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ウクライナ 穀物輸出滞留が続けば秋に7,500万トンまで拡大

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ルハンシク州のガイダイ知事は週末のウクライナ軍の反撃でロシア軍を後退させたものの、戦況が再び悪化していることを明らかにしました。ゼレンスキー大統領はビデオ演説で「ロシア軍はドンバス地域に追加の兵力を投入しようとしている」と述べて、依然厳しい状態であることを指摘。状況次第ではウクライナ軍は同市から撤退する可能性もあるとした上で、「困難だが、ウクライナ軍はなお陣地を保持している」と述べました。

 また、ゼレンスキー大統領が西側諸国や有識者の一部から、ウクライナが一定の譲歩をした上でロシアとの停戦を求める声が出ていることについて、そうした声に従い停戦に応じることはないとする考えを示しました。「(戦争への)倦怠感が広がっており、自身の経済的、あるいは政治的な利害に関心がある国はあるだろう。彼らは自分のために一定の決着を求めている。だが、私たちは私たちのための決着が必要だ」と述べました。ウクライナは現時点でパートナー国と将来的な停戦のあり方について協議していないとも明らかにしました。

 ロシアによる黒海封鎖の影響で穀物などの輸出ができない状態となっていることについては、第三国の軍艦の護衛によって黒海から輸出できないか、イギリス、トルコと協議していると明らかにしました。現在2,200~2,500万トンが滞留しており、秋までに約3倍の最大7,500万トンに上る恐れがあることも明らかにしました。また、ベラルーシを経由してバルト海経由で穀物を輸出する計画には同意しないと表明。6/8(水)に予定されているこうした穀物問題に関するトルコとロシアの外相会談には、ウクライナは招かれていないことを明らかにしました。

 アメリカのブリンケン国務長官は「ロシアがウクライナの輸出穀物を盗み、利益を得るため販売しているという信頼できる報告がある」と述べ、ウクライナの小麦輸出能力を損ない、世界の食糧安全保障の危機を深刻化させたと非難しました。

 国連安全保障理事会はウクライナ情勢を巡る公開会合を開催。国連で紛争地の性暴力問題を担当するパッテン事務総長特別代表は、ウクライナ各地で性暴力被害の訴えが6/3(金)までに124件あったと明らかにした上で、「経験上、氷山の一角だ」として各国に対策を講じるよう求めました。

 ウクライナ内務省はロシア軍兵士に性的暴行の被害を受けたとする申し立てを警察当局が約50件受理したと発表。このうち16件については立件に向けて動いているとしました。



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[ テレビ ] 2022/06/07 21:00
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[ ネット ] 2022/06/07 22:15 (生)
 SHOWROOM──高橋七実


【ヘルス】
[ BMI ]20.2[ 体脂肪率 ]11.1%[ 内臓脂肪 ]4.5
 歩数 : 8,306歩 距離 : 5.79km 消費カロリー : 442kcal

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