ゼレンスキー大統領 プーチン大統領の正教クリスマス停戦を拒否
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領はビデオ演説でロシアが提案したクリスマス停戦について、「プーチン政権はクリスマスを口実に、ウクライナ軍の前進を一時的に止めさせ、兵器や弾薬を我々の拠点の近くに運び込もうとしている」と批判。ドンバス地方におけるウクライナ軍の前進を食い止め、戦闘要員や装備を増強するための隠れ蓑という認識を示し、実質的に停戦を拒否しました。プーチン大統領はロシア正教のクリスマスに当たる1/6(金)正午（現地時間）から36時間、ウクライナでの停戦を命じました。ロシア正教会最高位のキリル総主教のクリスマス停戦の呼びかけを踏まえた措置。ゼレンスキー大統領は「ロシア軍が撤退、もしくはウクライナ軍がロシア軍を退却させれば、戦争は終結する」と述べました。
バイデン大統領はプーチン大統領による36時間の停戦指示について「プーチン大統領は酸素を見つけようとしている」と述べました。「プーチン大統領の発言に反応するのは気が進まない」とした上で、昨年のキリスト教のクリスマスや元旦に停戦を指示しなかったことが興味深いとし、「プーチン大統領は酸素を見つけようとしている」としました。また、国防総省のライダー報道官はプーチン大統領の停戦提案について、「ロシアのプロパガンダや偽情報、ウクライナの都市や市民に対する執拗な攻撃という長い実績から、今はここアメリカでも世界でもかなりの懐疑論がある」とし、「われわれの焦点は引き続きウクライナを支援することだ」と述べました。
ウクライナ軍参謀本部によると、1/5(木)朝までの24時間にドネツク州の要衝バフムトや州都ドネツク周辺で40以上の集落がロシア軍の攻撃を受けたと発表。ロシア軍は同州の占領地域拡大に力を入れているとみられ、激しい攻防が続いています。ドネツク州知事によると、バフムト市街の６割超が破壊されたといいます。南部でもロシア軍の砲撃が続き、ヘルソン州ドニプロ川西岸では、1/7(土)の正教会のクリスマスに向けて準備をしていた家族３人が死亡。ザポリージャ州でも２人が死亡。
ドネツク州の親ロ派は1/6(金)、プーチン政権が一方的停戦に入った後、ウクライナ軍から砲撃を受けたと主張しました。親ロ派のドネツク人民共和国トップのプシーリン氏は「停戦の話などあり得ない！」とSNSに投稿。プーチン大統領の命令は攻撃作戦のみが対象だと主張していました。ロシア国防省のコナシェンコフ報道官はロシア軍が一方的停戦に入った後もウクライナ軍はロシア側への砲撃を続けたと発表。
バイデン大統領とドイツのショルツ首相はロシアによる侵略を受けるウクライナへの軍事支援として、両国が歩兵戦闘車を供与することで合意。ホワイトハウスの発表によると、アメリカからは「ブラッドレー」、ドイツからは「マルダー」の歩兵戦闘車が供与され、両国はウクライナ軍に対し使用法の訓練も提供するとしています。ドイツはさらに、アメリカに追随し、迎撃ミサイルシステム「パトリオット」もウクライナに供与します。
ドイツ政府報道官は３月までをめどにウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」を約40台供与すると明らかにしました。ウクライナ軍への操縦などの習熟訓練は約８週間を見込み、ドイツで実施するといいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はロシア軍に占領されたウクライナ領土をロシアが保持することを認めるようなロシアとの和平協定を拒絶すると改めて述べました。プーチン大統領は1/5(木)、トルコのエルドアン大統領に対し、ロシアはウクライナに関する対話に前向きであるが、ウクライナはロシアが主張する領土の喪失を受け入れなければならないと述べていました。これを受け、ポドリャク顧問は「なぜロシア連邦との協定締結が不可能になるのか？」とSNSに投稿。「ロシア連邦（プーチン大統領）は『話し合い』という文言の下でウクライナと世界に『外国の領土を占有する権利』と『外国の領土での大量殺戮に対する法的効果の欠如の確定』を認めるよう提示している。完全に容認できない」としました。
国連のグテレス事務総長はドネツク州の捕虜収容所で昨年にウクライナ兵約50人が死亡した事件を巡り、検討していた調査団の派遣を断念しました。ドゥジャリク事務総長報道官が明らかにしました。安全面など「現地入りに必要な条件が満たされなかった」ためだといいます。昨年７月、親ロ派支配地域にある収容所で爆発が発生し、ロシアはアメリカ提供の武器で攻撃されたと主張。一方、ウクライナは兵士への拷問を隠蔽するためのロシアによる自作自演とみており、双方が調査団の派遣を国連に要請していました。
ホワイトハウスの当局者はロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ創設者でプーチン大統領の側近、プリゴジン氏がドネツク州の激戦地バフムト近郊で採掘される塩や石こうを掌握することに関心があるとの見方を示しました。プリゴジン氏ひいてはロシアがバフムト掌握に執念を見せるのには金銭的動機があるようだと語りました。
▼読みもの
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者3083人──新潟市は1163人（医療機関952人、陽性者登録、フォローアップセンター211人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/01/06 05:25 （生）
ux──グッド！モーニング
［ ネット ］ 2023/01/06 18:30 （生）
NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームBII「なんば笑顔開花宣言」公演
