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ウクライナ軍 年内に反転攻勢に向けた部隊を編成

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナのパブリュク陸軍司令官は3/6(水)、近く戦況を安定させ、年内に反転攻勢に向けた部隊を編成することを目指すと述べました。ウクライナ軍は2月にドネツク州の要衝アウディーイウカがロシア軍に制圧されたことを受け、周辺の複数の集落からも撤退を強いられました。パブリュク陸軍司令官は「近く状況を安定させ、より積極的な行動に向けて部隊の態勢を整え、主導権を握るために全力を尽くす」と述べました。また、現在の作業は部隊をいったん撤退させ、今年の反転攻勢に向けた戦力を今後編成するために回復させるのが目的だとしました。ゼレンスキー大統領は先月、ロシア軍が今春か夏に新たな攻撃を仕掛ける準備を進めているが、ウクライナには独自の戦場計画があると述べていました。

 ロシア軍は3/6(水)、オデーサの港をミサイル攻撃し、5人が死亡しました。オデーサには当時、ゼレンスキー大統領とギリシャのミツォタキス首相らが視察に訪れていましたが、両首脳にけがはありませんでした。アメリカメディアはギリシャ当局者の話として、ミサイルは両首脳から「約150m先に着弾した」と報じ、ゼレンスキー大統領が標的だった可能性があると報じました。オデーサでは3/2(土)、ロシア軍のドローン(無人機)攻撃で子どもを含む12人が死亡しており、両首脳は追悼のため現場を訪れていました。ゼレンスキー大統領はロシアを非難して「この攻撃は自分自身を守る必要性を示している」と述べ、防空システムの強化が必要との認識を示しました。ミツォタキス首相は「ここで戦争が続いていることを思い起こさせるものだ」と述べ、支援継続を約束しました。ロシア側は、ウクライナの水上ドローン(無人艇)の格納庫を破壊したと主張しています。

 ロシア・クルスク州のスタロボイト知事は3/6(水)、州内のミハイロフスキー精鉱工場の燃料・潤滑油貯蔵タンクが同日、2回にわたりウクライナ軍のドローン(無人機)攻撃を受け、火災が発生したと発表。死傷者は出ていないとしました。所有企業によると、同工場はロシアと旧ソ連圏で最大の鉄鉱石精製工場の一つ。ウクライナメディアによると、同国国防省の消息筋は「ロシア軍の兵站の弱体化を狙った作戦だった」と攻撃を認めました。これに先立つ3/5(火)にもクルスク州に隣接するベルゴロド州の非常事態当局が、州内の燃料貯蔵タンクで火災が発生したと発表。ロシアメディア「マッシュ」は消息筋の話として、燃料貯蔵タンクがウクライナ軍のドローン攻撃を受けたと伝えました。負傷者はなかったとしています。

 ロシア軍参謀本部軍事アカデミーのザルドニツキー学長は、ウクライナ戦争がヨーロッパの全面戦争にエスカレートする可能性があると警告。ロシア軍が新たな紛争に巻き込まれる可能性が「著しく高まっている」との認識を示しました。国防省の発行物「軍事思想」で見解を示しました。ザルドニツキー学長は「ロシアとの軍事衝突に利用される『代理勢力』の参加者拡大により、ウクライナ紛争が大規模なヨーロッパ戦争にエスカレートする可能性を否定できない」と指摘。「わが国に対する軍事的脅威の主因は、アメリカとその同盟国の反ロシア政策だ。彼らは可能な限りの方法でロシアを弱体化させ、主権を制限し、領土の一体性を破壊するため、新しいタイプのハイブリッド戦争を行っている」と述べました。その上で「わが国が新たな軍事衝突に意図的に巻き込まれる可能性が著しく高まっている」としました。同氏は軍と安全保障の組織方法について多くの変更を提案。ロシアの安全保障を守るため、友好国との協力を一段と重視し、防衛の必要性を中心に据えてロシア社会全体を統合する必要があるとの見解を示しました。

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【メディア】
[ ネット ] 2024/02/16 18:30 (アーカイブ)
 NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームBII「僕のアオハル」公演
[ テレビ ] 2024/03/07 19:00 (録画・録音)
 日テレプラス──名探偵コナン セレクション
[ ネット ] 2024/02/17 18:30 (アーカイブ)
 NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームN「N ship」公演
[ ネット ] 2024/03/07 22:30 (生)
 SHOWROOM──NGT48 水津菜月


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