ゼレンスキー大統領 習国家主席と会談の用意がある／ウクライナ 「レオパルト２」を初受領 ポーランドから
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は2/24(金)、ロシアによる侵略から１年を迎えたのに合わせ、首都キーウで国内外メディア向けに記者会見。中国の習近平国家主席と会談する用意があると明らかにしました。ゼレンスキー大統領は「習氏との会談を計画している。両国と世界の安全保障のために有益だと考えている」と述べました。「中国は歴史的に領土の一体性を尊重してきた。ロシアが我々の領土から撤退するためにできることをするべきだ」とも訴え、ロシアへの武器供与の動きをアメリカなどから指摘される中国を牽制しました。会談の具体的日程や場所は明らかにしませんでした。プーチン大統領との会談については「誰もプーチン大統領を交渉の席に着かせることはできない」と可能性を否定。ゼレンスキー大統領はこれまでトルコなどの仲介による交渉に前向きな姿勢をみせていました。また、ロシアの重大犯罪の調査と訴追の必要性を明記した国連総会の決議を巡っては、賛成国に謝意を表し、棄権したインドを名指ししながら「全大陸からより多く国を巻き込んで働きかけていく」と表明。
ポーランドのモラウィエツキ首相は2/24(金)、ウクライナを訪問。ゼレンスキー大統領との会談後に開いた共同記者会見で、ドイツ製戦車「レオパルト２」４両を保有国として初めて引き渡したと明らかにしました。同戦車の実戦配備はまだ先ですが、ウクライナは今春にも着手する領土奪還作戦の主力と見込んでいます。ゼレンスキー大統領は「新たな強力な動きの始まりにする」と強調。ポーランドは戦車「PT91」60両も提供するとしています。ドイツ国防省は2/24(金)、ドイツ軍が支援する「レオパルト２」の供与数を４両増やし、計18両にすると発表。スウェーデンも同日、ウクライナに10両前後の「レオパルト２」と防空システムを供与すると発表。
イギリス国防省はロシアがここ数週間で作戦を変更し、領土の獲得よりもウクライナ軍の戦力低下に焦点を当てていると分析。長期戦に持ち込み、ウクライナ軍を疲弊させる狙いがあるとしています。同省によると、ロシアは2022/2/24(木)にウクライナの全土掌握を目指して侵略を始めましたが、４月までに失敗と認識。東部と南部での支配拡大に焦点を当ててきましたが、進展は遅く、犠牲も大きいと指摘しました。
国連安全保障理事会は2/24(金)、ロシアのウクライナ侵略開始１年を機に閣僚級会合を開催。中国代表が早期の全面的な停戦と対話の再開を呼びかける「中国の立場」を説明。ロシア代表はこれを歓迎。アメリカ代表はだまされるなと訴え、中国とロシアの連携への警戒心をあらわにしました。中国の戴兵国連次席大使は会合で、中国外務省が発表した「中国の立場」を紹介。ロシアとウクライナの双方に「一刻も早い停戦と無条件での対話再開」を呼びかけました。ロシアのネベンジャ国連大使は「中国の提案のような真の努力を歓迎する」と応じました。一方、アメリカのブリンケン国務長官は「一時的、無条件での停戦の呼びかけにだまされてはいけない。ロシアに次の攻撃に備える時間を与える恐れがある」と警戒を呼びかけました。ブリンケン国務長官はまた、「いかなる国も侵略を支援しながら平和を呼びかけるべきではない」とも訴えました。中国はロシア産原油を購入し、ロシアの継戦能力を支えてきました。ロシアへの武器供与を検討中だとも報じられています。
バイデン大統領は2/24(金)、ロシアとウクライナに停戦を促した中国の仲裁案は「プーチン大統領が歓迎している。これがいい案であるはずがない」と指摘。「実現した場合にロシア以外に利益を得るものがあるとの示唆が一切なかった」と批判。「ウクライナにとっては全く不条理なこの戦争の結末について、中国が仲裁交渉を行うことは合理性がない」とも述べました。ウクライナの求めに応じて「F16」戦闘機を供与することは「今はない」と否定した一方で、将来の可能性に含みを持たせました。
