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ロシア軍 ミサイル数激減で核搭載型巡航ミサイルから核弾頭を取り外して発射か

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ウクライナ軍参謀本部は侵略を続けるロシア軍がドネツク州の3か所で部隊強化に向けた再編成を続けていることを明らかにしました。寒さが深まると地面凍結で戦車などの機動性が高まるため、数週間以内に東部での戦闘が激化するとの見方が出ています。ウクライナ軍参謀本部によると、ロシア軍は一方的に併合したドネツク州の中心都市ドネツクの北部や西部、ウクライナ軍の反転攻勢を受けて撤退した同州北方で部隊の再編成を続けています。アメリカの戦争研究所はロシア軍が最前線で数日間停滞していると指摘し、地面の凍結が進めば進軍を活発化させると分析しています。イギリス国防省はロシア軍が老朽化した核搭載型の巡航ミサイルから核弾頭を取り外して発射している可能性を指摘した。ウクライナ軍の防空強化でロシア軍のミサイルや無人機(ドローン)が多数撃墜されており、ロシア軍はおとりに使っていると見ています。

 アメリカの戦争研究所は11/27(日)、ヘルソン州のドニエプル川東岸を拠点とするロシア軍がウクライナ軍の渡河を想定して地上戦に備えている可能性が高いと指摘。衛星写真などからロシア側は河口のキンブルン半島へのウクライナ軍の上陸は防げないと判断していると分析。半島と陸続きの内陸部に塹壕を掘り防衛線を築こうとしているといいます。

 ウクライナの政権与党の幹部は「1週間以内にロシア軍がエネルギー施設を攻撃する可能性がある」と述べ、停電地域が再び広がるとの見方を示しました。

 ロシアによる無差別的な空爆でウクライナ国内すべての原発が稼働を停止し、市民数百万人の世帯で停電が発生。ウクライナ当局によると電力供給は徐々に復旧しているといいます。11/25(金)夜時点で電力の30%は止まったままだとして、当局は市民に対しエネルギー使用を控えるよう要請。ゼレンスキー大統領はキーウのヴィーシュホロドにある暖房や電力などを提供する緊急センターを訪れ、子どもたちに「勝利はすぐそこだ」と勇気づけました。そして、大統領は同日夜の演説で首都キーウのクリチコ市長を批判。「残念ながらあらゆる都市で行政の対応が芳しくない。特にキーウでは苦情が多い。控えめに言って、もっと仕事をしてほしい。もっと注意を払ってほしい。キーウ市民はさらなる支援を必要としている」。気温が低下する中、同様のシェルター設営にあたり市長の対応が不十分だったと指摘しました。

 これに対し、クリチコ市長は「特に現状では政治的な争いに巻き込まれたくない」と述べ、「かつてないほど、誰もが団結し、協力し合わなければならない。ここでは、ある種の政治的駆け引きが行われている」と懸念を示しました。大統領の側近であるアラハミア議員はクリチコ市長の説明は市民の訴えと「かなり異なる」とし、1週間以内に問題を修正し、対策センターの査察を受けるよう求めました。

 ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのコティン社長はロシア軍が占領しているザポリージャ原子力発電所から退去の準備を進めている兆候があるとの見方を示しました。同原発は今年3月からロシア軍が支配下に置き、度重なる砲撃で外部電源を喪失するなど、原子力災害を引き起こすリスクが高まっています。IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長が11/23(水)、トルコのイスタンブールでロシア代表団と会談した後のタイミングでもあり、ロシア軍の動きは明け渡しに向けたものである可能性があります。ただ、コティン社長はロシア軍が「荷造りや略奪、そしておそらくは地雷の埋設も行っている」とも語っており、はっきりとした意図は不明。

 ウクライナのシュミハリ首相の11/27(日)の発表によると、ロシア軍による11/23(水)のエネルギー施設への攻撃で全土で続いていた停電は、国内で必要な電力の8割が復旧。首都キーウではほぼ全域で電気、水道、暖房、携帯電話サービスが回復。ロシア軍から解放されたヘルソンでも17%の世帯で電気が使えるようになりました。

 ロシア軍は11/27(日)も東部への砲撃を続け、ドネツク州知事によると民間人2人が死亡、1人が負傷。スーミ州、チェルニヒウ州でも爆発がありました。ヘルソンでは11/26(土)、54回の砲撃がありました。

 アメリカ国防総省は豊富にあるロケットに取り付けられた安価な小型精密爆弾をウクライナに供給するというボーイングの提案を検討しています。アメリカと同盟国の武器在庫が縮小し、需要増への対応に苦慮する中、この案ならウクライナ側はロシアとの戦線のはるか後方への攻撃が可能となります。ウクライナは戦争が長引くにつれ、より洗練された武器への必要性が高まっています。複数の業界筋によると、ボーイングが提案した「GLSDB(地上発射型小直径爆弾)」と呼ばれるシステムは、ウクライナとアメリカの東ヨーロッパ同盟国向けとなる新しい弾薬生産計画の一つ。この計画に詳しい関係筋3人によると、「GLSDB」は早ければ2023年春に供給される可能性があるといいます。これは「GBU-39小直径爆弾(SDB)」と「M26」ロケットモーターを組み合わせたもので、どちらもアメリカに豊富な在庫があります。アメリカは射程297kmの「ATACMS」ミサイルについては要求を拒否していますが、「GLSDB」の射程150kmならウクライナはこれまで届かなかった重要な軍事目標を攻撃でき、ロシアの後方地域をかく乱することができるようになります。「GLSDB」はスウェーデンの防衛・航空宇宙大手サーブ とボーイングが2019年から共同開発・生産しています。

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【ヘルス】
[ BMI ]19.6[ 体脂肪率 ]7.9%[ 内臓脂肪 ]1.0
 歩数 : 5,200歩 距離 : 3.7km 消費カロリー : 242kcal

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