ウクライナベラルーシ国境沿いに竜の歯／ウクライナ軍 50万人規模の動員提案：新潟ひとり暮らし：SSブログ

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ウクライナベラルーシ国境沿いに竜の歯／ウクライナ軍 50万人規模の動員提案 [編集]

　プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。イギリス国防省は12/20(水)、ロシアと戦うウクライナが防衛強化のため前線の要塞化を進めていると指摘。12月中旬までにロシアを支援するベラルーシとの国境沿いに「竜の歯」と呼ばれる戦車阻止ための障害物や有刺鉄線、対戦車壕を設置したといいます。夏に開始した反転攻勢が膠着し、長期戦を見据えていることが背景にあります。ゼレンスキー大統領は11月下旬以降、ロシア軍とにらみ合う東部や南部で要塞建設を急ぐよう呼びかけてきました。

　ロシア大統領府のペスコフ報道官は12/20(水)、ロシアとウクライナの和平交渉には現在のところ根拠がなく、ウクライナが提案した和平案はロシアを排除した不合理なものと述べました。ゼレンスキー大統領は2022年10月、同国南東部４州を一方的に併合したロシアのプーチン大統領と今後協議することを「不可能」とする法令に署名。ペスコフ報道官はゼレンスキー大統領の「平和の公式」として知られる和平案はロシアの関与なしに和平を見出そうとするもので、欠陥があると主張。「控えめに言っても、これは不合理なプロセスだ」としました。

　ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は12/21(木)、今年６月に始まったウクライナ軍の大規模反転攻勢は多大な損害を出して失敗したと述べ、西側諸国の武器供与は戦況を変えることはできなかったと強調しました。

　ゼレンスキー大統領が12/19(火)、軍による45～50万人の追加動員提案を明らかにしたことを巡り、国民の間では複雑な受け止めが聞かれています。多くはロシアと戦うためにはより多くの軍隊が必要との点に同意しているものの、西側諸国からの軍事支援が拡大されない限り無意味だという意見もあります。ゼレンスキー大統領はこれは「非常に慎重に扱うべき」問題であり、軍と政府が議論して議会に提示するかを決定すると語りました。こうした動きは反対する人々からの反発を招く恐れもあります。キエフ国際社会学研究所フルシェツキー事務局長はウクライナ国民の65％以上がさらなる大規模な動員を強く支持するか、どちらかと言えば支持するとの世論調査結果を公表。しかし、この数字は戦時下において「社会的に望ましい」対応を望む人々によって歪められている可能性があるとも指摘しました。

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