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ウクライナ ロシアの穀物港攻撃を戦争犯罪として調査

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ検事総長事務所は8/3(木)、7月以降激化しているロシア軍によるウクライナの農業インフラへの攻撃について、「戦争犯罪の可能性があるとして調査している」と明らかにしました。穀物港などウクライナの農業関連施設への攻撃は、ロシアが7/17(月)に黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)から事実上離脱して以降、激しさを増しています。同事務所によると、ロシアのウクライナ侵略始以降、ウクライナの穀物や港湾インフラは100回以上攻撃を受けたとしています。

 国連安全保障理事会は8/3(木)、食料安全保障に関するハイレベル会合を開催。黒海を経由したウクライナ産の穀物輸出合意からロシアが離脱したことについて議論しました。アメリカのブリンケン国務長官は穀物輸出合意が停止したことについて、「小麦の3分の2が発展途上国に輸出され、食料価格の引き下げに貢献してきたが、ロシアの離脱によって穀物価格の上昇を招いた」と影響を指摘し、「(ロシアは)世界で最も弱い立場にある人々を踏み台にしている」と批判しました。一方、ロシアのポリャンスキー国連第1次席大使は「西側諸国が世界の飢餓問題を懸念するようになったのは最近のことであり、(この会合は)ロシアを悪者にするための試みだ」と反発しました。

 ウクライナのイエルマーク大統領府長官は8/3(木)、安全の保証を巡ってアメリカとの協議を開始したと明らかにしました。「最大の戦略的パートナーであるアメリカがこのプロセスを開始する最初の国となったことは象徴的だ」とし、「このプロセスを通じて他のパートナーのモデルを作る」と語りました。

 ロシアの独立系メディア、メドゥーザは7/29(土)から8/2(水)までの5日間で、ロシア国内の徴兵事務所や関連施設への放火や放火未遂が少なくとも28件発生したと報じました。FSB(ロシア連邦保安局)職員などを名乗る人物から電話で放火を強要された事例が多いとも指摘。FSBは関与を否定し、ウクライナによる特殊詐欺と主張しています。一連の事件はモスクワやサンクトペテルブルク、ハバロフスク、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島など、広範囲で発生しているといいます。

 ロシアのカルーガ州知事は8/3(木)、州内でドローン(無人機)7機が撃墜されたと発表。同州から約200km離れた首都モスクワに対してはこのところ、ドローン攻撃が相次いでいます。シャプシャ知事は「ドローン7機が撃墜されたが、死傷者はいなかった」とSNSに投稿。ロシア国防省も「ドローンを使ったテロ攻撃」を未然に防いだと主張。

 ロシア国防省によると、8/4(金)未明に黒海に面しクラスノダール地方ノボロシスクの海軍基地でウクライナ軍の水上ドローンによる攻撃があったといい、発見して破壊したとしています。しかし、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」が損傷したという情報が広まっています。SBU(ウクライナ保安局)関係者は同日、自国メディアに対し、海軍と協力して攻撃に成功したと説明。ドローンの搭載カメラが捉えた衝突の瞬間や、攻撃後に大きく傾いた大型揚陸艦がえい航される様子の動画がSNSに投稿されました。

 ロシア政府はウクライナ戦争の戦費が膨らんでいることを受けて、今年の国防予算を9兆7000億ルーブル(1,050億ドル)に倍増させました。国防予算は国家予算全体の3分の1を占めることになります。

▼読みもの

【メディア】
[ テレビ ] 2023/08/04 20:00 (おっかけ)
 BSフジ──プライムニュース
[ ネット ] 2023/08/04 21:20 (生)
 SHOWROOM──NGT48 4期生追加募集オーディション No. 5
[ ネット ] 2023/08/04 18:45 (アーカイブ)
 NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 研究生「世代交代前夜」公演


【ヘルス】
[ BMI ]19.2[ 体脂肪率 ]10.3%[ 内臓脂肪 ]2.5
 消費カロリー : 40kcal

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