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ウクライナ軍 モスクワ州にドローン攻撃か

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は2/28(火)、「今年はEU(ヨーロッパ連合)加盟交渉の開始を決める時だ」とSNSに投稿し、早期加盟実現への意欲を改めて示しました。ウクライナはロシアによる侵略開始直後にEU加盟申請の文書に署名。加盟手続きには長い時間を要すると見込まれていますが、申請から1年を経て機運を盛り上げる狙いとみられます。

 ウクライナのロドニャンスキー大統領顧問はロシア軍が猛攻を続けるドネツク州の要衝バフムトの戦況について「ウクライナ軍は必要になれば戦略的に撤退する。無為に兵士を犠牲にできない」と述べました。ロドニャンスキー大統領顧問によると、ロシア軍は民間軍事会社ワグネルの最精鋭部隊も動員してバフムト包囲を図っています。ゼレンスキー大統領はバフムトの状況について「戦闘は激化の一途をたどっている」とし、「ロシアは人命を一切考慮せず人員を攻撃に投入している」と述べました。ロシア側は2/23(木)以降、一方面だけで毎日約800人の戦死者を出しているといいます。

 モスクワ州のボロビヨフ知事は首都モスクワ中心部から110km南東に位置するコロムナ近郊の天然ガス施設付近に無人機(ドローン)が墜落したと発表。民間インフラ施設が狙われたと主張。現場近くには露国営ガス会社ガスプロムの施設があり、FSB(ロシア連邦保安局)が対応していると述べました。被害はなく住民への危険もないといいます。ウクライナ軍が関与していれば、ロシアの侵略開始以降、最もモスクワに近い地点を狙った攻撃となります。これに先立ち、ロシア国防省はウクライナがクラスノダール地方とアドイゲヤ共和国の民間インフラ施設に向け攻撃用のドローンを発射したと非難。対ドローン防衛システムにより「2機とも制御不能となり、飛行経路を外れ、1機は野原に墜落した。もう1機も軌道を外れ、目標への被害はなかった」としました。ロシアメディアは落下で損傷したとみられる灰色の機体を映し、機体の色や形状がウクライナ企業ウクルジェット開発の新型ドローン「UJ22エアボーン」と一致するとの見方を伝えました。ウクルジェットによると、「UJ22」は最長800kmの自律飛行が可能。時速は最大160km、搭載可能重量は最大20kgとしています。

 プーチン大統領はウクライナと西側諸国によるロシアへのスパイ行為や破壊工作が増えているとし、FSB(ロシア連邦保安局)に対応を強化するよう指示しました。プーチン大統領は政府当局者向けの演説で「西側の諜報機関は伝統的に常にロシアで活動してきた。現在は追加的に人員や技術などを投じている。われわれはこれに対応しなくてはならない」と表明。FSBに対し、ウクライナからロシアに入ろうとする破壊工作グループ、および、国内でテロリストや過激派を復活させる西側の試みを阻止し、インフラ保護を強化するよう指示しました。また、FSBはあらゆる防諜活動を強化する必要があるとし、「ロシアの軍事、法執行機構、防衛産業、重要技術、個人情報などの重要な情報は確実に保護されなければならない」と指摘。ロシアの最新兵器と装備に関する機密保持の重要性を強調した。

 ベラルーシ政府高官は無人機(ドローン)によりロシアの偵察機を攻撃したとの反政府活動家の主張について、偽情報との認識を示しました。ベラルーシの反政府組織BYPOLの指導者アザロフ氏は先週末首都ミンスク郊外の飛行場で起きた爆発について、パルチザンがドローンによってロシアの「A50」早期警戒管制機を攻撃したと述べていました。ベラルーシのアンブラゼビッチ外務次官は当地で開催中の国連軍縮会議で「公式な反応がないことから、これもわれわれの安全保障における失敗を強調するための偽物の情報だと強く確信している」と述べました。イギリス軍情報機関は攻撃や偵察機の損傷について公式に確証は得られていないとしつつも、「ロシアの空爆作戦にとり重要であるため、「A50」を失うことは打撃となるだろう」と指摘。「稼働している「A50」は6機となる公算が大きく、ロシアの空爆作戦は一段の制約を受ける」という見方を示しました。

