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ウクライナ ロシア軍の有毒化学物質装填弾薬の使用急増と非難

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナは2/9(金)、ロシア軍による有毒化学物質を装填した弾薬の使用が急増していると非難しました。今年1月だけで200回以上に上ると主張しています。ロシアはウクライナでの化学兵器の使用を否定すると同時にウクライナ軍が化学兵器を使用していると非難していますが、ウクライナ側も否定しています。双方とも証拠を出していません。ウクライナ軍関係者は「ロシア連邦による有毒化学物質を装填した弾薬の使用は815件記録されている。このうち2024年1月のみで229件に上る」と明かしました。これとは別に南東部の軍事作戦を指揮するタルナフスキー氏はロシア軍が化学物質を装填した弾薬をドローン(無人機)で運んでいると指摘。2/8(木)にはクロロピクリンという化学物質が使用されたとしました。

 SBU(ウクライナ保安局)がロシア・クラスノダール地方の製油所2カ所を攻撃したと明らかにしました。ロシア非常事態省は同日未明にこのうち1カ所で火災が発生したと明らかにしていました。ロシア国防省は2/9(金)未明にクラスノダール地方のほか、ブリャンスク、クルスク両州、黒海などにドローン(無人機)19機が飛来したと発表。ウクライナはロシアのインフラ施設への攻撃を強めているとみられ、1月にはレニングラード州の燃料生産設備やクラスノダール地方の製油所で火災が発生しています。

 ハルキウ州のシネグボフ知事は2/10(金)、州都ハルキウにロシア軍のドローン(無人機)攻撃があり、少なくとも7人が死亡したと発表。死者には生後6カ月の乳児や4歳と7歳の子どもが含まれます。シネグボフ知事は石油施設が攻撃され、燃料漏れが起きていると述べました。大規模な火災が発生し、15軒ほどの住宅が燃えたとの情報もあります。ロシア軍は31機のドローンで攻撃しましたが、ウクライナ軍はこのうち23機を撃墜したということです。ゼレンスキー大統領は「ロシアは奪ったすべての命に対し、責任をもたなければならない」と強く批判しました。

 ラトビアのカリンシュ外相は2/9(金)、東京都内でインタビューに応じ、ロシアによる侵略を受けるウクライナに関し「武器を捨てれば国が消滅する」と強い危機感を示しました。カリンシュ外相はウクライナが敗北すれば、ロシアの脅威は周辺国にも及ぶと警告。「ロシアを止めなければならない」と語り、各国の援助拡大が必要だと訴えました。ラトビアは旧ソ連から独立したバルト3国の一つでロシアと国境を接します。GDP(国内総生産)の約1%をウクライナ支援に充てており、人道支援に加え、武器供与も積極的に進めてきました。カリンシュ外相は「ラトビアはヨーロッパで最も裕福な国ではないが、極めて高水準の援助を続けている。われわれができるなら、他の国もできるだろう」と強調。ウクライナに対するEU(ヨーロッパ連合)の弾薬供給計画やアメリカの支援が停滞する中、各国政府に一層の努力を求めました。また、「ラトビアは2024年にGDPの2.4%を国防費とし、2027年までに3%に引き上げる目標を掲げており、前倒しで達成できる可能性もある」と説明。NATO(北大西洋条約機構)加盟国の多くが国防費をGDP比2%以上に増やす目標を達成できずにいますが、ラトビアはNATOの一員として十分な責務を果たしているとアピールしました。カリンシュ外相は「1991年にラトビアは旧ソ連から独立したが、その歴史から、他国と協力し、できるだけ多くの友人を持つことが非常に重要だという教訓を学んだ」と述べた。その上で「自由、民主主義、法の支配という価値観を共有している」として、日本との外交・経済面での関係強化に意欲を示しました。

 バイデン大統領は2/9(金)、ホワイトハウスでドイツのショルツ首相と会談し、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援継続で一致しました。バイデン大統領は「もし、アメリカ議会がウクライナを支援しないという失敗を犯せば犯罪的怠慢に近い」と述べ、追加支援予算を阻んでいる野党・共和党に対応を促しました。アメリカの支援予算は既に枯渇。下院で多数派の共和党が追加の予算承認に慎重で、途絶えている軍事支援の再開のメドは立っていません。ショルツ主張は西側諸国の支援がなければウクライナは自国を守れないと強調し、「アメリカ下院が大統領の意向に沿って必要な支援を決めるよう望む」と語りました。プーチン大統領がアメリカのテレビ局の元司会者とのインタビューで侵略を正当化したことに関し、ショルツ主張は「ばかげたインタビューだった。この戦争について常に多くのウソをついている」と批判しました。

 ポーランドのコシニャクカミシュ国防相は2/9(金)、プーチン大統領がポーランド侵略の意図を否定したことについて、「信ぴょう性はゼロだ」と一蹴しました。プーチン大統領は2/8(木)に公開されたアメリカのテレビ局の元司会者カールソン氏によるインタビューで、「ポーランドにもラトビアにも、他のどこにも関心はない。なぜわれわれがそのようなことをするのか。全く興味がない。脅威が迫っているといううわさを利用して恐怖心を引き起こす情報操作にすぎない」としました。コシニャクカミシュ国防相はプーチン大統領のコメントについて問われると、「信ぴょう性はゼロだ」と指摘。「何であれ、われわれの警戒を緩めることはできない。そのような言葉はむしろ逆効果だ」「人はうそをつく時ほど雄弁になるので、特にこうした言葉については強く疑わなければならない」と述べました。

 ウクライナのダニロフ国家安全保障・国防会議書記は、1月下旬にロシア・ベルゴロド州で墜落したロシア軍輸送機に「(ウクライナ人捕虜65人は)乗っていなかったと断言できる」と述べました。2/9(金)のウクライナメディアのインタビューで表明しました。ロシア国防省は交換を控えたウクライナ人捕虜が搭乗し、全員が死亡したと発表。これについてダニロフ国家安全保障・国防会議書記はもし事実ならロシア側はウクライナを非難するため「(遺体と分かる)映像を公開したはずだが、何も示していない」などと不審点を挙げました。ウクライナ側は墜落当日の捕虜交換が中止されたことは認めましたが、ダニロフ国家安全保障・国防会議書記はリスト上のウクライナ人捕虜の安否は「分からない」と述べるにとどめました。輸送機を巡り、ロシアのプーチン大統領は1月末、ウクライナ軍がアメリカ製の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」で撃墜したと発言していました。一方、ロシアとウクライナは2/8(木)、各100人の捕虜交換を実施。墜落後の交換は1月末に続いて2回目。

▼読みもの

【メディア】
[ ネット ] 2024/02/10 17:00 (生)
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[ テレビ ] 2024/02/09 19:30 (録画・録音)
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【ヘルス】
[ BMI ]20.9[ 体脂肪率 ]9.9%[ 内臓脂肪 ]4.5
 歩数 : 8,733歩 距離 : 6.29km 消費カロリー : 380kcal

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