東部戦線 ロシア軍がアウディーイウカに猛攻／ウクライナ軍 特殊部隊投入してクリミア大橋破壊へ
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ軍は10/12(木)、ロシア軍が攻勢を強めるドネツク州アウディーイウカについて、自軍が堅守していると主張しました。ロシア側は先に同町で形勢が好転していると発表していました。ウクライナ側にとってアウディーイウカは象徴としても戦略面でも重要。親ロ派勢力が2014年に掌握し、ロシア側が実効支配するドネツク市に程近い。ウクライナ軍参謀本部の報道官は「わが軍は勇敢にも防衛を続けている。アウディーイウカ一帯では敵の攻撃を10回以上撃退した」と述べました。バラバシ町長は「われわれは全てに耐えた。拠点を守り、全ての攻撃を撃退した。一部の場所では、反攻も試みた」と述べました。工業が盛んで侵略以前には３万1000人が暮らしていたアウディーウカでは、2014年に親ロ派に一時的に制圧されて以降、衝突が続いています。町には損傷を免れた建物はなく、水道も電気も使用できない状態にあります。
特殊部隊を統括する国防省情報総局のユソフ報道官はウクライナ国防省が、ロシア占領下のクリミア半島に特殊部隊を集中的に投入し、兵士の上陸作戦や兵たん拠点の破壊といった工作活動を活発化させていることを明らかにしました。ユソフ報道官はロシア本土とつなぐクリミア大橋を破壊すると明言。クリミアを本拠地とするロシア黒海艦隊に打撃を与え、最終的に撤退に追い込むことが目標としました。ウクライナの反転攻勢は一進一退が続く中、特殊部隊を用いたクリミア攻撃拡大で局面転換を狙う方針が明確となりました。クリミア大橋について「不法に建設された構造物で、ロシアが兵器搬入に使っています。ウクライナの合法的な攻撃対象で橋は破壊されることになる」と述べました。ユソフ報道官によると、ウクライナは情報総局が主導し、ロシア軍の兵力供給の拠点であるクリミアの解放に向け「黒海クリミア総合戦略」を策定。同局は工作員を増員するなど特殊部隊を強化し、戦略には特殊部隊を積極投入する方針が盛り込まれました。
ハーバード大学のウクライナ研究所長でウクライナ史が専門のプロヒー教授は、2022２年２月に始まったロシアによるウクライナ全面侵略は避けられないものではなかったが、歴史的な経緯を踏まえると、こうした事態に至る可能性は極めて高かったと述べました。また、中ロ関係の強化などこの戦争で引き起こされた変化は、どのような形で戦争が終わろうと将来的に続くトレンドになるとの見方を示しました。プロヒー教授はハーバード大学デイビス・センターが10/11(水)に開催したオンラインイベントで近著「The Russo-Ukrainian War （ロシア・ウクライナ戦争）」について語りました。その中で今回の戦争は2014年２月にロシアの特殊部隊がクリミアの議会と政府庁舎を占拠した時点から「公式に」始まったとし、「帝国の崩壊に伴う戦争」という広く知られる現象の一つと定義。当時ウクライナはEU（ヨーロッパ連合）に接近しており、ウクライナがEUと連合協定を締結すれば、プーチン大統領が進める旧ソ連圏の再統合からウクライナが離脱するという背景に言及し、ソ連崩壊後の空間を再構築するというプーチン大統領の構想はまさに帝国的なプロジェクトだと語りました。プロヒー教授はウクライナが国内に保管していた旧ソ連の核兵器を放棄したことについても言及。1994年のこの決定が正しかったか、誤っていたかは議論しないとした上で、他の国による侵略を抑止する兵器として歴史的に使われてきた核兵器がウクライナから撤去されながらも、代替の抑止力が提供されなかったことで、ウクライナは極めて脆弱な立場に置かれたと指摘。ヨーロッパの中心に安全保障の大きな空白が生まれたことが、今回の戦争の前提条件の一つになったとの考えを示しました。その上で2014年のクリミア併合のほか、2008年のジョージア侵略に西側諸国が異なる対応をしていれば、2022年に始まったウクライナ全面侵略は回避できた可能性があると指摘。プーチン大統領は2021年７月の「ウクライナ人とロシア人の歴史的一体性」と題する論文で示した「ウクライナ人とロシア人は同一民族」とのスローガンの下で全面侵略を開始しましたが、ロシア帝国に由来する考えに基づく「ユートピア的な試み」で、「間違った方向にタイムマシンを進めようとしている」と語りました。
G7（先進７カ国）10/12(木)、ロシア産石油価格の上限設定の実効性確保に向け、業界に対し７項目の勧告を行いました。合同で発表した声明によると、「適切な資本を有する」保護や補償保険の要件、合意に基づく自動識別システム使用に関するプロトコル、リスクの高い船舶間貨物輸送のチェック強化などが盛り込まれています。ロシア産石油の価格上限はロシアの戦費調達阻止を目的として導入されました。
▼読みもの
【メディア】
［ ネット ］ 2023/10/13 18:00 （生）
SKE48 LIVE!! ON DEMAND──SKE48 「We're Growing Up ～2nd～」公演 杉本りいな生誕祭
［ テレビ ］ 2023/10/13 20:00 （生）
BS-TBS──報道1930
［ テレビ ］ 2023/10/13 21:00 （生）
BS11──報道ライブ インサイドOUT
