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ゼレンスキー大統領 国民からの信頼低下/ウクライナ軍 砲弾不足深刻/アメリカ ウクライナ支援 予算はあと1回分

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。キーウ国際社会学研究所は12/18(月)、「ゼレンスキー大統領を信頼する」と回答した人が62%だったとする世論調査結果を発表。昨年12月の84%から大幅に下落。ロシアによる侵略で戦況が膠着し、人気が高いザルジニー総司令官との確執が表面化したことが影響している可能性があります。「ザルジニー総司令官を信頼する」と答えたのは88%でした。「ゼレンスキー大統領を信頼しない」と答えたのは18%で、昨年12月の5%から増加。軍への信頼度は96%と最も高く、政府は26%、最高会議(議会)は15%でした。

 ウクライナ軍のタルナフスキー司令官は12/18(月)までに、西側諸国による軍事支援の減少で砲弾が不足し、作戦規模の縮小を余儀なくされる影響が出ていると述べました。砲弾不足はロシア軍と戦う約1000kmの前線の全域に及んでいるとしました。西側諸国で支援疲れが表面化し、アメリカでは支援資金が枯渇する恐れが出ています。ウクライナは支援の遅れが「敗北の大きなリスクになる」(政府高官)として、支援継続を訴えています。タルナフスキー司令官は砲弾不足は「非常に大きな問題だ」と強調。砲弾が足りず、作戦を縮小して砲弾を振り分ける措置を取っていると説明しました。前線の兵士らは疲労しており、交代要員の準備が必要だとの考えを示しました。ヨーロッパ諸国が供与を表明した「F16」戦闘機が投入されれば、戦局は大きく変わると主張しました。

 NSC(アメリカ国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官は12/18(月)、アメリカが年内にあと1回、ウクライナへの軍事支援を実施する計画を表明しました。そのうえで「それ以上の支援を行う権限は我々にはない」と述べ、あと1回支援を実施すると予算が枯渇し、追加の支援が行えなくなることを明らかにしました。カービー戦略広報調整官は「これまで言い続けてきている通り、議会は行動する必要がある」と述べて、追加のウクライナ支援予算の承認を議会に求めています。バイデン政権は10月にウクライナ支援を含む、あわせて1000億ドル以上の緊急予算の承認を議会に求めましたが、野党・共和党の一部はメキシコから国境を越えてくる不法移民などへの対策を優先すべきだと主張して、予算が承認される見通しは立っていません。

 EU(ヨーロッパ連合)の最高意思決定機関であるヨーロッパ理事会は、ロシアからのダイヤモンド輸入禁止などを盛り込んだ対ロシア制裁第12弾を採択しました。今回の制裁措置はこれまでの制裁の迂回行為への対処や抜け穴の閉鎖に重点が置かれており、液化石油ガス(LPG)の新たな輸入禁止措置なども盛り込まれました。

 プーチン大統領は12/18(月)、モスクワ中心部にある中央選挙管理委員会を訪れ、大統領選への立候補を届け出ました。政権側は来年3月の大統領選で80%の得票率を目標に掲げているとされ、圧勝によってウクライナ侵略への国民の信任を得たと誇示する狙いがあるとみられます。

▼読みもの

【メディア】
[ テレビ ] 2023/12/19 19:00 (録画・録音)
 日テレプラス──名探偵コナン セレクション
[ テレビ ] 2023/11/25 12:00 (録画・録音)
 BS-TBS──関口宏の一番新しい中世史 ~安土桃山時代~
[ ネット ] 2023/12/19 (アーカイブ)
 AuDee──NGT48のえっさこいさRADIO


【ヘルス】
[ BMI ]20.5[ 体脂肪率 ]9.4%[ 内臓脂肪 ]3.5
 歩数 : 5,229歩 距離 : 3.7km 消費カロリー : 238kcal

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