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ゼレンスキー大統領 ポーランドへのミサイル着弾 自国のミサイルではない

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ロシア国防省はウクライナ国境に近いポーランド領内で11/15(火)に起きた爆発はウクライナ軍が発射した迎撃ミサイルによるものだと指摘。当時、ロシア軍の対ウクライナ軍事作戦はポーランド国境から35km以上離れた場所で実行していたといいます。国防省は「ポーランドが15日夜に公開した残骸の写真は、ウクライナ空軍の「S300」防空システムの対空ミサイルの一部とロシアの軍事専門家が特定した」と述べました。ロシア政府はポーランドの特使を呼び抗議。外務省のザハロワ報道官は声明で、「夜間だった上に信頼できる情報がなかったにもかかわらず、ポーランド政府はロシア大使を外務省に呼び、政治的ショーを行う必要があると考えた」と反発。「今回の問題に絡み、ポーランド政府があらゆる反ロシア的な憶測をストップさせることを期待している」としました。

 ゼレンスキー大統領はポーランドにミサイルが着弾し、2人が死亡した問題について、テレビ放送で「極めて信頼度の高い」ウクライナ軍からの報告に基づいて、爆発はロシアのミサイルによるものとの結論に至ったとし、「原因がウクライナのミサイルでなかったことに疑う余地はない」と明言。ミサイルが自国のものだったことを示す証拠は確認していないとし、ウクライナが調査に参加する必要があると指摘しました。

 ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記はポーランド東部で発生した爆発を巡り、ウクライナはロシアの痕跡を示す証拠を持っていると述べました。この爆発について、パートナー国と共同で調査し結論の根拠となる情報を確認したいとの意向を表明。SNSで「事態の包括的な研究に対して完全にオープンだ」と述べています。ポーランドのドゥダ大統領はダニロフ書記の発言について、「ポーランドとアメリカの専門家が手続きを行っており、この手続きへの参加が認められるとしたら、少なくとも両国の同意が必要だ」と述べました。

 ゼレンスキー大統領は首都キーウを訪問中のCIA(アメリカ中央情報局)のバーンズ長官と会談。「バーンズ長官とウクライナにとって重要な全ての問題について話した」とし、ロシアの核兵器の脅威についても議論したと明らかにしました。

 アメリカのオースティン国防長官はポーランドにミサイルが着弾し2人が死亡した問題について、ロシア軍がウクライナの民間人やインフラを攻撃していることが背景にあると指摘し、最終的な責任はロシアにあるとの見方を示唆しました。ウクライナを支援する数十か国で構成する「ウクライナ防衛コンタクトグループ(Ukraine Defense Contact Group)」のオンライン会議の冒頭で演説したオースティン国防長官は、「同盟国ポーランドなどと緊密に協力し、情報収集を続ける。NATO(北大西洋条約機構)の同盟国や重要なパートナーとも緊密に協議を続けていく」と言明。ミサイル着弾の背景として、「ロシアは戦場で後退を繰り返しており、ウクライナ市民と民間インフラを標的にしている」と指摘しました。

 NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長はウクライナ国境に近いポーランドの集落にミサイルが着弾し、2人が死亡したことを受け、「暫定的な分析によると、ロシアの巡航ミサイル攻撃からウクライナの領土を守るために発射されたウクライナの迎撃ミサイルが原因の可能性が高いようだ」と説明。ウクライナの迎撃ミサイルの公算が大きいという認識を示しました。同時に最終的な責任は戦争を始めたロシア側にあると強調しました。

 バイデン大統領はゼレンスキー大統領がポーランド東部に着弾したロシア製ミサイルについて「われわれのミサイルでないことに疑いはない」と訴えていることについて「証拠がない」として異議を唱えました。オースティン国防長官はロシア軍による意図的な攻撃ではないとの見方を示し、ウクライナ軍が発射した迎撃ミサイルの可能性が高いとするポーランドのドゥダ大統領の見解と「矛盾するものは何もない」と述べました。

 国連安保理はウクライナ情勢を巡る公開会合を開催。ポーランド東部で11/15(火)にミサイルが着弾して市民2人が死亡した問題について、同国のシュチェルスキ国連大使は「ロシアに責任がある」と非難しました。関係国として参加したシュチェルスキ国連大使は「着弾の原因が何であったとしても、ウクライナに対するロシアの戦争がなければ罪なき人々が殺されることはなかった」とロシアを糾弾。ウクライナ支援継続の方針に変更はないと強調しました。

 ウクライナのクレバ外相アメリカのブリンケン国務長官と電話会談を開催。「われわれはロシアによるミサイルテロや、その結果としてウクライナ、ポーランド、モルドバの領土で起きる事態に関して、ロシアが全面的な責任を負うという認識を共有する」と表明しました。

 アメリカ軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長はロシア軍が依然ウクライナ国内でかなりの戦闘力を維持しているとし、ウクライナ軍が短期的に勝利するという考えをけん制しました。ミリー統合参謀本部議長はロシア軍をクリミアなどを含むウクライナ全土から撤退させることを意味する「ウクライナの軍事的勝利が近く起きる確率は高くない」と述べました。同時に「ロシアが撤退するという政治的解決策が存在する可能性はある」と述べました。

 ウクライナ軍南部方面部隊の報道官はヘルソン州のドニエプル川東岸で防御を固めるロシア軍が同川から15~20km地点まで後退していると指摘。西岸地域の奪還に成功したウクライナ軍は攻勢を強めており、東岸の一部地域からは住民が退避を始めています。ロシアが同州で一方的に設置した行政府は重要インフラ(社会基盤)のカホフカ水力発電所のダムに近い東岸の都市から、行政職員も退避したと明らかにしています。

 国連のグテレス事務総長はウクライナ産穀物の黒海を通じた輸出に関するウクライナとロシア、仲介役の国連、トルコの合意に関し、4者全てが延長に同意したと歓迎する声明を発表。合意期限が11/19(土)に迫り、ロシアが延長に賛同するかどうかが焦点となっていました。4者合意は食料と肥料の価格を引き下げ、世界的な食料危機を回避するために不可欠だと強調。国連はロシアからの食料や肥料の輸出に向けた障害除去にも取り組んでいるとしました。

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【ヘルス】
[ BMI ]19.6[ 体脂肪率 ]8.2%[ 内臓脂肪 ]1.0
 歩数 : 5,683歩 距離 : 3.97km 消費カロリー : 309kcal

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