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ゼレンスキー大統領 産穀物の黒海経由輸出合意期限切れ ロシア抜きの輸出を提案

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ軍高官は7/17(月)、ロシア軍がドネツク州リマン方面とハルキウ州クピャンシク方面に計10万人以上の兵士を集中させていると指摘。ウクライナのシルスキー陸軍司令官は東部での戦況について「依然として困難だ」と説明しています。軍高官によると、ロシア軍はリマンとクピャンシクの方面に900両以上の戦車や多連装ロケット砲370基を投入しているとしています。

 アメリカのオースティン国防長官は7/17(月)、ウクライナのレズニコフ国防相と電話会談。オースティン国防長官は7/18(火)、オンライン形式でウクライナ防衛支援を協議する関係国会合を開きます。オースティン国防長官とレズニコフ国防相は会談で、ウクライナへの防空装備や弾薬の供与、長期的な支援継続などを議論する見込みの関係国会合に関し意見を交わしました。関係国会合には約50カ国が参加します。また、オースティン国防長官はアメリカの軍事支援に関する最新の取り組みを伝え、レズニコフ国防相は戦況を報告。両者は今後も緊密に連絡を取り合うことで一致。

 ロシアのプーチン大統領は7/17(月)、実効支配するクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋が攻撃され、2人が死亡したことについて「ウクライナ政権によるテロ行為だ」と非難し、「必ず報復する」と警告しました。早急な復旧とともに橋の安全を確保する新たな手段を提案するよう関係閣僚に指示。国防省は報復計画を策定中だと述べています。現地に派遣されたフスヌリン副首相は自動車道の橋桁一つが破壊され、完全復旧は今年11月になると説明。橋の鉄道部分は既に通行を再開したと報告しました。

 ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋に対する7/17(月)の攻撃を巡り、ロシア軍への大規模な反転攻勢を展開するウクライナ軍がロシア軍の補給妨害と、プーチン政権の威信失墜を狙ったとの見方が出ています。プーチン政権は黒海経由のウクライナ産穀物の輸出を巡る合意からの一時離脱を決め、余波は両国以外にも広がりそうです。7/17(月)の攻撃で道路橋は通行止め。クリミア大橋を通じたロシア軍の兵器、兵員、食料の補給は、鉄道が主に担っているものの、ロシア軍に一定の打撃となっているとみられます。ロシア外務省は7/17(月)、ウクライナ産穀物の輸出合意からの離脱理由を説明する声明で、船舶の安全な通航を確保する回廊をウクライナがロシアの民間・軍事施設に対するテロ攻撃に利用したと主張。ウクライナ軍南部方面部隊の報道官は7/17(月)、ウクライナメディアに大使、クリミア大橋の攻撃はロシア側が穀物合意からの離脱を正当化するための自作自演だったとの見方を示しました。ただ、他のウクライナメディアは「橋に到達するのは困難だったがようやく成し遂げた」とする関係者の声を交えながら、海軍と情報機関SBU(ウクライナ保安局)が関与したと報じています。

 ウクライナ南部軍司令部はロシア軍が7/17(月)深夜から7/18(火)未明にかけオデーサにミサイル攻撃を行い、これをウクライナ軍が迎撃したと明らかにしました。ロシア軍は巡航ミサイル「カリブル」6発、イラン製ドローン(無人機)「シャヘド」21機も撃墜したとしています。迎撃時にミサイルの破片が落下し、オデーサの港湾施設が損傷。ロシアが実効支配するクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋が7/17(月)に攻撃されたことへの報復とみられます。ミコライウ州では産業施設で火災が発生、迎撃時の破片落下が原因の可能性があります。オデーサへのミサイル攻撃では、港湾施設のほか、複数の一般住宅も損傷し、男性1人が負傷、病院に搬送されたとしています。一方、ロシア国防省は7/18(火)、クリミア半島に同日未明、ドローン計28機によるウクライナ軍の攻撃があり、いずれも撃退したと発表。

 ウクライナ産穀物の黒海経由の輸出合意(黒海イニシアティブ)がトルコ標準時の7/18(火)午前0時に期限切れとなりました。ロシアは前日の7/17(月)、停止を通告していました。穀物合意は昨年7月、開発途上国での食料危機を回避するため、国連とトルコの仲介によって成立。今年5月に2か月間延長されていました。ロシアのペスコフ大統領府報道官は7/17(月)、「合意は事実上、きょうで停止した」と述べた上で、ロシア側が求める条件が満たされれば「直ちに復帰する」としていました。国連のグテレス事務総長はロシアの合意離脱について、世界中で飢餓に直面している数億人が「代償を払わされる」ことになると批判。アメリカのブリンケン国務長官は「非良心的な行動であり、食料を武器化」していると非難しました。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は海運会社は貨物船の運航を続ける用意があると伝えてきており、同国としては黒海経由の穀物輸出を維持する態勢にあると述べました。「ウクライナ、国連、トルコが共に貨物船が安全に航行できる食料回廊と貨物船検査の運用を保証できる」と述べ、国際社会にとって「脅しが通用しないことを示す機会」で「ロシアの狂気からの保護を図る必要がある」とビデオ演説で訴えました。

▼読みもの

【メディア】
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 BSフジ──プライムニュース
[ テレビ ] 2023/07/18 21:00 (録画・録音)
 BS11──報道ライブ インサイドOUT
[ ネット ] 2023/06/22 18:30 (アーカイブ)
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【ヘルス】
[ BMI ]19.4[ 体脂肪率 ]10.6%[ 内臓脂肪 ]3.5
 消費カロリー : 103kcal

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