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停戦交渉 一定の進展があるも合意せず

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。トルコのイスタンブールで行われた停戦交渉。ウクライナ側はロシアに対してウクライナの安全を保証する「新しい仕組み」を提案。トルコ、イスラエル、ポーランド、ドイツ、イタリア、カナダなどが役割を果たすことを念頭に置き、NATOには加わらず中立国を目指すとしています。また、ロシア側によると、ウクライナはロシアが支配下に置くクリミア半島、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国を自称する親ロシア派の占領地域を武力による奪還は断念すると表明したといいます。また、ロシア軍によるキーウ(ロシア語表記:キエフ)への軍事活動を大幅削減することを表明。停戦協議は一定の進展がみられました。

 ゼレンスキー大統領は停戦に向けて妥協を見せましたが、ロシアに対しては「ロシアの言葉を信用する理由はない」と不信感に変化がない様子。

 北部戦線キーウへの軍事活動の縮小を表明したロシア。ウクライナ軍の激しい抵抗もあって、ロシア軍兵士の戦死者も最大15,000人ほど、戦車300両を喪失と予想され、軍備や食料の補給もあって兵士の士気は低下。食料不足から略奪行為も行われています。北部戦線の軍事活動の縮小、部隊の後退は当初の見積もりの甘さにようやく気づいたということでしょう。

 ロシア国防省によると、ここまで表舞台から姿を消していたショイグ国防相がシルアノフ財務相と会談。軍予算の増額について協議したといいます。

 イギリスの調査研究機関によると、ロシアの戦費を最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)。5日目以降は200億~250億ドル(約2兆4600億~3兆750億円)と試算。ロシアの歳入が年間で25兆ルーブル(約31兆2500億円)程度のため、戦費が重くのしかかることは必至です。

 4/4(月)にロシアは20億ドルのドル建て債の金利・元本の返済期限を迎えます。ここまではデフォルト回避してきましたが、次は巨額なこともあってデフォルトは避けられないと予想されています。

 ロシアは破綻状態で戦費が尽きるまでに勝利をつかめるか。国の疲弊に耐えかねた市民などが蜂起し、プーチンを大統領の座から引きずり下ろすのか。いずれにせよ、中国が経済面で全面的な支援でもない限り、そう長くは侵略行為を続けることは難しそうです。



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[ BMI ]20.3[ 体脂肪率 ]8.9%[ 内臓脂肪 ]2.0
 歩数 : 3,009歩 距離 : 2.15km 消費カロリー : 163kcal

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