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ベラルーシ大統領 プリゴジン氏に黄身は虫けらのように潰される

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による武装反乱で、調停に関与したベラルーシのルカシェンコ大統領は6/27(火)、国内行事での演説で調停の内幕を明らかにしました。ルカシェンコ大統領はロシアのショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長らロシア軍上層部とプリゴジン氏という「有名人の個人的対立が今回の『けんか』を引き起こした」との見方を示しました。ルカシェンコ大統領によると、反乱発生後の6/24(土)朝、プーチン大統領からの要請でプーチン大統領と電話会談を実施。ルカシェンコ大統領は「悪い平和より良い戦争の方がましだ」との格言がロシアにあることを念頭に「どんなに悪い平和でも戦争よりましだ」と持説を述べ、強硬手段を避けてプリゴジン氏と交渉するよう提案。プーチン大統領は「無駄だ。彼は電話に出ず、誰とも話そうとしない」と述べたといいます。しかし、ルカシェンコ大統領が部下や知人を介して電話を試みると、プリゴジン氏は応答。ルカシェンコ大統領が「何を望んでいるのか」と尋ねると、プリゴジン氏は「ショイグとゲラシモフを私に引き渡すようにしてほしい。プーチン大統領に会う必要がある」と述べたとしています。ルカシェンコ大統領が「彼らの引き渡しは無理だ。こんな状況ではなおさらだ」と伝えると、プリゴジン氏は「われわれが望むのは正義だ。やつら(ショイグ、ゲラシモフ両氏)はワグネルを窒息させるつもりだ。われわれはモスクワに行く」と述べたとしています。ルカシェンコ大統領は「道中で君は虫けらのようにつぶされるだけだ」と再考を促したといいます。長時間の説得の末、ルカシェンコ大統領は「君の好きにするがいい。だが私に腹を立てるなよ。(ベラルーシ軍の)旅団をモスクワに派遣する準備をしている。ロシアの混乱はベラルーシにも波及するからだ」と伝達。その上でベラルーシがプリゴジン氏を受け入れ、安全を保証する調停案を提示。これに対し、プリゴジン氏は「指揮官らと相談したい」と返答。数時間後、プリゴジン氏は提案を受け入れ反乱を中止するとルカシェンコ氏に伝えたとしています。

 プーチン大統領は6/27(火)、ウクライナ侵略に協力してきた民間軍事会社ワグネルについて、「運営費の全額を国家が賄っていた」と明らかにしました。創設者プリゴジン氏の関連会社コンコルドがロシア軍の給食事業で巨額収益を上げていたとも指摘。不正がないか調査に乗り出す考えを示し、プリゴジン氏に対する圧力を強めました。プーチン大統領によると、2022年5月から1年間だけで、ロシア政府はワグネルの維持費に862億6200万ルーブル(約1454億円)を拠出。保険金支払いの1101億7900万ルーブル(約1857億円)も肩代わりしたとしています。プーチン大統領は「関連会社のコンコルドは同じ時期、給食事業で800億ルーブル(約1348億円)を稼いだ」と説明。「この事業を通じて誰も何も盗んでいないこと、あるいは仮に盗んでいても少ないことを祈る」「もちろん全容を解明する」と述べ、調査を約束しました。

 ロシアメディアは6/27(火)、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島に創設したクリミア共和国のアクショノフ首長の話として、同半島で鉄道の線路が損傷を受けたと報じました。ロシアからの情報によると、線路が爆破され、貨物列車の先頭車両が脱線したが、負傷者はいないとしています。

 ドネツク州クラマトルシクで6/27(火)、飲食店をロシア軍のミサイル2発が直撃し、少なくとも4人が死亡。現場では救助作業が続けられています。ミサイル攻撃は現地時間午後8時ごろ発生。イェルマーク大統領府長官によると、42人が負傷したとしています。クラマトルシクはドネツク州の前線の西に位置する主要都市。ロシア軍が西に向けて進軍した場合、ドネツク州全域を占領する際の重要な目標になると見られており、63人が死亡した昨年4月の鉄道駅への攻撃を含め、頻繁な攻撃の標的になっています。その後、4人の子ども含む10人が死亡、負傷者は少なくとも61人と伝えています。

 ウクライナのイェルマーク大統領府長官は6/27(火)、ウクライナに対するアメリカ製戦闘機「F16」の供与について、年末までの受領開始は現実的との見方を示しました。イェルマーク大統領府長官は「ウクライナが年内に戦闘機の受領を開始することは現実的だと確信している」とし、「同盟国は供与の準備ができている。いくつかの技術的な問題があり、対応が進められている」と述べました。

 アメリカ国防総省は6/27(火)、ロシアによる侵略を受けるウクライナに対する最大5億ドル(約720億円)の追加武器支援を発表。歩兵戦闘車「ブラッドレー」30両や装甲車「ストライカー」25両のほか、地対空ミサイルシステム「パトリオット」や高機動ロケット砲システム「HIMARS」の弾薬、地雷除去装置などの追加供与を盛り込みました。

 ウクライナ港湾局は6/27(火)、ロシアが黒海の穀物輸送回廊の運営を事実上妨害しているため、ほぼ全ての穀物輸出をドナウ川沿いの港を通じて行う準備を整える必要があると述べました。ロシアは7/18(火)に期限を迎える黒海の穀物輸送回廊の合意延長について、一連の要求が満たされない限り延長には応じないと警告しています。ウクライナ港湾局の幹部は「ロシアが穀物回廊の運営を事実上妨害しているため、われわれは新穀の輸出量のほぼ全量をドナウ川沿いの港で受け入れる準備が必要だ」と述べました。黒海の穀物輸送回廊が機能している場合、農産物の約半分は黒海沿いの港、4分の1はドナウ川沿いの港、残り4分の1は西側の国境を経由して輸出されています。

 ウクライナ国連人権監視団は6/27(火)、ロシアが昨年2月にウクライナに侵略を開始して以来、864人の民間人を拘束し、うち77人を処刑したと発表。国連は70回の収容施設訪問と1000人以上に対する聞き取り調査に基づき、36ページの報告書を発表。ロシアが拘束した864人の民間人のうち、国連人権事務所が詳細な調査を行うことができた178人の事例では、90%以上が水攻めや感電などの拷問を受けていました。一方、ウクライナ軍が民間人を拘束した75の事例では、半数以上が拷問や虐待を受けていました。また、ウクライナの刑法改正により、そうした行為を行う裁量が大きくなったと指摘。ウクライナでは処刑の事例はありませんでした。

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 SHOWROOM──NGT48 水津菜月


【ヘルス】
[ BMI ]19.6[ 体脂肪率 ]11.0%[ 内臓脂肪 ]4.0
 ※Google Fitの日誌データなし。

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