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ザポリージャ原発 砲撃続く 国連事務総長 周辺での軍事活動を停止するよう呼びかけ

 プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。2014年に一方的にロシアが併合を宣言したクリミア半島の軍用飛行場で8/9(火)に起きた爆発について、アナリストのアレクサンダー氏は公開された衛星写真から、基地が何かで攻撃され、少なくとも9機の航空機が破壊されたことが分かると説明。「事故だとしたら、4~5人が同じ場所にたばこを投げ捨てるか、複数の爆弾をハンマーでたたく必要があっただろう。ほぼあり得ないことだ」と指摘。ただ、爆発の原因が特殊部隊による妨害工作だったのか、ミサイル攻撃だったのかは不明だと述べています。ロシアは事故だったと説明、ウクライナはロシアの技術的問題を揶揄し、立ち入り制限区域での喫煙が原因ではないかとコメントしています。

 イギリス国防省はクリミア半島の軍用飛行場で8/9(火)に起きた爆発で、ロシアの戦闘機8機が失われ、黒海での海軍の航空能力が低下したとの見解を明らかにしました。損害を受けた戦闘機は航空部隊全体のごく一部だが、同基地は主要な作戦基地として使用されているため、黒海の能力に影響が及ぶと指摘。基地の飛行場自体はおそらく運用可能な状態だが、周りのエリアは深刻な被害を受けたと分析しています。また、ロシア軍は爆発を受けてこの地域の脅威に関する認識を改めるだろうとしています。ゼレンスキー大統領はアメリカのメディアが匿名の当局者の話として、ウクライナ部隊が関わったと報じたことについて、「政府の軍事戦術を報道関係者に明かさないよう当局者に警告。戦争は虚栄心や声高な発言の時ではない。防衛計画について明かす情報が少なければ少ないほど、計画実行に有利になる」と述べました。

 デンマークの首都コペンハーゲンで26カ国が参加して開催された会議で、ウクライナの軍事力強化に向け15億ユーロ(15億5000万ドル)超の支援を確約したと、デンマークのボドスコフ国防相が述べました。資金は既存の兵器・ミサイル・弾薬の供給、ウクライナ向け兵器の生産拡大、ウクライナ兵の訓練、ウクライナ紛争地域での地雷除去に使用されるといいます。ポーランド、スロバキア、チェコの国防相はウクライナ向けに大砲や軍需品などの生産を拡大する意向を示しています。また、イギリスは3億ユーロの追加支援を確約。これには多連装ロケットシステム「MLRS」などが含まれているといいます。

 ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは8/11(木)、ザポリージャ原子力発電所が再び砲撃を受けたと発表。ロシア軍の攻撃とみられ、放射性物質の保管場所近辺を含め、原発周辺が5回攻撃されたといいます。負傷者はなく、原発の状況は落ち着いているとしています。ウクライナのモナスティルスキー内務相は「ザポリージャ原発は現在、無教育の専門家の手中にある」とし、悲劇が引き起こされる可能性があると警告。近隣の住民の避難など、いかなるシナリオにも備える必要があると述べています。

 国連安全保障理事会はヨーロッパ最大級のザポリージャ原発への攻撃について協議する公開会合を開催。IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長がオンラインで参加し、攻撃によって送電網の一部が被害を受け、原子炉1基が稼働を停止したと明らかにしました。専門家の初期評価では「攻撃は原発の安全性をただちに脅かすものではなかった」とした一方、状況は急変する可能性があると警告。

 国連のグテレス事務総長はロシアが支配下に置くザポリージャ原子力発電所周辺での軍事活動を停止するよう呼びかけ、軍人や軍備品を撤退させ、これ以上配備しないよう要請。ロシアとウクライナに対し、原子力施設や周辺地域を標的にしないよう求めました。「原子力施設はいかなる軍事作戦の一環としても使われてはならない。代わりに、地域の安全を確保するための非軍事化に関する安全な境界線について、テクニカルなレベルでの緊急的な合意が必要だ」と述べました。

 アメリカ国務省の報道官はザポリージャ原子力発電所周辺の非武装地帯を求めるウクライナの要求を支持すると述べ、「原発付近での戦闘は危険かつ無責任だ。われわれはロシアに対し、ウクライナの原子力施設およびその付近でのあらゆる軍事活動を停止し、ウクライナに完全なる支配権を返還するよう引き続き要求する。また、原発周辺の非武装地帯を求めるウクライナの要求を支持する」と述べました。

 ゼレンスキー大統領が7/30(土)にドンバス地方からの強制避難を命じてことについて、ベレシチュク副首相は戦闘で電力や暖房のインフラが破壊されたため、冬が来る前にドネツク州の人口約35万人のうち、52,000人の子どもを含む約22万人を避難させると表明。8/1(月)以降3,904人が避難したといいます。住民の避難はヘルソン、ハルキウ、ザポリージャなど、激しい戦闘が続く他の地域にも拡大される可能性があるとしています。

 ラトビア議会がウクライナを侵略するロシアをテロ支援国家に指定し、紛争終結に向け、西側諸国にロシアに対する一段と包括的な制裁措置の導入を求める決議を採択したことについて、ウクライナのクレバ外相はラトビア議会の決議に謝意を表明。 「他の国や組織もこれに倣うよう奨励する」と述べました。

 ウクライナ軍高官はロシア、トルコ、国連との合意に基づき穀物輸出が8/1(月)に再開して以降、約37万5000トンの穀物や食料品が輸送されたことを明らかにしました。これまでに12隻が黒海沿岸の港から出航。高官は「貨物船の航路で妨害はなかった」と説明しています。国連の担当者は200万~500万トンという穀物輸出の月間目標は今後達成可能との見通しを示しています。

 ウクライナから8/12(金)に新たに2隻の貨物船が出港。うち1隻は初めてウクライナ産の小麦を積載してトルコに向かったといいます。これまでは飼料用や燃料用の穀物輸出が大半。

 ロシアのメドベージェフ前大統領はロシア軍が制圧を宣言したルハンシク州を訪問。州とドネツク州の親ロ派武装集団トップの2人と面会。プーチン大統領の指示で訪問したと強調し、ロシアの大統領府第1副長官や情報機関・FSB(連邦保安局)長官、検察庁、内務省、連邦捜査委員会のトップも同行したと説明。ウクライナ侵略開始後、プーチン大統領側近が両州を訪れることはあったが、複数の政権幹部が集団で訪問するのは初めて。ロシアによる直接支配の強化を急ぐ目的とみられます。

 エストニアのレインサル外相ロシア人の入国を8/18(木)以降、原則的に拒否すると発表。




 今日の「マツコ&有吉 かりそめ天国」の水の話の中で、汚水を飲料水にできる携帯型浄水器「mizu-QPLUS」が紹介されました。自然災害などで水道水が手に入らない環境で、汚水を飲料水にできる浄水器は非常に助かりますね。電源不要というのもメリットです。





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[ COVID-19 ] 新潟県新規感染者3312人──新潟市は北区、東区、中央区、江南区、西区、秋葉区、南区、西蒲区の1319人


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[ ネット ] 2022/08/12 20:00 (生)
 SHOWROOM──NGT48 3期生全員出演 特別生配信
[ テレビ ] 2022/08/12 20:00 (録画・録音)
 BSフジ──プライムニュース


【ヘルス】
[ BMI ]19.5[ 体脂肪率 ]7.7%[ 内臓脂肪 ]1.0
 消費カロリー : 104kcal

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