G7（先進７カ国）首脳は2/24(金)深夜、テレビ会議を開き、ウクライナへの侵略を続けるロシアへの制裁強化とウクライナ支援の継続を確認。終了後に発表した首脳声明で、中国などを念頭に、第三国に対して対ロシア支援の停止を要請。要請に応じなければ深刻なコストに直面するとの警告も発しました。テレビ会議は侵略開始から１年経過したことを受けて議長国の日本が主催し、2/25(土)未明にかけて約１時間半行われました。岸田首相は会議で「厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を通じ、法の支配に基づく国際秩序を堅持するG7の確固たる決意を示す」と強調。さらに、「第三者からロシアへの軍事的な支援を防ぐことも重要だ」と語りました。首脳声明ではロシアに対し、「ウクライナの領土全体から即時、完全かつ無条件に部隊を撤退させる」ことを要求。G7や同志国で実施してきた対ロシア制裁を維持・強化し、今後、数日から数週間のうちに新たな経済的な措置を講ずるとしました。具体的にはエネルギー収入の制限や金融機関への追加的な制裁を挙げ、ロシアのダイヤモンド輸出に関するさらなる措置に取り組む方針も示しました。制裁の実効性を高めるため、「実施調整メカニズム」設立で 迂回 を防ぐ方針を打ち出し、G7や同志国以外の第三国にロシアの戦争への物的支援の停止を求めました。アメリカは中国が対ロシア武器供与を検討しているとみており、これを牽制する狙いがあるとみられます。また、ウクライナが被った損害はロシアが支払う必要性を確認。そのため、G7各国は紛争解決まで管轄下のロシアの国家資産を凍結するとの決意を示した。 ロシアによる核兵器を含む大量破壊兵器の使用は「厳しい結果につながる」として、改めて警告しました。ウクライナに対しては防空システムや弾薬、戦車など、差し迫った軍事・防衛装備のニーズへの支援に関与を継続するとしました。
モルドバ国防省は東部の親ロ派支配地域トランスニストリアでウクライナから直接の脅威は受けていないとして、同国が侵攻を計画しているとのロシアの主張を一蹴。ウクライナと境界を接するトランスニストリアでは1990年、多数派のロシア系住民が「沿ドニエストル・モルドバ共和国」の分離独立を宣言。1991年12月にロシア軍の支援を受けてモルドバ政府軍との紛争になり、1992年７月に停戦協定が成立。以来、ロシア軍が駐留しています。モルドバ国防省は親ロ派支配地域でのすべての出来事、活動、変化を監視しているとした上で、「現在、トランス二ストリアの軍事的な安全保障に直接の脅威は受けていない」ことを確認していると述べました。さらに、偽情報を拡散する狙いは、モルドバ国内に混乱を引き起こすことにあると指摘。
ロシア外務省はモルドバ東部の親ロ派支配地域に駐留するロシアの平和維持軍に対するいかなる脅威的な行動もロシアへの攻撃と見なすと西側諸国に警告。旧ソ連構成国モルドバは東部にロシアが軍を駐留させる親ロ派が自称する「沿ドニエストル・モルドバ共和国」を抱えており、ロシア国防省はウクライナが偽旗作戦を展開して沿ドニエストルに侵攻する計画だと非難。モルドバ政府はこれを否定し、国民に平静を呼びかけています。ロシア外務省は「アメリカ、および、NATO（北大西洋条約機構）加盟国とウクライナを保護する国に対し、さらなる無謀な行動を取らないよう警告する」とし、「彼らの安全を脅かすいかなる行動も、国際法上、ロシア連邦への攻撃と見なされる」としました。
NSC（アメリカ国家安全保障会議）カービー戦略広報調整官はロシアがイランとの軍事協力を強化する一環として、ウクライナ侵略用の兵器供与の見返りとして戦闘機の提供を検討していると明らかにしました。イランは核開発をめぐる西側諸国の制裁で孤立する中、ウクライナ侵略用の兵器を提供する見返りにロシアの支援で軍事力を強化しようとしています。ロシアはイランに対し、戦闘機以外にもミサイルや電子機器、防空システムなどを前例のない規模で提供する可能性があり、対するイランはロシアから新たに攻撃ヘリやレーダー、訓練機など計数十億ドル相当の軍装備品も購入しようとしていると指摘。「相互支援を懸念していたが、現実のものとなりつつある」と述べました。また、イランが既に無人機数百機や火砲、戦車用砲弾を提供するなど、ロシアへの軍事支援を拡大しているとの見方を示しました。
▼読みもの
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者394人──新潟市は148人（医療機関132人、陽性者登録、フォローアップセンター16人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/02/25 08:30 （生）
NST──土曜はナニする!?
