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ゼレンスキー大統領 ヨーロッパ主要国を訪..｜黒海経由のウクライナ穀物輸出 2カ月延長.. ブログトップ

ウクライナ軍「パトリオット」 ロシア軍の空爆で損傷

　プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナのマリャル国防次官は5/16(火)、ドネツク州の激戦地バフムト周辺で同国軍が約20平方kmの領土をロシア軍から奪還したと発表。マリャル国防次官は「過去数日間でわれわれの部隊がバフムトの北郊・南郊の計約20平方kmを解放した。一方で敵軍はバフムト市内で前進しており、砲撃で街を完全に破壊している」と指摘。ロシア軍は新たな空挺部隊を投入しており「激しい戦闘が続いている」とSNSに投稿。イギリス国防省はバフムト市周辺部でウクライナ軍が過去４日間に戦術的前進を遂げてロシア軍を後退させていると指摘。ウクライナ軍は重要な補給路の安全確保に成功したもようだと分析しています。また、「ロシアは「キンジャル」の脆弱性に驚き、困惑しているだろう」と解説。

　アメリカメディアはアメリカ当局者の話として、ロシアの侵略を受けるウクライナに供与したアメリカ製の地対空ミサイルシステム「パトリオット」が、ロシア軍による首都キーウ一帯への集中的なミサイル攻撃で損傷した可能性があると報じました。事実ならば、４月下旬に実戦配備されて以降、初の損傷となります。アメリカ当局者は「パトリオットは破壊されていない」と強調。NSC（アメリカ国家安全保障会議）のカービー戦略広報調整官は5/16(火)、報道の確認は避けつつ、「損傷し、ウクライナ国外で修理する必要があるならば確実に支援する」と述べました。ウクライナには「パトリオット」が２セット配備されています。ウクライナ軍は5/16(火)未明のロシア軍の攻撃について、ミサイル18発、イラン製無人機（ドローン）「シャヘド」６機、無人偵察機３機をウクライナ国内で撃墜したと発表。撃墜したミサイルは航空機から発射された弾道ミサイル「キンジャル」６発、黒海の艦船から発射された巡航ミサイル「カリブル」９発、地上発射型ミサイル「イスカンデル」３発としています。ウクライナ軍のナエフ統合軍司令官は「パニックと混乱を引き起こすことが敵の狙いだろう。だが、キーウを含む北部作戦地域では全てが完全な管理下にある」と述べています。ロシア国防省は同日、極超音速ミサイル「キンジャル」がキーウに展開していたパトリオットを直撃したと発表していました。その後、アメリカ当局者はロシア軍のミサイル攻撃で「パトリオット」が損傷したことを認めました。また、複数のアメリカ当局者の話として、「「パトリオット」はあらゆる脅威に対して対処可能だ」とし、深刻な損傷ではないことを示唆しました。

　人権などの問題に取り組む国際機関ヨーロッパ評議会は5/16(火)、アイスランドで開いた首脳会議でロシアによるウクライナ侵略の責任を問う方針を表明し、ロシア軍が与えた損失と損害を記録する枠組みを発表しました。評議会には46カ国が加盟し、首脳会議開催は第２次世界大戦後の設立以降４回目。ドイツのショルツ独首相、フランスのマクロン大統領、イギリスのスナク首相が出席し、5/17(水)まで開きます。ゼレンスキー大統領もビデオ演説し、西側諸国の支援によって新たに配備した防衛網でロシアの極超音速ミサイルを撃墜したと強調。結束すればウクライナにできないことはないと訴えました。会議ではロシアによる侵略で生じた損害、損失、傷害に関する証拠や主張を記録する損害登録の仕組みを発表。ロシア国内やウクライナのロシア占領地域に連れ去られた子どもを巡る問題などへの対応も検討しました。

　国連報道官は5/17(水)、黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意の下で最後の船が同日にウクライナの港を出港する予定だと明らかにしました。国連とトルコが仲介した輸出合意はこれまで複数回延長されてきましたが、ロシアは自国の農産品輸出に関する要求が満たされない限り、5/18(木)の期限で失効するとしています。ロシアメディアによると、ペスコフ大統領報道官は5/16(火)、「合意のロシア関連部分について未解決の問題が多数ある。決定すべき時だ」と述べています。国連報道官によると、輸出合意の下でウクライナの港に残っている船は１隻のみで、貨物を載せて5/17(水)に出港し海上回廊を通過する予定。ロシアはウクライナとトルコ、国連に対し、5/18(木)までに回廊を通過できない船舶の参加は承認しない方針を通知。「商業的損失の回避や安全リスクの阻止」が理由としました。こうした警告を踏まえ、ロシアが合意延長に応じない場合、船主や保険会社がウクライナ産穀物の輸送を継続する可能性は低いとみられています。

　黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意が5/18(木)に期限切れとなった場合、代替ルートで輸出が依然として可能なため世界市場に直ちに脅威をもたらすことはないものの、コストが高いことから生産がさらに減少する見通し。ウクライナ、ロシア、トルコ、国連は輸出合意を延長する方法について協議を行っています。スイスのジュネーブで行われた穀物関連会議でウクライナと海外のトレーダー、アナリストら約20人を対象に実施した調査では、多少の遅れが生じる可能性もあるが、合意は延長されると大多数が予想しています。また、ほぼ全ての回答者が今年は収穫量がかなり少ないと予想されていることから黒海経由の輸出への圧力が緩和され、鉄道、トラック、ドナウ川経由の輸出など代替ルートで補うことができるとの見方を示しています。ただ、これらのルートは一般的に黒海経由の輸送よりもはるかにコストが高い。ウクライナ穀物協会のゴルバチョフ会長は黒海経由の輸出合意がなくなれば物流価格が上昇し、農家のマージンが大幅にカットされ、小麦やトウモロコシの大量生産ができなくなると警告しています。




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［ BMI ］20.0［ 体脂肪率 ］11.3％［ 内臓脂肪 ］4.5
　歩数 ： 3,199歩　距離 ： 2.24km　消費カロリー ： 177kcal

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タグ：自転車ヘルメット ウクライナ侵略 ウクライナ ロシア パトリオット
2023-05-17 23:50  nice!(0) 
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