ロシア軍 ヘルソン州ドニエプル川東岸から一部撤退か
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ軍参謀本部は戦況分析でロシア軍がヘルソン州のドニエプル川東岸にある２つの町から撤退を始めたとの見方を示しました。ロシア軍が11月に西岸にある州都ヘルソンから撤退後、両軍は川を挟んでにらみ合う形となっていました。
ロシア軍による12/16(金)のミサイル攻撃により首都キーウを含むウクライナ各地で発生した停電や断水の解消に向けた作業を進めているウクライナ。ゼレンスキー大統領はビデオ演説で復旧作業により600万人近くの市民への電力供給が再開されたものの、多くの地域で暖房や水道を使用できない状態が続いていると説明。「システムを安定化させるには、なお多くの作業が必要だ」と述べました。
ゼレンスキー大統領はビデオ演説でFIFAワールドカップカタール大会決勝に合わせて、平和の重要性を訴えるメッセージを用意していたことを明らかにしました。ただ、FIFA（国際サッカー連盟）が認めなかったといいます。一方でゼレンスキー大統領は「平和サミット」と銘打った首脳会議を今冬に開催するため、準備を進めていることも明らかにしました。サミットではウクライナが示しているロシアによる侵略終結に向けた10項目の条件を話し合いたい考えを示しました。
首都キーウで12/19(月)未明、ドローン（無人機）攻撃がありました。同市の軍当局は「空襲警報発令中に首都上空ではUAV（無人航空機）23機が確認された。防空システムにより、うち18機が破壊された」とSNSに投稿。使われたのはイラン製の「シャヘド」だったとしています。キーウのクリチコ市長は市中心部と西部で複数の「爆発」があったと認めました。重要なインフラ施設が損傷しましたが、死者は出ていないといいます。ウクライナ空軍は12/19(月)朝に国内各地に約35機のドローンが飛来したが約30機を撃墜したとしています。ドローンはウクライナ南部のロシアおよびクリミアなどのロシア併合地域と接する内海のアゾフ海東岸から発射されたといいます。
ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問はロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が今春、ハルキウ州に入った際、ウクライナ側が所在を察知し、殺害しようとしていたと明らかにしました。アレストビッチ顧問は時期について、今年の４月後半から５月」と振り返り、「彼（ゲラシモフ参謀総長）がいた司令部に攻撃を浴びせたが、直前に彼は去っていた」と未遂に終わったと説明。この攻撃で多くのロシア軍将兵や警備隊員が死亡したといいます。ゲラシモフ参謀総長は４月下旬、作戦を指揮するためハルキウ州イジューム入りしたと報じられましたが、５月初めにはロシアに帰還したとの情報が流れていました。アメリカメディアはアレストビッチ顧問の発言に先立ち、アメリカ当局者の話として、アメリカ側が「ゲラシモフ参謀総長を殺害すれば、対立を急速に激化させる可能性がある」とウクライナに殺害計画の中止を求めましたが、間に合わなかったと報じています。
ロシアによるウクライナ侵略でロシア軍の占領下にあるザポリージャ州の要衝メリトポリのフェドロフ市長は、ロシア軍が市内の路上に車両の進入を防ぐ三角錐型のコンクリートブロックを設置しているとする写真をSNSに投稿。「ロシア軍が市街戦の準備をしている」との見方を示しました。メリトポリは現在、ウクライナ軍が主要な奪還目標にしているとされ、ロシア軍は防衛線を固めているもよう。フェドロフ市長は市外に退避中ですが、これまでも地元住民から提供された情報をSNSで発信しており、今回投稿した写真も住民が撮影したものとみられます。南部戦線ではウクライナ軍が11月、ヘルソン州の州都ヘルソンを含むドニエプル川の西岸地域を奪還。しかし、ロシア軍は同川の東岸地域を要塞化し、西岸地域に砲撃を続けています。ウクライナ軍は渡河を強行すれば損害拡大が避けられないことから、同川の東岸地域とロシアの実効支配下にあるクリミア半島方面への進出ルートとなるメリトポリをまずは奪還する作戦を進めるとみられています。実際、ウクライナ軍は最近、高機動ロケット砲システム「HIMARS」などによるザポリージャ州のロシア軍拠点への攻撃を強化。複数のロシア軍の弾薬庫や自走砲などを破壊したとしています。
