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ウクライナ軍 セベロドネツクで反撃 市の半分を掌握 ゼレンスキー大統領 ドンバス訪問

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。激戦が続くルハンシク州のセベロドネツク。ガイダイ知事はウクライナ軍が市の半分を掌握していることを明らかにしました。ただし、ロシア軍はまだ近くで展開しており、新たな攻撃を仕掛けてくる恐れがあると警告しています。セベロドネツクではウクライナ政府から厳しい状態に置かれていることが再三語られ、ロシア軍は勢いに乗じて市内に進軍しました。しかし、これがウクライナ軍の作戦だった可能性が指摘されています。地の利があるウクライナ軍がロシア軍を市内に引き込み、市街戦に持ち込むことで各個撃破。市街戦でロシア軍の長距離砲などの圧倒的な火力は封じられています。ドネツク州マリウポリで親ロシア派勢力に協力して戦闘に加わっていたチェチェン共和国のカディロフ首長の部隊がセベロドネツクに移りましたが、こちらで大きな損害を被っているようです。

 このような状況下、ゼレンスキー大統領はザポリージャ州、セベロドネツクと川を挟んで対岸に位置するリシチャンシク、ドネツク州ソレダルを訪れ、地元住民との交流や兵士らを激励。ザポリージャ州ではドネツク州マリウポリから避難してきた人々とも直接会話。難民への定住地確保を約束したといいます。ビデオ声明では「今回会って握手した全ての人、私とつながり、支持を伝えてきた全ての人を誇りに思う」と述べました。ロシアによるウクライナ侵略開始以降、ゼレンスキー大統領がドンバス地域を訪れるのは今回が初めて。

 イギリス国防省はセベロドネツクにおけるウクライナ軍の過去24時間の反撃により、ロシア軍の作戦の勢いが鈍る可能性が高いと分析。ロシア軍は自国部隊へのリスクを抑えるため、装備の乏しい親ロ派武装勢力を同市に展開しているといいます。

 FAO(国連食糧農業機関)が設立した非営利組織クロップ・トラストは、ウクライナ第2の都市ハルキウにある国立シードバンク(種子銀行)の研究施設がロシア軍による攻撃を受け、約2,000種類におよぶ穀物の遺伝子コードが永久に損なわれる危機に瀕しているといいます。貯蔵されている種子のうち、遺伝子コードがバックアップされているのは4%。「シードバンクは人類にとって生命保険のようなもの。干ばつや新たな害虫、新たな病気、気温の上昇などに耐えられる新しい植物種を育てるための原材料になる」と説明しています。



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【ヘルス】
[ BMI ]20.1[ 体脂肪率 ]11.1%[ 内臓脂肪 ]4.5
 歩数 : 4,435歩 距離 : 2.08km 消費カロリー : 229kcal

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