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ゼレンスキー大統領 バフムトから撤退する可能性示唆

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は4/5(水)、訪問先のポーランドで行ったドゥダ大統領との共同記者会見で、激戦が続くドネツク州の要衝バフムトから撤退する可能性を示唆しました。ゼレンスキー大統領はバフムトがまだロシア軍の手に落ちてはいないと明言しましたが、包囲される危険がある場合は兵士らを守るために「相応の」決定を下すと述べました。「兵士を失わないことが最重要だ。包囲され、その危険性がある場合は、それに対応する正しい決断が指揮官によって下されるだろう」としました。また、ゼレンスキー大統領は西側諸国からより多くの弾薬供給を受ければ、バフムトやその他の地域でより早く反撃することができるようになると述べました。一方、ウクライナ国防省のマリャル次官は同日、ロシアはバフムトなどの奪取を幾度となく試みているが、前線の状況は完全にウクライナの制御下にあると述べています。ドゥダ大統領は同国が保有する旧ソ連製の「ミグ29」戦闘機のうち10機をウクライナに追加供与する方針を発表。ポーランドは3月、NATO(北大西洋条約機構)加盟国として初めて4機の「ミグ29」を4機供与しおり、ドゥダ大統領は追加供与を準備している10機によって「ウクライナの軍事力を強化できる」と強調しました。

 ウクライナのシビハ大統領府副長官(外交・安全保障担当)は反攻を進め、クリミア半島との境界までロシア軍を押し戻せれば「外交交渉を進める用意はあるが、軍事行動でクリミアを解放する可能性を排除しない」と述べました。シビハ大統領府副長官はウクライナが反攻に転じる時期が近づいており、ゼレンスキー大統領と側近は特にクリミアの状況について議論しているといいます。

 NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長はウクライナは将来的にNATOに加盟するというのがNATOの立場だと述べました。ブリュッセルで行われたNATO外相会合後、ウクライナがNATOに加盟するには同国が独立しており、かつ民主主義国家である必要があるが、現在はロシアによる侵略でこの双方が挑戦されていると述べました。その上で、戦争終結後にウクライナ軍とNATOの最高レベルの相互運用性を確保する必要があると述べました。

 イギリス国防省は激戦の続く東部で作戦を担当してきたロシア軍の東部軍管区のムラドフ司令官が解任された可能性が非常に高いと発表。ムラドフ司令官の指揮する部隊はここ数カ月の作戦失敗で特に損失が大きく、軍内外で批判が強まっていました。ムラドフ氏の解任はロシアのSNS上で臆測が流れていましたが、イギリス国防省もこれを確認した形。ムラドフ司令官の部隊は激戦地のドネツク州ウグレダル制圧を目指しましたが、失敗を繰り返し「群を抜いて多数の(ロシア兵の)犠牲」を出し続けました。あまりに被害が大きく、ロシア国内にも惨状が伝わり、ロシアメディアにも「兵士を間違いなく死なせるような命令を下す」と批判の記事が掲載されました。

 プーチン大統領は4/5(水)、同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領とモスクワで会談。プーチン大統領は「両国間の貿易額は過去1年間で12%増えた」とし、経済協力の進展をアピール。ルカシェンコ大統領も両国に対する西側諸国の経済制裁を念頭に「われわれの国の崩壊を期待し、予測する者がいたが、そうなっていない」と強調。ロシアは核配備や連合国家の形成を通じてベラルーシとの関係を強化し、ウクライナ侵略で国際的に孤立したとの印象を一掃したい考え。ベラルーシもロシアとの連携を深めることで、自国の人権侵害問題などを非難する西側諸国に対抗していく思惑があります。4/6(木)の会議では現状で実態を伴わない連合国家の具体化に向けた作業の進展状況を検証します。

 プーチン大統領は西側諸国の情報機関がウクライナによるロシア国内でのテロ攻撃を支援しているとの見解を示しました。プーチン大統領はロシアが昨年併合を宣言したウクライナ領土の法秩序維持に関する安全保障会議で、「ネオナチと共犯者がロシアの新しい領土だけでなく、ロシアのほかの地域でも犯罪を犯している」と述べ、「妨害行為やテロ行為の準備には、西側の第三国の特殊部隊が関与している証拠がある」と発言。

 ラトビア議会は来年から男性の兵役義務を再開する法案を可決。国境を接するロシアがウクライナを侵略したことで、防衛力強化の必要性が高まっていました。ムールニエツェ国防相は「新たな安全保障環境に対する答えだ」と説明。これにより旧ソ連から独立したバルト3国全てで徴兵制が敷かれることになります。今年半ばから自発的な参加を求め、来年から義務化。将来的には18~27歳の男性を対象とし、女性も受け入れます。ラトビアはNATO(北大西洋条約機構)加盟後の2007年に兵役を廃止していました。

 アメリカ、イギリス、ロシアの核保有国が1994年にウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの核兵器放棄で合意したブダペスト覚書に関し、アメリカの当事者だったクリントン元大統領は、ウクライナが現在も核兵器を保持していれば、ロシアが侵略することはなかったとの認識を示しました。クリントン元大統領は「ウクライナは核兵器が領土拡張主義のロシアから自国を守る唯一のものだと考えていた」と指摘。ウクライナは核兵器放棄を恐れていましたが「私が同意させた」と振り返りました。ウクライナは1994年1月、戦略核のロシア移送と全面廃棄を7年以内に完了することでアメリカ、ロシアと合意。同12月に核放棄と引き換えにウクライナの独立と主権、領土を尊重し、安全保障の約束をロシアとアメリカ、イギリスが確認したブダペスト覚書に署名し、核拡散防止条約(NPT)にも加盟申請しました。1991年のソ連崩壊時に約1800発の核弾頭などを保有していたウクライナは1996年までに全てをロシアに移送しました。




 昨日取り上げた枕の下に入れて強い振動で起こしてくれる目覚まし時計「ブルブル・クラッシュ」に関連して、 "枕の下" で探していると、枕の下に置く骨伝導式「睡眠スピーカー」を発見。枕を使っている人だけに音が聞こえるため、周囲を気にせずに音楽が楽しめるとのこと。Bluetooth or microSDの音楽再生に対応。タイマー機能(30分 or 1時間)付き。容量400mAhのバッテリー内蔵、USB-Cで充電となります。

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【ヘルス】
[ BMI ]20.2[ 体脂肪率 ]10.2%[ 内臓脂肪 ]3.5
 歩数 : 5,254歩 距離 : 3.79km 消費カロリー : 181kcal

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