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ロシア軍による電力施設への攻撃で電気が届かない世帯半減するも600万世帯で停電継続

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。ゼレンスキー大統領はビデオ演説でエネルギーインフラを狙ったロシア軍の攻撃により、今も600万世帯以上で停電が続いていると明らかにしました。「今夜(11/25(金))の時点でウクライナの大半の地域とキーウで停電が続いている」とし、被害は全体で600万世帯以上に及んでいると述べる一方、電気が届かない世帯数は11/23(水)以降、半減したと述べました。

 EU(ヨーロッパ連合)ヨーロッパ委員会のフォンデアライエン委員長はゼレンスキー大統領と電話会談。ロシアによるインフラへのミサイル攻撃に苦しむウクライナに対し、電力や暖房の復旧と維持に向けた支援を強化する方針を明らかにしました。大型発電機40台のほか、リトアニアやラトビアから計200台以上の変圧器を提供する予定。各国の企業に呼びかけ、さらに多くの発電機などの機器を早急にウクライナに届けたいとしています。

 ヘルソン市はロシア軍の砲撃で住民15人が死亡、子ども1人を含む35人が負傷。複数の民家や高層ビルが損壊したと発表。ヘルソン州のヤヌシェビッチ知事は「ロシアの侵略者が多連装ロケット砲で住宅地を砲撃し、大型の建物1棟が燃えた」と説明。ヤヌシェビッチ知事は先に、「ロシアの砲撃が絶え間なく」続いているため、市内で入院中の患者を退避させたと述べていました。市議会は市民に州外への避難を呼び掛けています。

 ウクライナのポドリャク大統領府顧問はウクライナ軍が反撃に成功している今、ロシアとの交渉を迫る西側諸国の説得は「理解し難い」とし、降伏を求めているに等しいと批判しました。「戦場で主導権を握っている時に『軍事的手段ですべてを片付けることはできない。交渉が必要だ』と提案されるのは理解に苦しむ」と発言。そうした提案は「領土を奪還している国に対し、敗北している国への降伏を迫る」のと同じだと付け加えました。アメリカメディアは一部のアメリカ高官がウクライナ側に交渉を検討するよう促し始めたと報じています。アメリカ軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長も先ごろ、「交渉の機会」はあるのではないかとの見方を示しています。ゼレンスキー大統領はロシア軍が全領土から撤退しない限り、交渉には応じないとしています。ポドリャク大統領顧問はロシアは仲介者を通じて和平交渉を打診する一方で停戦の可能性も示唆していますが、ウクライナに直接提案したことは一度もないと指摘。「ロシアは交渉を望んでいない。『交渉』の名を借りた戦略」だとして、「単なる時間稼ぎだ。その間に動員兵の訓練や武器の追加調達を行って足場を固めたいのだろう」と主張。ここ数週間でウクライナ側が南部の主要都市ヘルソンを奪還し、ロシア軍は大敗しているにもかかわらず、プーチン大統領は依然として「ウクライナを壊滅できるという妄想にとらわれている」と指摘。そんな相手と交渉しても意味がないと断じました。

 ポドリャク大統領顧問はウクライナが西側諸国に求めている追加軍事支援は、冬に向かって「ますます重要なカギ」になると主張。ウクライナが今なお必要としているものとして、戦車150~200台、装甲車両約300台、砲撃システム100基、多連装ロケットランチャー50~70基、対空防衛システム10~15基を挙げました。さらに、射程300kmの長距離地対地ミサイル「ATACMS」があれば、今は届かないロシア側占領地域にある大規模な軍事拠点を破壊でき、「戦争終結に近づく」だろうとしました。ロシア国内の軍事目標を攻撃する必要はなく、「わが国が国境の支配権を奪還し、ロシアがウクライナを恐れた時にこの戦争は終わる」と述べました。

 ウクライナを支援するアメリカは供与した兵器の修理やメンテナンス拠点をウクライナの隣国ポーランドに設置。戦闘で損傷するなどして西側諸国が供与した約350門の榴弾砲の約3分の1が稼働していない状況が続いており、修理拠点の整備が急務になっていました。

 ウクライナ国防省情報総局はベラルーシが対ウクライナ戦に近く参戦するとの観測について「情報は誤りで、現在ベラルーシには任務を遂行できる攻撃部隊が存在しない」と否定。

 国連人権高等弁務官事務所はロシアがウクライナのエネルギー施設を主な標的に大規模攻撃を始めた10/10(月)以降、少なくとも77人の民間人が死亡、けが人272人と発表。テュルク国連人権高等弁務官は、「何百万もの人々が、ミサイル攻撃によって極度の困難やひどい生活環境に追い込まれている。国際人道法上、深刻な問題を引き起こしている」とロシアを非難。国営電力会社ウクルエネルゴは電力不足の緩和に向け、EU(ヨーロッパ連合)から電力を輸入する方針を示しました。ウクライナの電力価格は欧州より安価なため、同社は輸入価格についてEU側と調整する考えといいます。

 ウクライナ政府はロシアの侵略後に制圧地から強制移住させたウクライナ人が子どもだけで11,461人に上り、329人が行方不明との統計を発表。ロシア側はウクライナの攻撃から身を守るための避難と正当化し、プロパガンダにも利用していますが、人権団体は戦争犯罪と非難しています。

 IAEA(国際原子力機関)は停電の影響で外部電源から遮断されていたウクライナ国内の4つの原子力発電所は全て復旧したと発表。

 ロシアのプーチン大統領はモスクワ郊外の公邸でウクライナ侵略作戦で部分的動員の対象となった招集兵の母親ら約20人と面会。「痛みを共有していることを知ってほしい」と述べる一方、「われわれはロシア系住民の保護という正しいことをしている」と侵略を改めて正当化。ウクライナ侵略後、戦地に送られたロシア軍兵士の親族の間では「子どもがどこで何をしているか軍から教えてもらえない」「十分な食事や装備品が与えられているのか」などの不満や懸念が高まっていました。プーチン大統領は母親に寄り添う姿勢を示すことで、国内の動揺の沈静化を図ったとみられます。会合では母親らが兵士の退役後の待遇などについて質問。プーチン大統領は退役兵への職業訓練や雇用確保を拡大すると約束。独立系メディアは参加者の中に政権与党のメンバーや愛国主義的な活動を行う映画監督、団体幹部などが多く含まれていたと指摘しており、面会は政府の演出だったとの見方が出ています。プーチン大統領は多くの犠牲者が出ているのはウクライナ側に責任があるとし、「我々は軍事作戦の目標を達成せねばならず、疑いなく達成する」と述べ、侵略を継続する意思を強調。ロシアでは部分的動員が再開されるのではないかとの不安も根強いが、「追加動員は必要ない」と述べました。




 先週ぐらいから近くのスーパーでも店頭に並び始めた新潟初冬の味覚ル レクチェ。完熟しておいしくいただけるまで日数を要するので、この時期のご贈答品にもぴったりのル レクチェ。午前中に出かけたデッキィ401のKITAMAEにもご贈答品、家庭用のル レクチェがたくさん並んでいました。上品な甘さ、滑らかな舌触りの高級洋梨。この時期に必ず味わいたい逸品です。

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[ BMI ]19.8[ 体脂肪率 ]8.8%[ 内臓脂肪 ]1.5
 消費カロリー : 510kcal

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