プーチン大統領はモスクワで開かれた子どもと若者の集会に寄せたビデオ声明で「いまロシアだけでなく、世界で大きな変化が起きている。この変化が良い方向に向かうと信じている」と述べ、国際秩序の動揺を引き起こしているウクライナでの軍事作戦を正当化。プーチン大統領は若い世代が国の発展のために貢献する重要性を強調。若者たちの行動によって「世界がもっと公正に、あらゆる民族が平等になり、自国の伝統や言語を守っていけるように願っている」と述べました。
ロシアが支配下に置くザポリージャ原発で核廃棄物保管庫を砲撃や無人機攻撃から守るため、幕状の覆いを設置。ロシア側幹部のロゴフ氏が明らかにしました。高さ約5mのコンクリート製の円柱数十基の上に、作業員が透明な幕のような物を設置。ロゴフ氏は「これで砲弾の破片や無人機が投下する簡易爆弾を防ぐことができる。今後、さらに頑丈なものになる」と主張しました。
▼読みもの
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者1350人──新潟市は448人（医療機関203人、陽性者登録、フォローアップセンター245人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2022/12/19 05:25 （生）
ux──グッド！モーニング
［ ネット ］ 2022/12/19 18:00 （生）
SHOWROOM──CloudyCloudy 新メンバー発表＆新曲音源解禁特番
［ テレビ ］ 2022/12/19 15:48 （録画・録音）
TeNY──新潟一番
［ テレビ ］ 2022/12/19 19:30 （生）
BS-TBS──報道1930
［ テレビ ］ 2022/12/19 20:00 （おっかけ）
BSフジ──プライムニュース
［ テレビ ］ 2022/12/19 22:00 （おっかけ）
BS日テレ──深層NEWS
【ヘルス】
［ BMI ］20.0［ 体脂肪率 ］8.3％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 5,574歩 距離 ： 3.96km 消費カロリー ： 266kcal
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ロシア軍による12/16(金)のミサイル攻撃により首都キーウを含むウクライナ各地で発生した停電や断水の解消に向けた作業を進めているウクライナ。ゼレンスキー大統領はビデオ演説で復旧作業により600万人近くの市民への電力供給が再開されたものの、多くの地域で暖房や水道を使用できない状態が続いていると説明。「システムを安定化させるには、なお多くの作業が必要だ」と述べました。
ゼレンスキー大統領はビデオ演説でFIFAワールドカップカタール大会決勝に合わせて、平和の重要性を訴えるメッセージを用意していたことを明らかにしました。ただ、FIFA（国際サッカー連盟）が認めなかったといいます。一方でゼレンスキー大統領は「平和サミット」と銘打った首脳会議を今冬に開催するため、準備を進めていることも明らかにしました。サミットではウクライナが示しているロシアによる侵略終結に向けた10項目の条件を話し合いたい考えを示しました。
首都キーウで12/19(月)未明、ドローン（無人機）攻撃がありました。同市の軍当局は「空襲警報発令中に首都上空ではUAV（無人航空機）23機が確認された。防空システムにより、うち18機が破壊された」とSNSに投稿。使われたのはイラン製の「シャヘド」だったとしています。キーウのクリチコ市長は市中心部と西部で複数の「爆発」があったと認めました。重要なインフラ施設が損傷しましたが、死者は出ていないといいます。ウクライナ空軍は12/19(月)朝に国内各地に約35機のドローンが飛来したが約30機を撃墜したとしています。ドローンはウクライナ南部のロシアおよびクリミアなどのロシア併合地域と接する内海のアゾフ海東岸から発射されたといいます。
ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問はロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が今春、ハルキウ州に入った際、ウクライナ側が所在を察知し、殺害しようとしていたと明らかにしました。アレストビッチ顧問は時期について、今年の４月後半から５月」と振り返り、「彼（ゲラシモフ参謀総長）がいた司令部に攻撃を浴びせたが、直前に彼は去っていた」と未遂に終わったと説明。この攻撃で多くのロシア軍将兵や警備隊員が死亡したといいます。ゲラシモフ参謀総長は４月下旬、作戦を指揮するためハルキウ州イジューム入りしたと報じられましたが、５月初めにはロシアに帰還したとの情報が流れていました。アメリカメディアはアレストビッチ顧問の発言に先立ち、アメリカ当局者の話として、アメリカ側が「ゲラシモフ参謀総長を殺害すれば、対立を急速に激化させる可能性がある」とウクライナに殺害計画の中止を求めましたが、間に合わなかったと報じています。
ロシアによるウクライナ侵略でロシア軍の占領下にあるザポリージャ州の要衝メリトポリのフェドロフ市長は、ロシア軍が市内の路上に車両の進入を防ぐ三角錐型のコンクリートブロックを設置しているとする写真をSNSに投稿。「ロシア軍が市街戦の準備をしている」との見方を示しました。メリトポリは現在、ウクライナ軍が主要な奪還目標にしているとされ、ロシア軍は防衛線を固めているもよう。フェドロフ市長は市外に退避中ですが、これまでも地元住民から提供された情報をSNSで発信しており、今回投稿した写真も住民が撮影したものとみられます。南部戦線ではウクライナ軍が11月、ヘルソン州の州都ヘルソンを含むドニエプル川の西岸地域を奪還。しかし、ロシア軍は同川の東岸地域を要塞化し、西岸地域に砲撃を続けています。ウクライナ軍は渡河を強行すれば損害拡大が避けられないことから、同川の東岸地域とロシアの実効支配下にあるクリミア半島方面への進出ルートとなるメリトポリをまずは奪還する作戦を進めるとみられています。実際、ウクライナ軍は最近、高機動ロケット砲システム「HIMARS」などによるザポリージャ州のロシア軍拠点への攻撃を強化。複数のロシア軍の弾薬庫や自走砲などを破壊したとしています。
プーチン大統領はモスクワで開かれた子どもと若者の集会に寄せたビデオ声明で「いまロシアだけでなく、世界で大きな変化が起きている。この変化が良い方向に向かうと信じている」と述べ、国際秩序の動揺を引き起こしているウクライナでの軍事作戦を正当化。プーチン大統領は若い世代が国の発展のために貢献する重要性を強調。若者たちの行動によって「世界がもっと公正に、あらゆる民族が平等になり、自国の伝統や言語を守っていけるように願っている」と述べました。
ロシアが支配下に置くザポリージャ原発で核廃棄物保管庫を砲撃や無人機攻撃から守るため、幕状の覆いを設置。ロシア側幹部のロゴフ氏が明らかにしました。高さ約5mのコンクリート製の円柱数十基の上に、作業員が透明な幕のような物を設置。ロゴフ氏は「これで砲弾の破片や無人機が投下する簡易爆弾を防ぐことができる。今後、さらに頑丈なものになる」と主張しました。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 VII VENUS AWARD
第２章 before VII VENUS AWARD
第３章 それぞれの春
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者1350人──新潟市は448人（医療機関203人、陽性者登録、フォローアップセンター245人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2022/12/19 05:25 （生）
ux──グッド！モーニング
［ ネット ］ 2022/12/19 18:00 （生）
SHOWROOM──CloudyCloudy 新メンバー発表＆新曲音源解禁特番
［ テレビ ］ 2022/12/19 15:48 （録画・録音）
TeNY──新潟一番
［ テレビ ］ 2022/12/19 19:30 （生）
BS-TBS──報道1930
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BSフジ──プライムニュース
［ テレビ ］ 2022/12/19 22:00 （おっかけ）
BS日テレ──深層NEWS
【ヘルス】
［ BMI ］20.0［ 体脂肪率 ］8.3％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 5,574歩 距離 ： 3.96km 消費カロリー ： 266kcal
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