ロシア軍 ウクライナ中部のショッピングセンターをミサイル攻撃 多数の死傷者
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ中部ポルタワ州のクレメンチュクのショッピングセンターに、ロシアのミサイル２発が撃ち込まれ、少なくとも16人が死亡、子どもを含む59人が負傷したとみられています。ゼレンスキー大統領はショッピングセンターは混み合っており、1,000人以上の人がいた。死者や負傷者の詳細については明確にしなかったものの、「犠牲者の数を想定することさえ不可能だ」とし、「ロシアに良識と慈悲心を期待するのは無意味だ」と非難。「ロシアは世界最大のテロ国家になった」と述べました。ポルタワ州のルニン知事は大規模な火災が発生し、激しく煙が上がっていたため、多くの生存者を救出できない恐れがあると指摘。ロシア軍が標的とするような軍事施設は付近にないことから、今回の攻撃は「民間人を標的としたテロ行為だ」と非難。
ウクライナ空軍によると、ロシアのカルーガ地方にあるシェイコフカ飛行場から飛来した「Tu-22M3」爆撃機が、長距離ミサイル「X-22」２発をショッピングセンターに向けて発射したとみています。G7（先進７カ国）首脳は攻撃を非難。「われわれはウクライナと団結し、この残忍な攻撃の罪のない犠牲者を悼む」とし、「民間人に対する無差別攻撃は戦争犯罪にあたる。ロシアのプーチン大統領の責任を問う」と共同声明を出しました。
ドイツで開催中のG7首脳会議では対ロシア制裁を強化し、ウクライナに対する安全保障を支持することで「必要な限り」ウクライナを支援すると確約する声明を発表。「財政、人道、軍事、外交的支援を継続し、必要な限りウクライナを支持する」とし、ウクライナの緊急の軍事ニーズに対応するための取り組みを引き続き調整し、持続的な安全保障の確約を巡り国や機関と協力するとしました。食料不足の深刻化はG7の経済制裁が原因であるとするロシアの主張は誤りだとして反論する方針を確認し、深刻な影響を受けるアフリカ諸国などへの支援強化で一致しました。岸田首相は「ロシアの主張は全くの偽りだ。解決には問題の根本的原因であるウクライナ侵略を終わらせることが必要だ」と強調しました。
また、ショルツ首相は会議２日目の終了にあたり声明を発表。ロシアによるウクライナ侵略は長期的な国際関係を変質させたとし、対ロ関係が侵略前の時代に戻ることはないと述べました。イギリスのジョンソン首相は「前世紀半ばの民主主義国が独裁と侵略に対抗しなければならないと認識するのに長い時間がかかったことを思い出してほしい」として、その代償は非常に高くついたと指摘。「しかし、ナチス・ドイツをはじめとする独裁国の敗北と、数十年にもわたる安定が得られた」として、「自由の代償は払う価値がある」と強調しました。
ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は、NATO（北大西洋条約機構）加盟国がクリミア半島に侵攻すればロシアへの宣戦布告に相当するとし、第３次世界大戦につながる可能性があると警告。「われわれにとってクリミアはロシアの一部だ。永遠にそうだ。クリミアに侵攻するいかなる試みもわが国に対する宣戦布告だ」と発言。「これがNATO加盟国によって行われるなら、北大西洋同盟全体との衝突を意味し、第３次世界大戦となる。完全な大惨事だ」と述べました。
アメリカの戦争研究所はロシアのウクライナ侵略作戦を統括する総司令官が、ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにしました。ジドコ氏はロシア極東地方を管轄する東部軍管区の司令官を務めた経験があり、ドボルニコフ氏同様、シリアでの軍事作戦を指揮した経験があるといいます。国際的な民間調査機関ベリングキャットの幹部は、ドボルニコフ氏が酒浸りで部下の人望もないことを理由に解任されたとの見方を示しています。南部軍管区トップも更迭され、航空宇宙軍のスロビキン司令官が後任として侵略作戦の現場指揮を担っているとの情報もあります。
モルドバのサンドゥ大統領がキーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談。両首脳はモルドバ国内の沿ドニエストル・モルドバ共和国を自称する親ロ分離派地域からウクライナが攻撃される可能性など安全保障面について主に協議しました。両国がEU（ヨーロッパ連合）加盟候補国に認定されたあとの会談ということもあり、ゼレンスキー大統領は「EUの歴史的な決定後、ウクライナで会えてうれしい」と歓迎。「両国はロシアの侵攻の脅威を共有している」と指摘しました。サンドゥ大統領は「モルドバはもろく、脆弱な国だ。ウクライナもモルドバも支援を必要としている。われわれはウクライナでのこの戦争が止まり、ロシアによるウクライナへの侵略が可能な限り迅速に終了することを望んでいる。われわれは自由世界の一部であり続けたい」と述べました。
アメリカのムーディーズ・インベスターズ・サービスは6/26(日)に支払い猶予期限が終了した外貨建てロシア国債がデフォルトに当たるとの見解を示しました。ウクライナ侵略後に西側諸国が制裁を科し、利息の支払い手段がなくなったのが理由。ムーディーズは経済制裁の影響でロシア国債の格付けを停止しており、格付けとは別に今回コメントを発表。
【話題】
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【メディア】