［ テレビ ］ 2023/10/13 19:00 （録画・録音）
BS11──機動戦士ガンダムSEED
［ テレビ ］ 2023/10/13 19:30 （録画・録音）
BS11──機動戦士ガンダムSEED
【ヘルス】
［ BMI ］19.9［ 体脂肪率 ］9.8％［ 内臓脂肪 ］3.5
歩数 ： 4,712歩 距離 ： 3.42km 消費カロリー ： 210kcal
▼前週の投稿
▼過去の同日投稿
▼過去の同月日投稿
特殊部隊を統括する国防省情報総局のユソフ報道官はウクライナ国防省が、ロシア占領下のクリミア半島に特殊部隊を集中的に投入し、兵士の上陸作戦や兵たん拠点の破壊といった工作活動を活発化させていることを明らかにしました。ユソフ報道官はロシア本土とつなぐクリミア大橋を破壊すると明言。クリミアを本拠地とするロシア黒海艦隊に打撃を与え、最終的に撤退に追い込むことが目標としました。ウクライナの反転攻勢は一進一退が続く中、特殊部隊を用いたクリミア攻撃拡大で局面転換を狙う方針が明確となりました。クリミア大橋について「不法に建設された構造物で、ロシアが兵器搬入に使っています。ウクライナの合法的な攻撃対象で橋は破壊されることになる」と述べました。ユソフ報道官によると、ウクライナは情報総局が主導し、ロシア軍の兵力供給の拠点であるクリミアの解放に向け「黒海クリミア総合戦略」を策定。同局は工作員を増員するなど特殊部隊を強化し、戦略には特殊部隊を積極投入する方針が盛り込まれました。
ハーバード大学のウクライナ研究所長でウクライナ史が専門のプロヒー教授は、2022２年２月に始まったロシアによるウクライナ全面侵略は避けられないものではなかったが、歴史的な経緯を踏まえると、こうした事態に至る可能性は極めて高かったと述べました。また、中ロ関係の強化などこの戦争で引き起こされた変化は、どのような形で戦争が終わろうと将来的に続くトレンドになるとの見方を示しました。プロヒー教授はハーバード大学デイビス・センターが10/11(水)に開催したオンラインイベントで近著「The Russo-Ukrainian War （ロシア・ウクライナ戦争）」について語りました。その中で今回の戦争は2014年２月にロシアの特殊部隊がクリミアの議会と政府庁舎を占拠した時点から「公式に」始まったとし、「帝国の崩壊に伴う戦争」という広く知られる現象の一つと定義。当時ウクライナはEU（ヨーロッパ連合）に接近しており、ウクライナがEUと連合協定を締結すれば、プーチン大統領が進める旧ソ連圏の再統合からウクライナが離脱するという背景に言及し、ソ連崩壊後の空間を再構築するというプーチン大統領の構想はまさに帝国的なプロジェクトだと語りました。プロヒー教授はウクライナが国内に保管していた旧ソ連の核兵器を放棄したことについても言及。1994年のこの決定が正しかったか、誤っていたかは議論しないとした上で、他の国による侵略を抑止する兵器として歴史的に使われてきた核兵器がウクライナから撤去されながらも、代替の抑止力が提供されなかったことで、ウクライナは極めて脆弱な立場に置かれたと指摘。ヨーロッパの中心に安全保障の大きな空白が生まれたことが、今回の戦争の前提条件の一つになったとの考えを示しました。その上で2014年のクリミア併合のほか、2008年のジョージア侵略に西側諸国が異なる対応をしていれば、2022年に始まったウクライナ全面侵略は回避できた可能性があると指摘。プーチン大統領は2021年７月の「ウクライナ人とロシア人の歴史的一体性」と題する論文で示した「ウクライナ人とロシア人は同一民族」とのスローガンの下で全面侵略を開始しましたが、ロシア帝国に由来する考えに基づく「ユートピア的な試み」で、「間違った方向にタイムマシンを進めようとしている」と語りました。
G7（先進７カ国）10/12(木)、ロシア産石油価格の上限設定の実効性確保に向け、業界に対し７項目の勧告を行いました。合同で発表した声明によると、「適切な資本を有する」保護や補償保険の要件、合意に基づく自動識別システム使用に関するプロトコル、リスクの高い船舶間貨物輸送のチェック強化などが盛り込まれています。ロシア産石油の価格上限はロシアの戦費調達阻止を目的として導入されました。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
【メディア】
［ ネット ］ 2023/10/13 18:00 （生）
SKE48 LIVE!! ON DEMAND──SKE48 「We're Growing Up ～2nd～」公演 杉本りいな生誕祭
［ テレビ ］ 2023/10/13 20:00 （生）
BS-TBS──報道1930
［ テレビ ］ 2023/10/13 21:00 （生）
BS11──報道ライブ インサイドOUT
［ テレビ ］ 2023/10/13 19:00 （録画・録音）
BS11──機動戦士ガンダムSEED
［ テレビ ］ 2023/10/13 19:30 （録画・録音）
BS11──機動戦士ガンダムSEED
【ヘルス】
［ BMI ］19.9［ 体脂肪率 ］9.8％［ 内臓脂肪 ］3.5
歩数 ： 4,712歩 距離 ： 3.42km 消費カロリー ： 210kcal
▼前週の投稿
▼過去の同日投稿
▼過去の同月日投稿
