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ゼレンスキー大統領 西側諸国の対ロ制裁に抜け穴

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領は1/16(火)、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説し「ロシアの全てのミサイルには西側諸国からの多数の重要部品が使われている。これは事実だ」と述べました。西側諸国の対ロ制裁に抜け穴があるとの認識を示し、制裁を徹底して履行するよう訴えました。西側諸国で製造された部品がロシアに流入し、ウクライナ侵略で使うミサイルやドローン(無人機)に利用されている問題は以前から指摘されています。ゼレンスキー大統領は演説でロシアの原子力産業に制裁を科すべきだとも主張。「原子力産業が世界的な制裁を科されていないのは、西側諸国の弱さの表れだ」と語りました。また、西側諸国がさらなる緊張の高まりを懸念し、新たな武器を供与する際に慎重な姿勢をとり時間をかけたことについて、「時間を無駄にし、多くの兵士を失った」と指摘。「ロシアへの圧力を弱めるたびに戦争が長引く」と述べ、支援の継続を訴えました。

 ウクライナのシルスキー陸軍司令官は先週末、戦況が変化し、ウクライナ側が大躍進できる望みが薄れた現実を明確にしました。シルスキー陸軍司令官はウクライナ軍司令官ナンバー2。その態度は冷静沈着で、メッセージにあいまいさはありません。当初はウクライナによる夏の反転攻勢が大いに期待されていましたが、ロシアの防御態勢はほとんど崩れませんでした。ウクライナ側は一部地域で初期に数km前進するにとどまり、その後ロシア軍が他の地域で押し返しました。「われわれの目標は変わらない。われわれの拠点を維持し、敵に最大限の損害を与えて消耗させることだ」とシルスキー陸軍司令官は語りました。戦闘服に身を包み、ハルキウ州の非公開の場所で慎重に語るシルスキー陸軍司令官。侵略2年目に入るのを控え、ロシアは主導権を握ろうと目論んでいると話します。シルスキー陸軍司令官によると、ロシアは東部戦線沿いの多方面に圧力をかけており、人員と物資を大きく失いながらも、工業地帯であるドンバス地域の完全な支配権奪取を目指しています。ロシアはまた、ヘルソンおよびザポリージャ地域で失った陣地を取り戻したい意向だといいます。ウクライナ軍側は小規模な反撃を仕掛ける「積極的防衛」(シルスキー陸軍司令官)を行っています。主導権奪回に向けて攻撃の機会を見計らうことで、敵に気を張り詰めさせる戦術。両軍とも弾薬と人員を節約するために交戦は小規模になっているとシルスキー陸軍司令官は付け加えました。「大隊レベルの攻勢は非常に珍しい」とシルスキー陸軍司令官は言い、ドローンの使用拡大によって戦術の変更を余儀なくされたと語りました。ウクライナは望ましいレベルの攻撃を維持するのに十分な弾薬が無いとして、西側同盟国に追加的な供給を求めています。

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【メディア】
[ テレビ ] 2024/01/17 19:00 (録画・録音)
 日テレプラス──名探偵コナン セレクション
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【ヘルス】
[ BMI ]20.6[ 体脂肪率 ]11.6%[ 内臓脂肪 ]5.5
 歩数 : 5,527歩 距離 : 4.06km 消費カロリー : 247kcal

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