［ ネット ］ 2023/02/25 12:00 （生）
NGT48 LIVE!! ON DEMAND──NGT48 ３期生「PARTYが始まるよ」公演
［ ネット ］ 2023/02/25 17:00 （生）
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［ テレビ ］ 2023/02/25 18:00 （録画・録音）
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［ テレビ ］ 2023/02/25 18:30 （録画・録音）
TeNY──満天☆青空レストラン
［ テレビ ］ 2023/02/25 19:00 （録画・録音）
BS11──機動戦士ガンダムOO ファーストシーズン
［ テレビ ］ 2023/02/25 19:30 （録画・録音）
BS11──新機動戦記ガンダムW
［ テレビ ］ 2023/02/25 22:00 （生）
NHK総合──NHKスペシャル 「調査報告・ロシア軍 ～“プーチンの軍隊”で何が～」 ※緊急地震速報により途中で打ち切り
【ヘルス】
［ BMI ］20.3［ 体脂肪率 ］7.0％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 2,860歩 距離 ： 2.06km 消費カロリー ： 142kcal
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ポーランドのモラウィエツキ首相は2/24(金)、ウクライナを訪問。ゼレンスキー大統領との会談後に開いた共同記者会見で、ドイツ製戦車「レオパルト２」４両を保有国として初めて引き渡したと明らかにしました。同戦車の実戦配備はまだ先ですが、ウクライナは今春にも着手する領土奪還作戦の主力と見込んでいます。ゼレンスキー大統領は「新たな強力な動きの始まりにする」と強調。ポーランドは戦車「PT91」60両も提供するとしています。ドイツ国防省は2/24(金)、ドイツ軍が支援する「レオパルト２」の供与数を４両増やし、計18両にすると発表。スウェーデンも同日、ウクライナに10両前後の「レオパルト２」と防空システムを供与すると発表。
イギリス国防省はロシアがここ数週間で作戦を変更し、領土の獲得よりもウクライナ軍の戦力低下に焦点を当てていると分析。長期戦に持ち込み、ウクライナ軍を疲弊させる狙いがあるとしています。同省によると、ロシアは2022/2/24(木)にウクライナの全土掌握を目指して侵略を始めましたが、４月までに失敗と認識。東部と南部での支配拡大に焦点を当ててきましたが、進展は遅く、犠牲も大きいと指摘しました。
国連安全保障理事会は2/24(金)、ロシアのウクライナ侵略開始１年を機に閣僚級会合を開催。中国代表が早期の全面的な停戦と対話の再開を呼びかける「中国の立場」を説明。ロシア代表はこれを歓迎。アメリカ代表はだまされるなと訴え、中国とロシアの連携への警戒心をあらわにしました。中国の戴兵国連次席大使は会合で、中国外務省が発表した「中国の立場」を紹介。ロシアとウクライナの双方に「一刻も早い停戦と無条件での対話再開」を呼びかけました。ロシアのネベンジャ国連大使は「中国の提案のような真の努力を歓迎する」と応じました。一方、アメリカのブリンケン国務長官は「一時的、無条件での停戦の呼びかけにだまされてはいけない。ロシアに次の攻撃に備える時間を与える恐れがある」と警戒を呼びかけました。ブリンケン国務長官はまた、「いかなる国も侵略を支援しながら平和を呼びかけるべきではない」とも訴えました。中国はロシア産原油を購入し、ロシアの継戦能力を支えてきました。ロシアへの武器供与を検討中だとも報じられています。
バイデン大統領は2/24(金)、ロシアとウクライナに停戦を促した中国の仲裁案は「プーチン大統領が歓迎している。これがいい案であるはずがない」と指摘。「実現した場合にロシア以外に利益を得るものがあるとの示唆が一切なかった」と批判。「ウクライナにとっては全く不条理なこの戦争の結末について、中国が仲裁交渉を行うことは合理性がない」とも述べました。ウクライナの求めに応じて「F16」戦闘機を供与することは「今はない」と否定した一方で、将来の可能性に含みを持たせました。
