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ゼレンスキー大統領 10月の議会選挙実施は不可能/ウクライナ軍 南部戦線 トクマクへ向け進軍

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は8/27(日)、10月に予定されている最高会議(議会)選挙について、戦時下での実施は不可能であるとの見解を示しました。ゼレンスキー大統領は「選挙は軍人や国外避難者を含めた全国民の投票権が保障された場合のみ可能だ。外国の選挙監視団も必要だ」と述べました。「権力を維持したいからではない」と強調し、3年以上は延期しない考えも述べました。ウクライナ政府は8/17(木)、ロシアの侵略開始を受けた戒厳令と総動員令を11/15(水)まで90日間延長すると決めています。また、ゼレンスキー大統領は戦時下の汚職に対する罰則強化を議会に提案すると明らかにし、戦時下の汚職を「国家反逆罪と同等とする」内容だと説明。「議会が賛同するか分からないが、民主主義社会の発展のため提案する」と述べました。

 ウクライナ軍の報道官は8/27(日)、ロシア軍への大規模な反転攻勢としてザポリージャ州の激戦地ロボティネから進軍を続けていると発表。南部戦線は起点の同州オリヒウからロボティネ近郊の約15kmまでの範囲が激戦地とみられており、一帯ではロシア軍が地雷原や塹壕などの防御陣地を築いています。ウクライナ軍は8/22(火)にロボティネを奪還した後、要衝トクマク方面に前進しています。40回以上の戦闘があり、ロシア軍は地上戦ではウクライナ軍の前進を阻止できないため、空爆の数を増やしているといいます。

 プライベートジェット機の墜落により死したロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の短い40秒のインタビュー動画が公開されました。動画はロシアの軍事ブロガーとのインタビューの一部で、4/29(水)に公表されていたものが、ワグネルのチャンネル「グレイゾーン」で公開されました。その中でプリゴジン氏はロシアは大惨事に瀕していると指摘。国防を支配している層が上にごまをするのをよしとしない誠実な者を徐々に排除していることを理由に挙げました。「今や我慢の限界だ。なぜ正直に話しているかというと、この国で生きていく人々の前でそうする権利がないからだ。彼らはだまされている。わたしを殺した方がいい」と語りました。さらに「しかし、私はうそをつくつもりはない。ロシアは大惨事に瀕していると正直に言わなければならない。手を打たないと、飛行機は空中分解してしまうだろう」と述べました。公開後数時間で多くのコメントが寄せられ、プリゴジン氏が自分の運命を予感していたとか、今も生きている、といった声がありました。

 ロシア民間軍事会社ワグネルの関係者が管理しているとみられるSNS「プリゴジン2023」は8/26(土)、ワグネルの新しい指導者にエリザロフ司令官が就任したと投稿しましたが、ワグネルからの正式な発表はまだ行われていません。

▼読みもの

【ヘルス】
[ BMI ]19.3[ 体脂肪率 ]8.9%[ 内臓脂肪 ]1.0
 歩数 : 4,259歩 距離 : 2.97km 消費カロリー : 204kcal

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