［ テレビ ］ 2022/06/28 08:00 （生）
ux──羽鳥慎一モーニングショー
［ テレビ ］ 2022/06/28 18:15 （生）
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［ ネット ］ 2022/06/28 18:30 （生）
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［ テレビ ］ 2022/06/28 22:00 （録画・録音）
BS日テレ──深層NEWS
［ テレビ ］ 2022/06/27 26:32 （録画・録音）
BSフジ──女子サッカー国際親善試合 なでしこジャパン vs フィンランド女子代表
【ヘルス】
［ BMI ］20.1［ 体脂肪率 ］11.3％［ 内臓脂肪 ］4.5
歩数 ： 3,381歩 距離 ： 2.29km 消費カロリー ： 218kcal
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ウクライナ空軍によると、ロシアのカルーガ地方にあるシェイコフカ飛行場から飛来した「Tu-22M3」爆撃機が、長距離ミサイル「X-22」２発をショッピングセンターに向けて発射したとみています。G7（先進７カ国）首脳は攻撃を非難。「われわれはウクライナと団結し、この残忍な攻撃の罪のない犠牲者を悼む」とし、「民間人に対する無差別攻撃は戦争犯罪にあたる。ロシアのプーチン大統領の責任を問う」と共同声明を出しました。
ドイツで開催中のG7首脳会議では対ロシア制裁を強化し、ウクライナに対する安全保障を支持することで「必要な限り」ウクライナを支援すると確約する声明を発表。「財政、人道、軍事、外交的支援を継続し、必要な限りウクライナを支持する」とし、ウクライナの緊急の軍事ニーズに対応するための取り組みを引き続き調整し、持続的な安全保障の確約を巡り国や機関と協力するとしました。食料不足の深刻化はG7の経済制裁が原因であるとするロシアの主張は誤りだとして反論する方針を確認し、深刻な影響を受けるアフリカ諸国などへの支援強化で一致しました。岸田首相は「ロシアの主張は全くの偽りだ。解決には問題の根本的原因であるウクライナ侵略を終わらせることが必要だ」と強調しました。
また、ショルツ首相は会議２日目の終了にあたり声明を発表。ロシアによるウクライナ侵略は長期的な国際関係を変質させたとし、対ロ関係が侵略前の時代に戻ることはないと述べました。イギリスのジョンソン首相は「前世紀半ばの民主主義国が独裁と侵略に対抗しなければならないと認識するのに長い時間がかかったことを思い出してほしい」として、その代償は非常に高くついたと指摘。「しかし、ナチス・ドイツをはじめとする独裁国の敗北と、数十年にもわたる安定が得られた」として、「自由の代償は払う価値がある」と強調しました。
ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は、NATO（北大西洋条約機構）加盟国がクリミア半島に侵攻すればロシアへの宣戦布告に相当するとし、第３次世界大戦につながる可能性があると警告。「われわれにとってクリミアはロシアの一部だ。永遠にそうだ。クリミアに侵攻するいかなる試みもわが国に対する宣戦布告だ」と発言。「これがNATO加盟国によって行われるなら、北大西洋同盟全体との衝突を意味し、第３次世界大戦となる。完全な大惨事だ」と述べました。
アメリカの戦争研究所はロシアのウクライナ侵略作戦を統括する総司令官が、ジドコ軍政治総局長に交代したとの分析を明らかにしました。ジドコ氏はロシア極東地方を管轄する東部軍管区の司令官を務めた経験があり、ドボルニコフ氏同様、シリアでの軍事作戦を指揮した経験があるといいます。国際的な民間調査機関ベリングキャットの幹部は、ドボルニコフ氏が酒浸りで部下の人望もないことを理由に解任されたとの見方を示しています。南部軍管区トップも更迭され、航空宇宙軍のスロビキン司令官が後任として侵略作戦の現場指揮を担っているとの情報もあります。
モルドバのサンドゥ大統領がキーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談。両首脳はモルドバ国内の沿ドニエストル・モルドバ共和国を自称する親ロ分離派地域からウクライナが攻撃される可能性など安全保障面について主に協議しました。両国がEU（ヨーロッパ連合）加盟候補国に認定されたあとの会談ということもあり、ゼレンスキー大統領は「EUの歴史的な決定後、ウクライナで会えてうれしい」と歓迎。「両国はロシアの侵攻の脅威を共有している」と指摘しました。サンドゥ大統領は「モルドバはもろく、脆弱な国だ。ウクライナもモルドバも支援を必要としている。われわれはウクライナでのこの戦争が止まり、ロシアによるウクライナへの侵略が可能な限り迅速に終了することを望んでいる。われわれは自由世界の一部であり続けたい」と述べました。
アメリカのムーディーズ・インベスターズ・サービスは6/26(日)に支払い猶予期限が終了した外貨建てロシア国債がデフォルトに当たるとの見解を示しました。ウクライナ侵略後に西側諸国が制裁を科し、利息の支払い手段がなくなったのが理由。ムーディーズは経済制裁の影響でロシア国債の格付けを停止しており、格付けとは別に今回コメントを発表。
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