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ロシア発射の北朝鮮製弾道ミサイル 約半数が予定軌道を外れて空中で爆発

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ検察当局は5/7(火)、昨年12月下旬から今年2月下旬までにロシアが発射した北朝鮮製の弾道ミサイル約50発のうち、回収できた21発の残骸を調査したと発表した。それによると、約半数が予定軌道を外れて空中で爆発したため破片は回収されなかったとし、失敗率は高いとの認識を示しました。着弾せず破片を収集できなかった場合には、飛行軌道や速度、発射地点を調べることで、北朝鮮製の「火星-11」型ミサイルだと特定。この発射回数は北朝鮮がロシアに約50発の弾道ミサイルを輸送したことを示す情報と一致しているといいます。残骸が回収された21発のうち3発はウクライナの首都キーウとその周辺地域に着弾。このほか、ハルキウやホルタワなどにも着弾があったとしています。

 ロシア軍は5/8(水)早く、ウクライナのエネルギー施設に対する大規模な攻撃を実施。旧ソビエト時代の火力発電所3カ所に深刻な被害が出ました。ウクライナ当局が明らかにしました。ウクライナ空軍は、この攻撃で使用されたミサイル55発中39発、ドローン(無人機)21機中20機を撃墜したと発表。ハルシチェンコ・エネルギー相は「再びエネルギー産業に対する大規模な攻撃があった」とSNSに投稿。ポルタワ州、キロボフラード州、ザポリージャ州、リビウ州、イワノフランコフスク州、ビンニツァ州の発電・送電施設が標的となったことを明らかにしました。クリメンコ内相によると、キーウ州で2人、キロボフラード州で1人が負傷。エネルギー施設のほか、住宅30戸、公共交通機関、自動車、消防署が被害を受けました。ロシアは3月から重要なエネルギー施設に対する攻撃を実施。攻撃を受けた一部の地域ではすでに計画停電を余儀なくされていますが、本格的な影響は電力需要が高まる夏季と冬季に現れるとみられています。

 ルーマニアのヨハニス大統領は5/7(火)、ロシアによる侵略を受けるウクライナへの地対空ミサイルシステム「パトリオット」供与について協議する用意があると述べました。レンスキー大統領は「パトリオット」などの防空システムの追加供与を求めています。EU(ヨーロッパ連合)内では、ドイツが「パトリオット」砲台の追加供与を確約し、スペインはミサイルを供与するとしています。ギリシャ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スウェーデンなども「パトリオット」システムを保有しています。ヨハニス大統領はバイデン米大統領とホワイトハウスで会談し、会談後に「ここ数週間、誰がウクライナに「パトリオット」を供与できるかという議論があった」と述べ、「バイデン大統領は会談でそのことに触れ、私は協議に前向きだと伝えた」と説明。

 ロシア外務省報道官は5/8(水)、フランスのマクロン大統領がウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の正当な標的になると警告。マクロン大統領は2月、ウクライナに地上部隊を派遣する可能性を将来的には排除しないと発言し、議論を巻き起こしました。ロシア外務省のザハロワ報道官は記者団に「マクロン自身がロシアにある種の『戦略的不確実性』を生じさせたいという欲望でこのレトリックを説明しているのが特徴的だ」とし「われわれは彼を失望させなければならない。われわれにとって状況は確実性を増しているように見える」と述べました。さらに「フランス軍が紛争地域に現れれば、ロシア軍の標的になることは避けられない。フランスはすでにその証拠を得ているようだ」とし、ウクライナでフランス人の死者が増えていると発言。

 ロシアとウクライナが禁止されている有毒物質を戦場で使用していると互いに非難していることを巡って化学兵器禁止機関(OPCW)は5/7(火)、「十分に立証されていない」との声明を発表。ただ、「状況は依然不安定で、有毒化学物質の兵器としての使用の可能性の再浮上は極めて懸念される」とも付け加えられています。ロシアもウクライナもOPCWに対し、化学兵器使用の疑いに関して正式な調査は要請していません。OPCWはロシアがウクライナを侵略開始した2022年2月から状況を監視していると説明。アメリカは先週、ロシアが国際条約で禁止されている化学兵器を使用していると指摘。ロシア軍がクロロピクリンという窒息剤や暴動鎮圧剤を戦闘の手段としてウクライナ軍に対して使用していると訴えました。ウクライナ側は4月、ロシアが催涙ガスの使用を増やしたと主張。5月の声明では、4月までの1年間にロシアが使った「危険な化学物質を装填した弾薬」は1891件を記録したと発表。一方、OPCWのウェブサイトに掲載された文書によると、ウクライナが「広範な有毒化学物質をロシアの軍人や当局者に対して」使っているとロシア側は非難しました。ウクライナのシビハ外務第1次官は、ロシアが戦場で化学物質を含む弾薬を使用していることについて、OPCWのアリアス事務局長と5/7(火)に協議したと明らかにしました。ウクライナ外務省によると、シビハ外務第1次官はOPCWによるウクライナへの技術支援を巡る訪問を可能にする合意についてアリアスアリアス事務局長に伝えました。

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