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ウクライナ軍 ヘルソン州で奪還続く ロシアの招集兵は多数が降伏を望んでいる

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領はビデオ演説で南部で空軍がロシアの攻撃ヘリコプター4機とイラン製の攻撃ドローン10機以上を撃墜したと発表。ロシアからの攻撃に備えて防空が重要だと訴え、国際社会に協力を呼びかけました。連日のロシア軍によるミサイル攻撃で12の地域と首都キーウでエネルギー施設が損壊したが、大部分で電力供給能力は既に復旧し、残る地域も近く復旧作業が完了するとの見通しを示しています。

 ヘルソン州のヤヌシェビッチ知事はウクライナ軍が同州の5集落をロシア軍から新たに奪還したと発表。ミコライウ州のキム知事はロシアが動員した招集兵が既に南部戦線に配備され、多数が降伏を望んでいるが、脱走や降伏を防ぐ督戦部隊に監視されて戦わされており、多数の死傷者が出ていると述べました。南部戦線のロシア軍の招集兵について、キム知事は「果敢に戦う者も一部にいるが、多くは死を恐れ、降伏を考えている」と指摘。ルハンシク州のガイダイ知事は「集落の奪還が続いているが、ハルキウ州ほどの速度ではない」と指摘。ガイダイ知事は理由を、ロシア軍がルハンシク州で防衛線を構築しているためだと説明。

 ロシアの独立系メディアによると、FSB(ロシア連邦保安局)当局者らの話として、2/24(木)の侵略開始以降、ロシア軍の戦死者や行方不明者、負傷による戦闘不能者の人数が9万人を超えていると報じました。

 ドネツク州のキリレンコ知事はアブデーフカで市場にロシア軍の砲撃があり、7人が死亡、8人が負傷したと明らかにしました。市場には多数の人がおり「軍事的な必要性は何もない」とロシアを非難し、改めて同州から避難するようSNSで市民らに呼びかけました。

 ウクライナ全土を狙ったロシアによるミサイルや自爆ドローン攻撃は10/13(木)も継続。ウクライナ軍によると、40カ所以上の町・集落で民間人や建物に被害が出たとしています。

 ドネツク州の新ロ派勢力はバフムト近郊の2集落を掌握したと発表。「ロシア軍の支援を受けたドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の合同部隊が2集落を解放した」としています。

 ウクライナのハルキウ州と国境を接するロシアのベルゴロド州のグラトコフ知事は、州都ベルゴロド市近郊クラスノエにある学校の校庭付近でウクライナ軍による砲撃があったと明らかにしました。「ウクライナ軍がベルゴロドを砲撃した。グブキン通りの集合住宅が被害を受けた」と述べています。ウクライナのポドリャク大統領府顧問は自国軍の関与を否定。ロシア軍がウクライナ第2の都市ハルキウを砲撃しようとしたものの、何らかの不具合で失敗したとの見方を示しました。

 NATO(北大西洋条約機構)の国防相会議が10/12(水)に始まり、ウクライナに新たな防空システムを供与すると発表。ウクライナに対する強固な軍事支援の継続も再確認しています。アメリカのオースティン国防長官は会議の冒頭で、プーチン大統領によるウクライナ全域での軍事目標ではない標的へのミサイル攻撃をについて「全世界はプーチン大統領の選んだ戦争の悪意と残酷さを改めて目にした」と非難。同時に「ウクライナ国民の決意を深め、地球上のあらゆる地域の友好国の結束を強めた」と言明。NATOのストルテンベルグ事務総長はロシアのミサイル攻撃は弱さの表れとし、戦場では「ウクライナには勢いがあり、大きな成果を上げている一方、ロシアは民間人や主要インフラに対する無差別攻撃という手段に訴える状況となっている」と述べました。

 NATO(北大西洋条約機構)高官はロシアが核兵器を使用すれば、「ほぼ確実にウクライナの同盟国、およびNATO加盟国の物理的な対応が引き起こされる」との見方を示しました。それでもロシアは、NATO加盟国などがウクライナに対する戦争に直接参戦するのを阻止するために、核の脅威を利用しているように見えると述べています。また、ロシアがウクライナ侵略で使用している精密誘導弾薬のかなりの量を使い果たしているとし、西側諸国の制裁によってロシア軍需産業はあらゆる種類の弾薬や兵器システムを生産できない状況に追い込まれているといいます。

