ウクライナ アウディーイウカを要塞化
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ロシア軍はドネツク州アウディーイウカ周辺で多くの犠牲を出して攻勢を続けていますが、ウクライナ軍が敷設した地雷などに阻まれ、苦戦を強いられているとみられます。アウディーイウカの戦闘について、アメリカの戦争研究所は10/22(日)、ロシア軍が10/19(木)～10/20(金)の攻撃に失敗したにもかかわらず、兵力を追加投入したと指摘。イギリス国防省も同日、「ロシア軍の犠牲者は９０％増えた」と分析しました。プーチン大統領は10/15(日)にウクライナの反転攻勢について、「完全に失敗した」と決めつけました。アウディーイウカへの攻勢は是が非でも成果を得たいという政治的動機に基づいているとの指摘もあります。 同研究所はロシアの軍事ブロガーの話として、ウクライナ側はアウディーイウカ周辺に地雷を敷設し、「厳重に 要塞 化した」と指摘。ウクライナが６月に反転攻勢を開始した直後、ザポリージャ州の要衝トクマクを目指す攻撃でロシア軍の地雷に足止めされた状況と似ているといいます。ゼレンスキー大統領は10/22(日)夜の演説でアウディーイウカの現状に触れ、「多数のロシアの攻撃があるが、我々の陣地は維持されている」と述べました。ウクライナ軍は広範な領土奪還の足がかりとするため、ヘルソン州のドニエプル川で渡河作戦を続けています。
エストニメディアはエストニア軍情報機関トップのキビセルグ氏が、ウクライナ侵略を続けるロシア軍が約400万発の弾薬を保有し、１年間は戦闘を継続できるとの見方を示したと報じました。ロシアは北朝鮮からさらに約30万発の弾薬の提供を受け、長期戦への備えを進めているとも指摘しました。ロシアと国境を接するエストニアは旧ソ連バルト３国の一つで、NATO（北大西洋条約機構）の加盟国。ロシア軍が１日に使用する弾薬は約１万発と想定されるといいます。キビセルグ氏はロシア軍のここ10日間の１日平均の攻撃回数が76回に及び、数か月前の20～40回に比べて増加したと指摘。被害は大きいものの、前線を安定させるため、追加の契約軍人や志願兵を投入できる余地もあるとしました。北朝鮮による弾薬提供については、ロシアのクラスノダール地方に計30～35万発の弾薬が輸送されたと明らかにしました。ロシア軍が使用する約１か月分にあたる。キビセルグ氏は「ロシアがウクライナでの戦闘を長期間継続するため、具体的な手段を講じていることを示している」と述べました。
ウクライナの農産物生産者は新たな黒海回廊により、月に最大250万トンの食料輸出が可能になると述べました。国連などが仲介した黒海経由の穀物輸出合意からロシアが離脱した影響をほぼ相殺できると指摘。穀物輸出合意は７月に失効。ロシア側は同国産穀物と肥料輸出に課された制裁措置の解除を求めていましたが、これが満たされなかったと批判し、合意履行を拒否しています。ウクライナはそれ以降、ロシアによる事実上の封鎖を打破するため、一時的な人道回廊を設置した。ウクライナの海運関係者によると、これまでに40隻以上の貨物船がこの回廊を航行したといいます。ウクライナ最大の農業団体の幹部は黒海経由の輸出ルートはまだ完全に機能しておらず、現在の輸出量は昨年水準を下回っていると述べました。同幹部は10/22(日)、「われわれは代替輸送ルートの整備を進めており、危機的な状況でない。ロシアが参画しなくても、先月は黒海経由で輸出できた」と説明しました。さらに、「新たな回廊で（毎月）200～250万トン輸出したい。他の穀物輸送ルートと合わせた輸出量は、月に500～550万トンに達する可能性がある」との見方を示しました。ウクライナはドナウ川沿いの小規模な河川港や、東欧諸国と国境を接する陸上経由でも穀物を輸出しています。
アメリカメディアは10/23(月)、ウクライナの情報機関がロシアによる侵略開始以降、ロシア当局者や協力者を標的にした多数の暗殺を含む秘密工作を実行してきたと報じました。CIA（アメリカ中央情報局）は長年、多額の資金を投じてウクライナ情報機関の諜報能力の強化を支援し、緊密な関係を築いてきたといいます。ロシアの民族主義的思想家ドゥーギン氏の娘が昨年８月、モスクワ郊外で車の爆発で死亡した事件は、SBU（ウクライナ保安局）が計画し実行。ウクライナ側は当初、関与を否定していました。ロシアのクラスノダール市で今年７月、黒海艦隊の潜水艦の元艦長が射殺された事件は、ウクライナ国防省情報総局が実行。５月にモスクワ中心部のクレムリン（大統領府）が受けた無人機攻撃なども、情報総局が行ったといいます。アメリカ当局者は個別の工作にCIAが関与していないと強調。SBUは報道について「コメントしない」としています。
