ウクライナ軍 ワグネルを遅かれ早かれ全滅させるだろう
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ軍のシルスキー陸軍司令官は5/21(日)、ドネツク州の激戦地バフムトについて「状況は困難だ」としながらも、一部地域の支配を続け、郊外で前進していると表明。ロシアによる完全制圧の発表を否定。G7広島サミットに参加したゼレンスキー大統領も同日、「バフムトは占領されていない」と述べていました。ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官も5/21(日)、市内の南西部をなおウクライナ軍が保持しているとし、バフムトの陥落を改めて否定しています。チェレバティ報道官はバフムト市内にはロシアの民間軍事会社ワグネルの部隊が展開しているが、同市郊外で前進しているウクライナ軍が「ワグネルを遅かれ早かれ包囲し、全滅させるだろう」とも述べました。ワグネル創設者のプリゴジン氏は5/21(日)、「バフムト制圧の任務は完了した。25日にワグネルは戦闘地域を離れる」と改めて表明。今後、ワグネルは確保した陣地を露正規軍に引き渡した上で撤退し、部隊の再編成に着手するとし、今後２カ月間は戦闘に参加しない予定だと主張しました。ただ、アメリカの戦争研究所はバフムト郊外にウクライナ軍が展開する中、ワグネルが無傷で撤退できる可能性は低いとの見方を示しています。
ウクライナ軍は5/21(日)、ロシア軍の占領下にあるザポリージャ州の港湾都市ベルジャンシクのロシア軍部隊の本部を攻撃し、損害を与えたと発表。ベルジャンシクは戦闘の最前線から約100km離れており、長射程兵器を使った模様。ベルジャンシクはウクライナ軍が大規模な反転攻勢で奪還を目指す候補地として取りざたされています。ウクライナ軍は使用した兵器については明らかにしていません。ロシア軍側はウクライナ軍がイギリスから供与された長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」（射程250km超）を使ったと主張しています。ウクライナ軍はイギリスが「ストームシャドー」の供与を正式発表した5/11(木)以降、アメリカが供与した高機動ロケット砲システム「HIMARS」（射程約80km）で届かない距離にあるロシア軍拠点への攻撃を活発化させています。ドネツク州の港湾都市マリウポリでは5/19(金)夜にロシア軍が基地として使用している空港で大規模な爆発がありました。ロシア軍側は5/20(土)、マリウポリが「ストームシャドー」による攻撃を受けたと発表。マリウポリもウクライナ軍による反攻の候補地の一つに浮上しています。
ロシアが支配下に置くザポリージャ原子力発電所が5/22(月)、外部電源から遮断され、非常用発電機によって核燃料を冷却する事態となっています。ロシアが送り込んだ現地の作業員はウクライナ側が送電線を切断したと避難する一方、ウクライナの原子力企業エネルゴアトムはロシアの砲撃が原因と主張。IAEA（国際原子力機関）のグロッシ事務局長は「原発の安全状況は極めて脆弱だ」とし「われわれは今、原発を守ることに合意しなければならない。この状況を続けることはできない」と訴えました。エネルゴアトムはバックアップ用のディーゼル発電機には約10日分の燃料があると明らかにした上で、「カウントダウンが始まった」と指摘しました。同社によると、ザポリージャ原発への電力供給が停止されたのはロシアのウクライナ侵攻以降で７回目。これまでは非常用発電機が作動した後に外部電源が回復しています。
ゼレンスキー大統領がG7広島サミット閉幕日の5/21(日)に広島市の原爆資料館を訪問した際「現代の世界に核兵器による脅迫の居場所はない」と芳名帳に記していたことが分かりました。ゼレンスキー大統領は「感銘を受けた」「世界中のどの国もこういった苦痛と破壊を経験することがあってはいけない」と記しました。また、同日帰路についたゼレンスキー大統領は機内からビデオ演説。ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援を確認したG7に「感謝する」と表明しました。来日直前に立ち寄って出席したサウジアラビアでのアラブ連盟首脳会議とG7サミットを振り返り、「世界が我々の立場に耳を傾けた。ウクライナが大切だと考える全ての点について世界の多数派から理解を得た」と意義を強調。
ロシア外務省は5/21(日)、ゼレンスキー大統領が広島で開催されたG7（先進７カ国）首脳会議（サミット）に招かれたことについて、G7首脳は「反ロシア、反中国ヒステリー」をあおり、サミットを「プロパガンダのショー」に変えたと非難しました。外務省は今回のサミットの眼目は「反ロシア、反中国を唱える憎悪に満ちたメッセージ」を発することにあったと主張。「G7はアングロサクソン主導の下、世界の安定を損ねる破壊的な取り組みを生み出す培養器」と化していると指摘。さらに、世界における西側諸国の影響力低下を背景に「G7は反ロシア、反中国ヒステリーをあおるのに躍起になっている」とし、「G7とその破壊的な活動に対するわが国の評価は、国際社会で広く共有されているものと確信している」と強調しました。