 国連総会はウクライナ情勢を協議する緊急特別会合で、ロシアによる南東部4州の一方的な併合を違法だとする非難決議案を賛成多数で採択。また、全ての国に対してロシアの行動を承認しないよう要請。決議には193カ国中143カ国が賛成。ロシアのほか、シリア、ニカラグア、北朝鮮、ベラルーシが反対。中国を含む35カ国が棄権。採択後、ウクライナのキスリツァ国連大使は素晴らしい結果だと述べました。アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、ロシアが世界を脅かすことはできないことを示したと強調しました。ロシアのネベンジア国連大使は採決に先立ち、「政治的であからさまに挑発的な」決議案であり、「危機の外交的解決に向けた努力を損ねる」と批判。なお、総会決議に法的拘束力はない。

 フランスのマクロン大統領は「プーチン大統領はこの戦争をやめ、ウクライナの領土を尊重し、話し合いのテーブルに戻るべきだ」と述べ、対話の再開を呼び掛けました。また、ウクライナに対して今後数週間以内に防空システムや対空ミサイル、レーダーを供与すると表明。ただ「われわれも自国を守っており、ウクライナが要求するほどの量を提供することはできない」と述べました。さらに、ウクライナに自走榴弾砲「カエサル」6両を追加供与する方針も明らかにしました。デンマークに納入される予定だったもので、同国と協力して移転を決めたと述べました。フランスはすでに、「カエサル」18両をウクライナに供与しています。

 ロシアのウシャコフ大統領補佐官はプーチン大統領が10/13(木)にカザフスタンでトルコのエルドアン大統領と会談すると明らかにし、エルドアン大統領は同会談でウクライナ和平に向けた提案を行う可能性が高いとの見方を示しました。ウシャコフ大統領補佐官は「ウクライナ紛争の解決に向け、トルコにイニシアチブを提案する用意があると聞いている」とし、エルドアン大統領がプーチン大統領との会談でこの問題に積極的に触れる可能性を排除しないと述べました。

 ロシア連邦安全保障会議のベネディクトフ副書記はウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟が第3次世界大戦を引き起こす可能性があると述べました。「ウクライナはこのような措置が間違いなく第3次世界大戦に至ることを意味すると十分認識している」と牽制。

 ザポリージャ州のロシア占領地統括責任者バリツキー氏はザポリージャ原子力発電所周辺に安全管理区域を設ける案について、戦闘の前線が原発から少なくとも100km離れるまで実現できないとの考えを示しました。「現時点では極めて危険」とし、「砲撃で原発の安全性がさらに損なわれる恐れがあるため、原発を直ちに再稼働させることはできない」と述べました。

 プーチン大統領はロシアの天然ガスをヨーロッパに直接送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で起きた爆発によるとみられるガス漏れは、ヨーロッパ諸国に「高いエネルギーを買わせるための国際テロだ」と述べた。2014年に併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で10/8(土)に起きた爆発を例に「ウクライナはテロを繰り返してきた」と主張、ノルドストリーム爆発へのウクライナ関与の可能性を示唆しました。




 スーパーに行くと、おけさ柿が並んでいました。おけさ柿を見かけるようになると、これから秋が深まっていくんだなと感じます。おけさ柿は、もともと渋柿。渋抜きして出荷されるので、甘い柿を味わえます。おけさ柿は栄養が豊富で、レモンと同じ量のビタミンCが含まれるほか、ポリフェノールは赤ワインの10倍だとか。秋は、梨、りんご、柿、ル レクチェと大好きな果樹が味わえて大好きな季節です。

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【ヘルス】
[ BMI ]19.9[ 体脂肪率 ]11.0%[ 内臓脂肪 ]4.0
 歩数 : 2,623歩 距離 : 1.89km 消費カロリー : 119kcal

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