 アメリカのカール国防次官(政策担当)はロシア軍とウクライナ軍の戦闘の前線での状況は膠着しているとし、ロシア軍が短期的に大きな領土を獲得できるとは予想していないと述べました。下院公聴会で「今後数週間から数カ月の間に小規模な動きが見られる可能性はあるが、ロシア軍がウクライナを席巻し、大きな領土を獲得できると示唆するものは何もない」と述べました。ウクライナが供与を要請している「F16」戦闘機については、 既存の機体の納入に1年半から2年、新規のものはさらに数カ月かかると指摘。戦闘機について「ウクライナは有優先事項としているが、上位3位の優先事項とはしていない」と述べました。

 アメリカ国務省のクリテンブリンク国務次官補(東アジア太平洋担当)が議会公聴会でアメリカが制裁対象としている中国の衛星会社、長沙天儀空間科技研究院(スペースティー・チャイナ)がロシアの民間軍事会社ワグネルに衛星画像を提供していたと明らかにしました。

 ICC(国際刑事裁判所)のカーン主任検察官はロシアによるウクライナのインフラ設備に対する攻撃を調査するためウクライナを訪問。ウクライナのインフラに対する攻撃について、ロシアはウクライナの軍事力を弱めることを目的とした正当な攻撃と主張する一方、ウクライナは一般市民を威嚇するための手段だと非難。国際条約の下では軍事衝突の当事者は「民間構造物と軍事目標」を区別しなければならず、民間構造物への攻撃は禁じられています。カーン主任検察官は首都キーウの北方にあるビーシュホロドを訪問。ビーシュホロドでは昨年11月にロシア軍のミサイル攻撃で民間人8人が死亡、近くにある電力設備を狙ったミサイルが標的を外れたのかまだ分かっていません。カーン主任検察官攻撃で大きく損傷した集合住宅の前で「ウクライナの送電網に対する攻撃の規模や広がりには明らかにパターンが見られる」とし、「単独の事象ではないため、どのようなパターンがあるのか明らかにしなくてはならない」と述べました。

 フィンランド政府は2/28(火)、ロシア国境で全長約200kmのフェンスの建設工事を開始。フィンランド国境警備隊が明らかにしました。フィンランドはロシアが政治的圧力をかけるために移民を流入させる恐れがあると警戒しています。国境警備隊によると、工事はまず予定地の森林伐採から開始し、道路建設やフェンス設置に今月中に着手できるよう作業を進めていくとしています。試験的に南東部イマトラの検問所に3kmのフェンスを設置し、6月中に完成させる予定。その後2025年までに主に南東部でさらに70km分のフェンス建設を行うといいます。フィンランドがロシアと接する国境は約1300kmに及び、このうちの約200kmの区間にフェンスを設置します。予算はおよそ3億8000万ユーロ(約550億円)。フェンスの高さは3m超で上部に有刺鉄線が張られます。特に注意を要する場所には暗視カメラや照明、拡声器も設置される予定。国境警備隊の幹部はフェンスについて、ロシアからの大規模な不法入国を阻止するには「不可欠」だと述べました。

 IEA(国際エネルギー機関)によると、ロシアの1月の石油・ガス輸出からの収入が185億ドルと、前年同月の300億ドルから38%落ち込み。ロシア産原油に対する上限価格設定や西側諸国による制裁の影響とみられます。IEAのビロル事務局長はロシアのエネルギー輸出を標的とした西側の措置は、石油市場を安定させロシアの石油・ガス部門の収入を減らすという目的を達成したと指摘。「われわれの予想では今後数カ月でさらに大幅に減少し、中期的には、技術や投資へのアクセスの欠如によって、さらに急激な落ち込みとなるだろう」と語りました。

 ウクライナ政府筋は国連とトルコに対し黒海経由の穀物輸出に関する合意の延長交渉を開始するよう呼びかけました。現時点では返答は得られていないといいます。昨年7月に国連とトルコの仲介で成立した穀物輸出合意は11月に延長。再び延長されない限り3/18(土)に期限を迎えます。




 1月に山崎製パンから発売された「生ドーナツ 生チョコホイップ」にはまってから、ドーナツを食べる日が急増している管理人。お取り寄せできるドーナツを探すことにもはまっています。おいしそうですね。

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[ テレビ ] 2023/03/01 20:00 (おっかけ)
 BSフジ──プライムニュース


【ヘルス】
[ BMI ]20.1[ 体脂肪率 ]7.4%[ 内臓脂肪 ]1.0
 歩数 : 5,136歩 距離 : 3.67km 消費カロリー : 236kcal

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