
[ ネット ] 2024/04/12 06:30 (録画・録音)
 SHOWROOM──NGT48 浅生珠菜
[ ネット ] 2024/04/12 18:00 (生)
 SKE48 LIVE!! ON DEMAND──SKE48 研究生「制服の芽」公演


▼前週の投稿
▼過去の同日投稿
▼過去の同月日投稿
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0