G7（先進７カ国）首脳は2/24(金)深夜、テレビ会議を開き、ウクライナへの侵略を続けるロシアへの制裁強化とウクライナ支援の継続を確認。終了後に発表した首脳声明で、中国などを念頭に、第三国に対して対ロシア支援の停止を要請。要請に応じなければ深刻なコストに直面するとの警告も発しました。テレビ会議は侵略開始から１年経過したことを受けて議長国の日本が主催し、2/25(土)未明にかけて約１時間半行われました。岸田首相は会議で「厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を通じ、法の支配に基づく国際秩序を堅持するG7の確固たる決意を示す」と強調。さらに、「第三者からロシアへの軍事的な支援を防ぐことも重要だ」と語りました。首脳声明ではロシアに対し、「ウクライナの領土全体から即時、完全かつ無条件に部隊を撤退させる」ことを要求。G7や同志国で実施してきた対ロシア制裁を維持・強化し、今後、数日から数週間のうちに新たな経済的な措置を講ずるとしました。具体的にはエネルギー収入の制限や金融機関への追加的な制裁を挙げ、ロシアのダイヤモンド輸出に関するさらなる措置に取り組む方針も示しました。制裁の実効性を高めるため、「実施調整メカニズム」設立で 迂回 を防ぐ方針を打ち出し、G7や同志国以外の第三国にロシアの戦争への物的支援の停止を求めました。アメリカは中国が対ロシア武器供与を検討しているとみており、これを牽制する狙いがあるとみられます。また、ウクライナが被った損害はロシアが支払う必要性を確認。そのため、G7各国は紛争解決まで管轄下のロシアの国家資産を凍結するとの決意を示した。 ロシアによる核兵器を含む大量破壊兵器の使用は「厳しい結果につながる」として、改めて警告しました。ウクライナに対しては防空システムや弾薬、戦車など、差し迫った軍事・防衛装備のニーズへの支援に関与を継続するとしました。
モルドバ国防省は東部の親ロ派支配地域トランスニストリアでウクライナから直接の脅威は受けていないとして、同国が侵攻を計画しているとのロシアの主張を一蹴。ウクライナと境界を接するトランスニストリアでは1990年、多数派のロシア系住民が「沿ドニエストル・モルドバ共和国」の分離独立を宣言。1991年12月にロシア軍の支援を受けてモルドバ政府軍との紛争になり、1992年７月に停戦協定が成立。以来、ロシア軍が駐留しています。モルドバ国防省は親ロ派支配地域でのすべての出来事、活動、変化を監視しているとした上で、「現在、トランス二ストリアの軍事的な安全保障に直接の脅威は受けていない」ことを確認していると述べました。さらに、偽情報を拡散する狙いは、モルドバ国内に混乱を引き起こすことにあると指摘。
ロシア外務省はモルドバ東部の親ロ派支配地域に駐留するロシアの平和維持軍に対するいかなる脅威的な行動もロシアへの攻撃と見なすと西側諸国に警告。旧ソ連構成国モルドバは東部にロシアが軍を駐留させる親ロ派が自称する「沿ドニエストル・モルドバ共和国」を抱えており、ロシア国防省はウクライナが偽旗作戦を展開して沿ドニエストルに侵攻する計画だと非難。モルドバ政府はこれを否定し、国民に平静を呼びかけています。ロシア外務省は「アメリカ、および、NATO（北大西洋条約機構）加盟国とウクライナを保護する国に対し、さらなる無謀な行動を取らないよう警告する」とし、「彼らの安全を脅かすいかなる行動も、国際法上、ロシア連邦への攻撃と見なされる」としました。
NSC（アメリカ国家安全保障会議）カービー戦略広報調整官はロシアがイランとの軍事協力を強化する一環として、ウクライナ侵略用の兵器供与の見返りとして戦闘機の提供を検討していると明らかにしました。イランは核開発をめぐる西側諸国の制裁で孤立する中、ウクライナ侵略用の兵器を提供する見返りにロシアの支援で軍事力を強化しようとしています。ロシアはイランに対し、戦闘機以外にもミサイルや電子機器、防空システムなどを前例のない規模で提供する可能性があり、対するイランはロシアから新たに攻撃ヘリやレーダー、訓練機など計数十億ドル相当の軍装備品も購入しようとしていると指摘。「相互支援を懸念していたが、現実のものとなりつつある」と述べました。また、イランが既に無人機数百機や火砲、戦車用砲弾を提供するなど、ロシアへの軍事支援を拡大しているとの見方を示しました。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
【話題】
［ COVID-19 ］ 新潟県新規感染者394人──新潟市は148人（医療機関132人、陽性者登録、フォローアップセンター16人）
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/02/25 08:30 （生）
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［ BMI ］20.3［ 体脂肪率 ］7.0％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 2,860歩 距離 ： 2.06km 消費カロリー ： 142kcal
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