グテレス国連事務総長は5/21(日)、G7（先進７カ国）が開催された広島で記者会見し、安全保障理事会とブレトンウッズ体制を「今日の世界の現実」に合わせて改革する時が来ているとの認識を示しました。双方とも1945年当時の力関係を反映しており、更新が必要だと指摘。「世界金融構造は時代遅れで機能不全に陥り、不公平になった」とし「新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）やロシアによるウクライナ侵略による経済的ショックに直面する中で、世界的なセーフティーネットとしての中核的な機能を果たせなかった」と述べました。
デンマークのラスムセン外相は5/22(月)、ロシア軍の撤退などウクライナの和平提案を各国が議論する首脳会議（サミット）をデンマークで開催することに意欲を示しました。サミットはゼレンスキー大統領が5/21(日)、G7（先進７カ国）首脳会議（G7広島サミット）の拡大会合で侵略開始500日に合わせた7月の開催を提案していました。ゼレンスキー大統領は昨年、ロシア軍の撤退や戦争捕虜やロシアに連れ去られたとされる子どもの解放、ロシアの戦争犯罪を裁く特別法廷の設置などを含む10項目の和平案「平和フォーミュラ」を提示していました。
▼読みもの
【話題】
［ 経済 ］ 日経平均株価8日続伸 終値31,086.82円──バブル崩壊後 最高値を更新
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/05/22 08:00 （生）
ux──羽鳥慎一モーニングショー
［ ネット ］ 2023/05/22 18:30 （生）
SKE48 LIVE!! ON DEMAND──SKE48 チームS「愛を君に、愛を僕に」公演
［ ネット ］ 2023/05/22 18:30 （生）
NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームN「夢中雷舞」公演
［ テレビ ］ 2023/05/22 19:00 （録画・録音）
BS日テレ──深層NEWS
［ テレビ ］ 2023/05/22 19:30 （おっかけ）
BS-TBS──報道1930
［ テレビ ］ 2023/05/22 20:00 （おっかけ）
BSフジ──プライムニュース
［ テレビ ］ 2023/05/22 22:00 （録画・録音）
NHK BS1──国際報道2023
【ヘルス】
［ BMI ］20.2［ 体脂肪率 ］11.8％［ 内臓脂肪 ］5.0
歩数 ： 2,768歩 距離 ： 2.04km 消費カロリー ： 122kcal
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ウクライナ軍は5/21(日)、ロシア軍の占領下にあるザポリージャ州の港湾都市ベルジャンシクのロシア軍部隊の本部を攻撃し、損害を与えたと発表。ベルジャンシクは戦闘の最前線から約100km離れており、長射程兵器を使った模様。ベルジャンシクはウクライナ軍が大規模な反転攻勢で奪還を目指す候補地として取りざたされています。ウクライナ軍は使用した兵器については明らかにしていません。ロシア軍側はウクライナ軍がイギリスから供与された長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」（射程250km超）を使ったと主張しています。ウクライナ軍はイギリスが「ストームシャドー」の供与を正式発表した5/11(木)以降、アメリカが供与した高機動ロケット砲システム「HIMARS」（射程約80km）で届かない距離にあるロシア軍拠点への攻撃を活発化させています。ドネツク州の港湾都市マリウポリでは5/19(金)夜にロシア軍が基地として使用している空港で大規模な爆発がありました。ロシア軍側は5/20(土)、マリウポリが「ストームシャドー」による攻撃を受けたと発表。マリウポリもウクライナ軍による反攻の候補地の一つに浮上しています。