▼読みもの
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/10/24 18:58 （録画・録音）
BS日テレ──深層NEWS
［ テレビ ］ 2023/10/24 20:00 （おっかけ）
BSフジ──プライムニュース
【ヘルス】
［ BMI ］20.1［ 体脂肪率 ］7.5％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 5,305歩 距離 ： 3.74km 消費カロリー ： 228kcal
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エストニメディアはエストニア軍情報機関トップのキビセルグ氏が、ウクライナ侵略を続けるロシア軍が約400万発の弾薬を保有し、１年間は戦闘を継続できるとの見方を示したと報じました。ロシアは北朝鮮からさらに約30万発の弾薬の提供を受け、長期戦への備えを進めているとも指摘しました。ロシアと国境を接するエストニアは旧ソ連バルト３国の一つで、NATO（北大西洋条約機構）の加盟国。ロシア軍が１日に使用する弾薬は約１万発と想定されるといいます。キビセルグ氏はロシア軍のここ10日間の１日平均の攻撃回数が76回に及び、数か月前の20～40回に比べて増加したと指摘。被害は大きいものの、前線を安定させるため、追加の契約軍人や志願兵を投入できる余地もあるとしました。北朝鮮による弾薬提供については、ロシアのクラスノダール地方に計30～35万発の弾薬が輸送されたと明らかにしました。ロシア軍が使用する約１か月分にあたる。キビセルグ氏は「ロシアがウクライナでの戦闘を長期間継続するため、具体的な手段を講じていることを示している」と述べました。
ウクライナの農産物生産者は新たな黒海回廊により、月に最大250万トンの食料輸出が可能になると述べました。国連などが仲介した黒海経由の穀物輸出合意からロシアが離脱した影響をほぼ相殺できると指摘。穀物輸出合意は７月に失効。ロシア側は同国産穀物と肥料輸出に課された制裁措置の解除を求めていましたが、これが満たされなかったと批判し、合意履行を拒否しています。ウクライナはそれ以降、ロシアによる事実上の封鎖を打破するため、一時的な人道回廊を設置した。ウクライナの海運関係者によると、これまでに40隻以上の貨物船がこの回廊を航行したといいます。ウクライナ最大の農業団体の幹部は黒海経由の輸出ルートはまだ完全に機能しておらず、現在の輸出量は昨年水準を下回っていると述べました。同幹部は10/22(日)、「われわれは代替輸送ルートの整備を進めており、危機的な状況でない。ロシアが参画しなくても、先月は黒海経由で輸出できた」と説明しました。さらに、「新たな回廊で（毎月）200～250万トン輸出したい。他の穀物輸送ルートと合わせた輸出量は、月に500～550万トンに達する可能性がある」との見方を示しました。ウクライナはドナウ川沿いの小規模な河川港や、東欧諸国と国境を接する陸上経由でも穀物を輸出しています。
アメリカメディアは10/23(月)、ウクライナの情報機関がロシアによる侵略開始以降、ロシア当局者や協力者を標的にした多数の暗殺を含む秘密工作を実行してきたと報じました。CIA（アメリカ中央情報局）は長年、多額の資金を投じてウクライナ情報機関の諜報能力の強化を支援し、緊密な関係を築いてきたといいます。ロシアの民族主義的思想家ドゥーギン氏の娘が昨年８月、モスクワ郊外で車の爆発で死亡した事件は、SBU（ウクライナ保安局）が計画し実行。ウクライナ側は当初、関与を否定していました。ロシアのクラスノダール市で今年７月、黒海艦隊の潜水艦の元艦長が射殺された事件は、ウクライナ国防省情報総局が実行。５月にモスクワ中心部のクレムリン（大統領府）が受けた無人機攻撃なども、情報総局が行ったといいます。アメリカ当局者は個別の工作にCIAが関与していないと強調。SBUは報道について「コメントしない」としています。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
【メディア】
［ テレビ ］ 2023/10/24 18:58 （録画・録音）
BS日テレ──深層NEWS
［ テレビ ］ 2023/10/24 20:00 （おっかけ）
BSフジ──プライムニュース
【ヘルス】
［ BMI ］20.1［ 体脂肪率 ］7.5％［ 内臓脂肪 ］1.0
歩数 ： 5,305歩 距離 ： 3.74km 消費カロリー ： 228kcal
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