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ゼレンスキー大統領 バフムト防衛継続表明/黒海上空でアメリカ軍偵察機がロシア軍機に衝突され墜落

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は3/14(火)、ドネツク州の要衝バフムトの攻防戦を巡り軍幹部との会合を開き、防衛を継続することを確認しました。大統領府は声明で大統領は政府高官や軍司令官らとバフムトの状況について討議したとし、「全員がバフムトの防衛を継続する共通の立場を表明した」としました。ウクライナ軍のザルジニー総司令官はバフムトの防衛は「戦線全体の防衛の安定化に向けた鍵になる」とし、「戦略的に最も重要」との考えを示しました。

 ウクライナ検察は同国を侵略するロシアのプーチン大統領やショイグ国防相ら600人以上を戦争犯罪の容疑者として捜査対象としていることが分かりました。民間人多数が犠牲になった首都キーウ近郊ブチャやマリウポリでの作戦を主導した将校らも対象になっています。ウクライナ当局はロシア軍の指揮系統を示す相関図を作成。ハルキウ州の検察幹部は昨年2月の侵略開始後に相関図をまとめ「毎週更新を続けている」と説明。現時点で相関図は横4m、縦1.5mに及ぶ。最高司令官のプーチン大統領を頂点にショイグ国防相や軍事作戦の統括司令官を兼任するゲラシモフ参謀総長らの名前が記され、写真も添えられています。

 アメリカ国防総省は3/14(火)、黒海上空の国際空域を同日飛行していたアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」がロシア軍戦闘機「Su(スホイ)27」に衝突されたと発表。アメリカ軍は「MQ9」が損傷を受けたことから、国際海域に落下させることを余儀なくされたとしています。通常の偵察活動をしていた「MQ9」に対し、2機の「Su27」が接近して30~40分間近く飛行し妨害。燃料を放出して「MQ9」の飛行を妨害するなどしたといいます。さらに、「Su27」のうち1機が「MQ9」のプロペラに接触。アメリカ軍は「MQ9」が通常の飛行が難しいと判断し、機体を海上に落下させました。アメリカはロシア軍に対し「無謀な行為」だと非難しました。これに対し、ロシア国防省は「ロシア軍機は搭載兵器を使用しておらず、無人機とも接触していない」と撃墜を否定する声明を発表。

 NSC(アメリカ国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官はウクライナに面した黒海上空でロシア軍によるアメリカ軍機への妨害行為は珍しくないと指摘。この数週間もロシア軍が妨害行為を繰り返してきたことを明らかにしました。カービー戦略広報調整官は「Su27」の操縦士が機体を「MQ9」に衝突させたことに関し「黒海上空の飛行を断念させる意図なら失敗に終わる」と断言し、威嚇に動じない姿勢を強調。アメリカ軍はこれまでもNATO(北大西洋条約機構)加盟国の防衛のためウクライナに接するルーマニアなどに「MQ9」を展開し、偵察活動を実施してきました。アメリカ軍がウクライナ侵略を続けるロシア軍への警戒を強める中、黒海上空を含めヨーロッパ地域に展開するアメリカ軍機への妨害行為や挑発行為がさらに続けば、軍事的エスカレーションの引き起こす可能性があります。アメリカ軍が落下させた「MQ9」を巡り、アメリカ国防総省のライダー報道官は「現時点でロシアは回収していない」と述べましたが、アメリカ軍の対応については説明を避けました。一方、アメリカメディアは関係者の話として、アメリカ側が「MQ9」のソフトウエアを消去し、機体の引き揚げ方法を検討していると報じました。ただ、偵察や監視を担う「MQ9」は高度な技術が使われていて、ロシア軍が回収すれば技術やシステム情報が漏洩します。無人機を巡ってはイランが2016年撃墜して回収したアメリカ無人偵察機の技術を転用し、爆撃能力を備えた国産無人機の量産に成功した事例もあります。技術力を高めたイランは現在、ロシア軍に無人機を供与してウクライナへの攻撃を支えています。今回の「MQ9」がロシア軍によって回収されれば、技術や情報の漏洩に加え、ロシア軍の無人機開発を加速させる恐れもあり、アメリカ・ロシアの緊張がさらに高まる可能性もあります。

 プーチン大統領は3/14(火)、ロシアは国家存続そのものを賭けてウクライナで戦っていると述べ、西側諸国がロシア崩壊を企んでいるとの主張を改めて展開しました。プーチン大統領はモスクワから東に約440kmの距離に位置するブリヤート共和国を訪問し、ロシア軍向けのヘリコプターを製造する工場を視察。労働者を前にウクライナでの戦闘について「ロシアにとっては地政学的な問題ではなく、国家存続に関わる問題だ」と述べました。プーチン大統領はこれまでも西側諸国がウクライナを利用してロシアに戦争を仕掛け、ロシアに戦略的敗北をもたらそうとしていると非難しています。同国のショイグ国防相もモスクワ近郊の精密誘導ミサイルの製造工場を視察。「課題は一つだけだ。製造を倍増させることが必要だ」と、ミサイル製造を急ぐよう指示し、ロシアのミサイル不足が浮き彫りとなりました。

 プーチン大統領は3/14(火)、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で昨年9月に起きた爆発によるとみられるガス漏れの現場近くで、爆発物起動に使われたとみられるアンテナのようなものが見つかったと述べ、国家が関与したテロ行為だと改めて主張しました。パイプライン建設と運営に参加したロ企業ガスプロムがデンマーク政府の許可を得て約30km離れた地点から現場周辺を調べたところ、パイプの接合部分が大きく破壊され、近くにアンテナのような柱があったといいます。

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[ BMI ]20.5[ 体脂肪率 ]8.1%[ 内臓脂肪 ]1.0
 歩数 : 2,472歩 距離 : 1.75km 消費カロリー : 309kcal

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