ロシアが支配下に置くザポリージャ原子力発電所が5/22(月)、外部電源から遮断され、非常用発電機によって核燃料を冷却する事態となっています。ロシアが送り込んだ現地の作業員はウクライナ側が送電線を切断したと避難する一方、ウクライナの原子力企業エネルゴアトムはロシアの砲撃が原因と主張。IAEA（国際原子力機関）のグロッシ事務局長は「原発の安全状況は極めて脆弱だ」とし「われわれは今、原発を守ることに合意しなければならない。この状況を続けることはできない」と訴えました。エネルゴアトムはバックアップ用のディーゼル発電機には約10日分の燃料があると明らかにした上で、「カウントダウンが始まった」と指摘しました。同社によると、ザポリージャ原発への電力供給が停止されたのはロシアのウクライナ侵攻以降で７回目。これまでは非常用発電機が作動した後に外部電源が回復しています。
ゼレンスキー大統領がG7広島サミット閉幕日の5/21(日)に広島市の原爆資料館を訪問した際「現代の世界に核兵器による脅迫の居場所はない」と芳名帳に記していたことが分かりました。ゼレンスキー大統領は「感銘を受けた」「世界中のどの国もこういった苦痛と破壊を経験することがあってはいけない」と記しました。また、同日帰路についたゼレンスキー大統領は機内からビデオ演説。ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援を確認したG7に「感謝する」と表明しました。来日直前に立ち寄って出席したサウジアラビアでのアラブ連盟首脳会議とG7サミットを振り返り、「世界が我々の立場に耳を傾けた。ウクライナが大切だと考える全ての点について世界の多数派から理解を得た」と意義を強調。
ロシア外務省は5/21(日)、ゼレンスキー大統領が広島で開催されたG7（先進７カ国）首脳会議（サミット）に招かれたことについて、G7首脳は「反ロシア、反中国ヒステリー」をあおり、サミットを「プロパガンダのショー」に変えたと非難しました。外務省は今回のサミットの眼目は「反ロシア、反中国を唱える憎悪に満ちたメッセージ」を発することにあったと主張。「G7はアングロサクソン主導の下、世界の安定を損ねる破壊的な取り組みを生み出す培養器」と化していると指摘。さらに、世界における西側諸国の影響力低下を背景に「G7は反ロシア、反中国ヒステリーをあおるのに躍起になっている」とし、「G7とその破壊的な活動に対するわが国の評価は、国際社会で広く共有されているものと確信している」と強調しました。
グテレス国連事務総長は5/21(日)、G7（先進７カ国）が開催された広島で記者会見し、安全保障理事会とブレトンウッズ体制を「今日の世界の現実」に合わせて改革する時が来ているとの認識を示しました。双方とも1945年当時の力関係を反映しており、更新が必要だと指摘。「世界金融構造は時代遅れで機能不全に陥り、不公平になった」とし「新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）やロシアによるウクライナ侵略による経済的ショックに直面する中で、世界的なセーフティーネットとしての中核的な機能を果たせなかった」と述べました。
デンマークのラスムセン外相は5/22(月)、ロシア軍の撤退などウクライナの和平提案を各国が議論する首脳会議（サミット）をデンマークで開催することに意欲を示しました。サミットはゼレンスキー大統領が5/21(日)、G7（先進７カ国）首脳会議（G7広島サミット）の拡大会合で侵略開始500日に合わせた7月の開催を提案していました。ゼレンスキー大統領は昨年、ロシア軍の撤退や戦争捕虜やロシアに連れ去られたとされる子どもの解放、ロシアの戦争犯罪を裁く特別法廷の設置などを含む10項目の和平案「平和フォーミュラ」を提示していました。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
【話題】
［ 経済 ］ 日経平均株価8日続伸 終値31,086.82円──バブル崩壊後 最高値を更新
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/05/22 08:00 （生）
ux──羽鳥慎一モーニングショー
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NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームN「夢中雷舞」公演
［ テレビ ］ 2023/05/22 19:00 （録画・録音）
BS日テレ──深層NEWS
［ テレビ ］ 2023/05/22 19:30 （おっかけ）
BS-TBS──報道1930
［ テレビ ］ 2023/05/22 20:00 （おっかけ）
BSフジ──プライムニュース
［ テレビ ］ 2023/05/22 22:00 （録画・録音）
NHK BS1──国際報道2023
【ヘルス】
［ BMI ］20.2［ 体脂肪率 ］11.8％［ 内臓脂肪 ］5.0
歩数 ： 2,768歩 距離 ： 2.04km 消費カロリー ： 122kcal
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