［ テレビ ］ 2023/01/06 20:00 （録画・録音）
BSフジ──プライムニュース
【ヘルス】
［ BMI ］20.0［ 体脂肪率 ］11.1％［ 内臓脂肪 ］4.5
歩数 ： 7,153歩 距離 ： 5.15km 消費カロリー ： 321kcal
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バイデン大統領はプーチン大統領による36時間の停戦指示について「プーチン大統領は酸素を見つけようとしている」と述べました。「プーチン大統領の発言に反応するのは気が進まない」とした上で、昨年のキリスト教のクリスマスや元旦に停戦を指示しなかったことが興味深いとし、「プーチン大統領は酸素を見つけようとしている」としました。また、国防総省のライダー報道官はプーチン大統領の停戦提案について、「ロシアのプロパガンダや偽情報、ウクライナの都市や市民に対する執拗な攻撃という長い実績から、今はここアメリカでも世界でもかなりの懐疑論がある」とし、「われわれの焦点は引き続きウクライナを支援することだ」と述べました。
ウクライナ軍参謀本部によると、1/5(木)朝までの24時間にドネツク州の要衝バフムトや州都ドネツク周辺で40以上の集落がロシア軍の攻撃を受けたと発表。ロシア軍は同州の占領地域拡大に力を入れているとみられ、激しい攻防が続いています。ドネツク州知事によると、バフムト市街の６割超が破壊されたといいます。南部でもロシア軍の砲撃が続き、ヘルソン州ドニプロ川西岸では、1/7(土)の正教会のクリスマスに向けて準備をしていた家族３人が死亡。ザポリージャ州でも２人が死亡。
ドネツク州の親ロ派は1/6(金)、プーチン政権が一方的停戦に入った後、ウクライナ軍から砲撃を受けたと主張しました。親ロ派のドネツク人民共和国トップのプシーリン氏は「停戦の話などあり得ない！」とSNSに投稿。プーチン大統領の命令は攻撃作戦のみが対象だと主張していました。ロシア国防省のコナシェンコフ報道官はロシア軍が一方的停戦に入った後もウクライナ軍はロシア側への砲撃を続けたと発表。
バイデン大統領とドイツのショルツ首相はロシアによる侵略を受けるウクライナへの軍事支援として、両国が歩兵戦闘車を供与することで合意。ホワイトハウスの発表によると、アメリカからは「ブラッドレー」、ドイツからは「マルダー」の歩兵戦闘車が供与され、両国はウクライナ軍に対し使用法の訓練も提供するとしています。ドイツはさらに、アメリカに追随し、迎撃ミサイルシステム「パトリオット」もウクライナに供与します。
ドイツ政府報道官は３月までをめどにウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」を約40台供与すると明らかにしました。ウクライナ軍への操縦などの習熟訓練は約８週間を見込み、ドイツで実施するといいます。
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はロシア軍に占領されたウクライナ領土をロシアが保持することを認めるようなロシアとの和平協定を拒絶すると改めて述べました。プーチン大統領は1/5(木)、トルコのエルドアン大統領に対し、ロシアはウクライナに関する対話に前向きであるが、ウクライナはロシアが主張する領土の喪失を受け入れなければならないと述べていました。これを受け、ポドリャク顧問は「なぜロシア連邦との協定締結が不可能になるのか？」とSNSに投稿。「ロシア連邦（プーチン大統領）は『話し合い』という文言の下でウクライナと世界に『外国の領土を占有する権利』と『外国の領土での大量殺戮に対する法的効果の欠如の確定』を認めるよう提示している。完全に容認できない」としました。
国連のグテレス事務総長はドネツク州の捕虜収容所で昨年にウクライナ兵約50人が死亡した事件を巡り、検討していた調査団の派遣を断念しました。ドゥジャリク事務総長報道官が明らかにしました。安全面など「現地入りに必要な条件が満たされなかった」ためだといいます。昨年７月、親ロ派支配地域にある収容所で爆発が発生し、ロシアはアメリカ提供の武器で攻撃されたと主張。一方、ウクライナは兵士への拷問を隠蔽するためのロシアによる自作自演とみており、双方が調査団の派遣を国連に要請していました。
ホワイトハウスの当局者はロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ創設者でプーチン大統領の側近、プリゴジン氏がドネツク州の激戦地バフムト近郊で採掘される塩や石こうを掌握することに関心があるとの見方を示しました。プリゴジン氏ひいてはロシアがバフムト掌握に執念を見せるのには金銭的動機があるようだと語りました。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者3083人──新潟市は1163人（医療機関952人、陽性者登録、フォローアップセンター211人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/01/06 05:25 （生）
ux──グッド！モーニング
［ ネット ］ 2023/01/06 18:30 （生）
NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームBII「なんば笑顔開花宣言」公演
［ テレビ ］ 2023/01/06 20:00 （録画・録音）
BSフジ──プライムニュース
【ヘルス】
［ BMI ］20.0［ 体脂肪率 ］11.1％［ 内臓脂肪 ］4.5
歩数 ： 7,153歩 距離 ： 5.15km 消費カロリー ： 321kcal
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